O2センサー故障
“いつ逝ってもおかしくない”と思ってはいたのですが、とうとう壊れました。
先日ぴーぱーが四国へ行ったときのことです。
ぱーが運転中、「なんかランプが点いたんだけど」と言うので助手席からメーターパネルをのぞき込むと、なんとエンジンの形をしたランプが点いているではありませんか。(写真上)
げぇ〜、エンジンが壊れたぁ〜?
こんなランプに点かれたら冷静ではいられません。ましてや旅先でのこと、心細いことこの上ありません。心臓バクバクものです。
でも車はとりあえずいつもと変わらず普通に走っています。
そういえば「ランプの色が黄色いときは緊急性は低い。緊急時には赤く点く」と何かで読んだような覚えがあります。
深呼吸していくらか冷静さを取り戻し、その日の用事を済ませた夕方、近くの日産ディーラーへ飛び込みました。
(日本なら日産がどこにでもあるので、こんな時本当に助かります。ナビで検索したら近くに5、6件もありました。世界に行ったら数百キロ先に怪しげな修理工場が一軒あるか無いかの時もあるでしょう)
ディーラーでは即、整備工場へ連れて行かれたデイビー。待合室のガラス越しにそれを不安げに見守るぴーぱー。
PC診断機と思われるケーブルをつなげられ、若い整備士の方がPC画面とにらめっこすること30分、整備士の方がこちらにやってきました。
「O2(オーツー)センサーの一つが断線しかかっています」
そんな予感はしていたのですが、やっぱりそれか、、、。
23万キロ走っているので世界に出発する前には交換した方がいいと思っていたのですが、DIYで交換しても結構な金額がかかるので二の足を踏んでいたのです。
「交換するとどのくらいかかりますか?」おそるおそる聞いてみると。見積もりを見せて下さいました。
なんとO2センサー1個交換で5万とは、、、。
ぴーの事前学習によれば、たしかサファリにはO2センサーが全部で4個ついていたはず。1つ壊れたと言うことは、残る3個も壊れるのは時間の問題。この際交換するなら4つ全部の方がいい。全部交換したら20万コースか?でもたしかネットでは1個一万円前後だったような気がする。かと言って修理しないで関東まで走れるのか?いろいろなことが脳裏をかすめます。
そこで整備士の方にさらに伺ってみることに、、、。
すると整備士の方は、そんなぴーの疑問や不安に、丁寧にお答えくださいました。以下、その内容です。
○O2センサーは、めったに壊れる物ではないので、1個だけ交換もアリ。
○1個だけメーカーが違うセンサーが混じっても問題無い。実際ディーラーでも複数メーカーのセンサーを混ぜて交換する場合もある。
○ワーニングランプが点いていている状態では、フェイルセーフモードになっていて、エンジン出力を若干抑えている。ただ断線は一時的なものだったようで、今は直っている。でも再発するのは時間の問題。
○もし修理せずに走って帰るなら、コンピュータをリセットしてワーニングランプを取り合えず消してあげる。ただし途中でまた点く可能性はある。
○点いたままで走っていると、他の故障が起きた場合にそれに気づくことができないリスクがある。
○自分で直すなら、どのセンサーが壊れたか教えますよ!
なんと親切なお答え。これでぴーの疑問や不安はかなり解消されました。
とりあえず無修理で家まで帰って、その後自分で修理するか、それともいつもお世話になっているディーラーに修理依頼するかゆっくり考えればいいと言うことにしました。
本当にありがとうございました。
と言うことで、四国から関東まで約600km走って帰りましたが、幸いワーニングランプが途中で点くこともなく無事帰れました。よかった、よかった。
【今回の教訓】
①ワーニングランプが点いたときは深呼吸すべし。
②O2センサーが壊れても走ることはできる。
③世界に行く時はPC診断機を持って行くべし。
ワーニングランプだけでは故障の原因がわからないので。
(「O2センサー交換 べんきょう編」へ続く)
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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