O2センサー交換 べんきょう編

O2センサー交換  べんきょう編

(「O2センサー故障」からの続き)

なんとか無事に家まで帰り着いたぴーぱーですが、ここからが問題。4つのO2センサーの交換をどうするか?ディ−ラーに頼めばおそらく20万コース間違いなし。これは自分でやるしかありません。

まずはネットで勉強です。そもそもO2センサーとはどこに付いていて何をしてるのか?なにしろお金が絡むので、久々にマジに勉強しました。
その結果、解ったことは、、、。

上の図のように、サファリのエンジンは6気筒です。6つのシリンダーで燃焼した排気ガスは、3気筒ずつ2つの系統に束ねられて後ろへ送られ、排ガスをきれいにする触媒を通って、その先で1つになってマフラーから排出されます。
その途中に付いているのがO2センサーです。1つはエンジンの直後に付いていて、排ガスの中の酸素濃度をチェックして燃焼がうまく行っているかを監視しています。もう一つは触媒の後ろに付いていて、触媒がちゃんと働いているかを監視しています。一つ目を上流側、二つ目を下流側と言うそうです。サファリにはこれが2セットあるので、合計4つのO2センサーが付いているというわけです。ちなみに今回壊れたのは、上流側の片方のセンサーでした。上流側は、高温の排気にさらされるので壊れやすいようです。

調べたところ4つのセンサーには、それぞれ違う部品番号(下図の赤い四角の中の10桁の英数文字)が振られていました。つまり4つとも違う部品と言うことです。(ちなみに壊れたセンサーは、以前とは部品番号が変わったようで、今は下図のように22690AL600に変更されたようです)
それらを購入して自分で交換すればいいのです。早速日産純正部品の値段をネットで調べました。最近はamazonやMonotaROでも純正部品を購入することができるので便利です。その結果、いくらだったかというと、、、。

どっ ひゃー!15万円もします。めんたま飛び出ます。
それにしてもどうしてケーブルの先に小さいセンサーが付いただけの部品が何万もするのでしょうか?

もっと安いセンサーはないのでしょうか?さらにネットで調べます。
するとやはりありました。安いのは3,000円くらいからあります。中○製でしょうか?でも信頼性に不安を感じます。もう少し探したところ、DENSOからお手頃価格の物が売られているのを発見! 日本のメーカー製なら信頼できそうです。

ところがここで問題が、、、。
なんとDENSOからは4つのセンサーの内2つしか売られていない様なのです。(どう探してもネット上では2つしか見つからないのです)
2つはDENSOにして、残り2つは純正を買うか?その場合お値段はこうなります。

これでも出せる金額ではありません。大蔵省のぱーが許可してくれるわけがありません。でもこれが限界でしょうか?
もはやこれまで。万策尽きた感じです、、、。

 

そこから一週間は悩みました。なぜDENSOは2つのセンサーしか作っていないのだろうか?4個交換するする場合、一体どうしろと言うのでしょうか?
するとある時、ぴーの頭にこんなことが思い浮かびました。

上流側の2つ、下流側の2つは、じつは同じ物なのではないだろうか?

図で書くとこう言うことです。

だってそうですよね?排気系統が2つに分かれているだけで、それぞれについているセンサーがやってることは同じハズですよね?もしその通りなら、安いDENSO製を2個ずつ買えば良いことになります。その場合、値段はこうなります。

やったー! 4万になりました。
これならなんとか射程内です。そもそも20万だったのが、1/5になったのですから、大蔵省も納得してくれそうです。でも本当にこの考え方で間違い無いのでしょうか?あるショップにメール聞いてみたのですが、「当店では解りかねます」との冷たいお返事。まあ無理も無いことです。

かくなる上は、やってみるしかないか、、、。

(「O2センサー交換 じっこう編」へ続く)

Translate »