シャーシのさび止め塗装
デイビーの整備も大詰めです。
サスペンションなど下回りの整備はおおよそ終わったので、仕上げにさび止め塗装します。
予定では、3月のユーザー車検までに塗るつもりだったのですが、とても手が回りませんでした。
これまでデイビーは、車検毎にディーラーで下回りに油性シャーシブラック塗料を塗ってもらってきました。
下回り洗浄費用込みで、一回1万五千円程度かかります。(水性にするともう少し安かったような、、)
それでも後日、車体下にもぐっていると、塗り忘れカ所を見つけることがありました(ディーラー整備士さんも人間なので、塗り落とすこともありますよそりゃ)。
それならば、自分で納得がいくまでトコトン塗ってみるか?と言うことになりました。
塗料はコレです。
昨年夏にウインチ取り付けねじのさび止めに使用した塗料です。一缶あれば一台分充分足ります。
一缶1,600円強+ハケ@100円×6本(中3本、小3本)+下回り洗車機400円=2,600円かかりました。ディーラーよりもかなり安く上がりました。
作業の前に、ガソリンスタンドの洗車機で下回り洗浄をしました。
でも結果はあまり芳しくありませんでした。
下回りの細部に付着していたと思われる砂や泥が流しきれなくて、フレームに点々と付着して、かえって汚れたような、、、
仕方ないので、自分でホースで水かけて雑巾やブラシでこすって掃除しました。
でも乾くと、流しきれなかった汚れが見えてくる、、、これ以上は諦めました。
次は、サビ取り。
こんな所や、、、
こんな所をワイヤーブラシでこすります。
サビは局所的なもので、全体的には良好な状態のデイビーです。
バンパーに塗料が付かないように養生して、、、
塗り開始!
まずは前バンパー内のウインチ取付ボルトから。
昨年塗った甲斐あって、その後錆びの進行は止まっているようです。ヨカッタ、ヨカッタ。
中ぐらいのハケで、フレームの広い部分をどんどん塗って、、、
その後小筆で、細かいところを丹念に、丹念に、、、。
細かい部分は、アッチコッチから見て、塗り忘れが無いように丹念に塗りつぶしていきます。
疲れてくると雑になるので、休憩を挟みながら根気の作業です。
一点モンダイは、プロペラシャフトに塗るかどうかと言うこと。
昔(30年前)、会社のエンジニアの師匠が(気がつけば自分もそろそろ同じ歳)、「プロペラシャフトには、高速回転したときの振動を打ち消すために、ウエイトを貼り付けてバランス取ってある」と言っていたのを聞いたことがあります。
今の車(と言っても15年前の車)もそうなのでしょうか?
探してみたら、、、ありました。
おそらくこれがそうでしょう。鉄片が溶接留めされていました。
車っていろいろ細かく作られているんですね。
せっかく取ったバランスを塗料の重みで狂わせるのも何なので、塗らないことにしました。幸いシャフトにはサビも無いので。
3日かかって塗り終わりました。
キレイに塗れました。一応満足なレベルかな?
しかし塗料とハケをかたづけた後に、もう一度下にもぐって眺めていたら、、、
塗り忘れたカ所がある!!!
あんなに念入りに確認しながら塗ったのに、まさかの塗り忘れ。
しかも一カ所や二カ所じゃありません。
細かい部分の裏側などは、塗り残しだらけです。
いったい自分は何見てたのか?と言いたくなるほどです。ガックリ!!
今回の教訓
シャーシブラックは、プロにやってもらった方が良い。
小遣いがあるなら、そうした方がいいでしょう。
そもそもプロはハケではなくスプレーガンで吹くでしょうから、その方が細かいところや奥まったところにも塗料が行き渡ります。車の下回りは複雑すぎます。ハケでは限界があります。
プロにやってもらった後に自分で見直して、もし塗り忘れがあれば、小筆でチョイチョイと塗った方が、最初から自分でやるよりも完璧度がアップするし、時間と体力の節約になります。
マイッタ、マイッタ (*_*)。
車は仕上がってきましたが、出発できない、、、
■2022.04加筆
2年後に、懲りずに(笑)再塗装しました。併せてご覧ください(↓)
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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