世界へ!最終整備8 ブレーキオーバーホール

世界へ!最終整備8  ブレーキオーバーホール

デイビーのブレーキは、これまで毎年の車検毎にパッド清掃はしてきましたが、
今回は、4年ぶりにピストン側も分解し、ダストブーツ等のゴム部品も新品交換します。

ちなみに後輪のゴム部品は、4年前にブーツ破れしたので交換しましたが、
前輪は、手許の記録によると8年9万キロ無交換です。
なので今回は、

四輪ともキッチリ新品交換します。

なお、ブレーキパッド分解清掃手順については↓


ブレーキピストンの分解清掃手順については↓ をご覧ください。

なので詳しい作業手順紹介については、今回は省略します。

ではキャリパー分解開始!

まず前輪ブレーキキャリパーを外しました。

約三万キロの汚れ。それ程でもありません。

ピストン抜いたら、、、

いつも通り、足踏み空気入れで空気送り込んで、ピストンを抜きます。

エアー抜きバルブも外して清掃。

ピストン抜く前にコレを外すと、空気がここから漏れて、ピストンが抜けませんので気をつけましょう。
今回、ぴーよしはやらかしました・笑。

ピストン抜けたら、ピストンシールリングを取って、、、

分解完了。

8年使ったゴム部品ですが、劣化は見られません。さすがブレーキ部品は信頼性第一の品質なんですね。
でも今回は交換します。ここまでお疲れ様。

ピストンにも四年分の汚れが、、、

掃除したらキレイになりました。サビじゃ無くてよかった。なのでこれは流用。

今回買ったゴム部品。前輪用。制研製。
monotoroのコチラのページで購入しました。約2,500円。1袋買えば、前輪左右分入っています。コスパGood。

ラバーグリスと、スライドピン用グリスも付いていてさらにグーなのですが、
問題は、どっちがどっちのグリスなのかハッキリしないところ。

赤いのがラバーグリスで、オレンジがスライドピン用グリスと書いてあるのですが、どっちが赤で、どっちがオレンジか?
たぶん左が赤(ラバーグリス)で、右がオレンジ(スライドピン)だと思います。紛らわしい。←間違ってるかも。

後輪用は↓。
約5,000円。1袋買えば、後輪左右分入っています。
ぴーよし購入時は、制研製が在庫無かったので純正でコスパ悪し。

純正キットの中身。左右後輪分が入っています。

ちなみにデイビー(日産サファリ最終型WFGY61)のブレーキピストンは前後輪とも同じ物ですが、スライドピンの直径が違うので、コスパが悪くても後輪用セットを買うしかありません。

参考までに後ブレーキキャリパーの分解写真。ピストンは一個です。

話を前ブレーキに戻して

掃除したら、、、

たぶん赤と思われる方を、ピストンリングに塗り、、、

間違ってたらどうしよう、、、

もどす。

新品ブーツが光ってます。

最後にマイナスドライバーをすき間に差し込んで、ブーツ内の余計な空気を抜くと、、、

ブーツがキレイに折りたたまれます。

コレ大事。

最後にエアー抜きバルブ付けて、、、

キャリパー完成。

ブレーキホースパッキンもmonotaroのコチラのページから購入。

ブレーキホースの両側にパッキン挟んで、、、

締める。

規定トルク17〜20N/m

続いてパッド側分解!

分解して、、、

掃除して、、、

ブレーキシムグリス塗る。

スライドピン抜いて、、、

分解。

スライドピンには、片方だけにゴムチューブが被せてあります。キャリパーの下の方に付くピンです。

ピンが刺さる穴も清掃してグリス塗って、、、

ココには、キット付属のオレンジグリスではなく、いつも使用しているスミコーのラバーグリス塗りました。
間違ったグリスを塗ってしまうリスクより、これまで使用実績のあるグリスを選びました。

グリスまみれにして差し込む。

このゴムジャバラにも、マイナスドライバー差し込んで、余計な空気を抜きます。

キレイに組み上がりました。

あとは車体に取り付けて終わり。
後輪も同様に作業して、エア抜きしました。

ちなみに今回ブレーキフルードも入れ替えました。
monotaroのブレーキフルード。DOT4。

これでゴム部品は、当分はオッケーでしょう。

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