バックドア網戸作製

バックドア網戸作製

ミシンというマシンを手に入れたぴーは、前々から作りたかったけどできなかったあるものが、作れるようになりました。
それはバックドアの虫除け網です。

以前、リヤドア(二列目座席のドア)の網の作製は紹介しましたが、本当に暑い夜はそこだけ開けても足りません。バックドアを開けないと暑くて寝られないと思います。

このドアを開けて寝たい!

で今回の網は、布の網です。
コレをミシンで縫って作ります。

ジャンパーの裏地などに見かけるメッシュ生地です。穴の直径は1mm程度です。
コチラのページで購入しました。

まずは型紙作り。
新聞紙をテープで貼って形に切り抜く。

端をサインペンでなぞって、、、

切る。

こういう所の処理は、、、後で考えます。

型紙完成。

型紙を生地に重ねて、、、

型紙の外側6cmの所に線を引く。

線に沿って切って、、、

3cm幅で二回折ってまち針で固定。

つまり外周にグルッと幅3cmの筒を作るわけです。

ここで、家宝のミシン登場!

縫い開始!

ンガ、ンガ、ンガ、ンガ、とゆっくり縫う。(まだ、ジャーーーーと早く縫えない初心者のぴー)

マグネットベルト登場!
幅2.5cm、長さ45cm、厚さ4mm。11本買いました。

(ちなみにコレは一個約200円ですが、先日ダイソーに行ったら、全く同じサイズの物が100円で売っていました。もし磁力の強さが同じなら、そっちの方が買いです)

取り出すとクルクルにクセが付いているので、冷蔵庫に1時間張り付けの刑!

なんとか真っ直ぐになった。

これを周囲の筒状部分に入れていきます。

2、3本入れたら車体にマグネットを貼り付ける。
車体の角や金具の所でマグネットをハサミで切って筒をミシンで縫って閉じる。寸法よりも現物合わせ。

こういう所は、、、

上下でマグネットを切って、金具の部分はマグネット無し。でも生地がいいカンジに金具を覆ってくれる。

金具の上下部分をミシンで縫って、マグネットが移動しないようにする。

他にも、車両の鉄板の状況に合わせて貼り付ける向きを変えたり、、、

ここもマグネット無し。でも問題無さそう。

ここはマグネット有り。(無しでもいけると思います)

まあ、状況次第で臨機応変に対応して全周マグネット留め完了。

取付はうまく行きそうなので、次はジッパー縫い付け。
買ったのはこのジッパー。

大小二種類のジッパーが、二本セットで売られていますが、小さい方(#8)を使用しました。

ネットに重ねて位置確認。

生地をハサミで切る。ドキドキしながら切る。うまく付くだろうか?

ジッパーをまち針で留めて、、、

ネットの端は、一回折り返してある。

縫う。

ところが反対側も縫ったら、生地が延びるので、左右の長さが合わなくなってしまった。

ぱー先生に相談したら、「ダーツにすればいいのよ!」
ダーツ??? ダーツとは、生地を折って重ねて帳尻を合わせることのようです。いろいろインチキなワザがあるんですね。

先生のアドバイスのお陰で、なんとかジッパー取付成功!

次は、綿テープ登場!

ポリエステルなので、端っこは火であぶってほつれ防止処理。縫うよりカンタン。

ちょっと茶色くなったけど気にしない。

それでチャックの端の穴を塞ぐ&補強。

さらに切れ端をこうして、、、

蚊一匹通らないようにする。

完成!なかなか良い出来栄え。

赤ガムテとリボンで印をして位置合わせの目印にしました。

チャックを開けると少しだらしない。
でも何かをちょっと取りたいときに便利なハズ。

唯一のモンダイは、11本のマグネットが重くて、全部で1.6kgになってしまったこと。
自重でマグネットが耐えきれず落ちそうなので補強することにしました。

余ったマグネットに強力両面テープ貼って、、、

要所要所に貼る。

こうすると、ネット側と車体側がマグネット同士でくっつくので、より強くつきます。
でも厚さ4mmのマグネットを貼っても、ドアがキチンと閉まるのでしょうか?
心配無用でした。閉まりました。ドアモールのパッキングは、かなり厚みがあるので、4mmくらいは吸収してくれるようです。

たたむとこうなります。

一応満足に出来ました。
これで暑い夜の蚊や、アフリカのハエに悩まされずぐっすり眠れることでしょう。すやすや、、、。

※ドアを開け放って寝ると、防犯上ヨロシクナイので、ドアが半開きで止まるようにするチェーンが欲しいなあ、、、

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