北海道キャンプ旅行 蚊対策

北海道キャンプ旅行 蚊対策

キャンプなどアウトドアで悩まされるのが蚊です。
ぱーは刺されにくい体質ですが、私、ぴーは人一倍(いや十倍)刺されやすい体質です。
日本の蚊は刺されてもかゆいだけなので、ムヒでも塗っておけばいいですが、世界には、マラリヤ、デング熱などを媒介する恐ろしい蚊がごまんと飛んでいることでしょう。蚊対策は重要です。

そこで今回、北海道キャンプ泊に行くにあたって、世界に持っていく殺虫剤も試してみようと思い、いくつかの物を持ってきました。ところが、7月の北海道は気温が低くて蚊がいません。快適な夜がすごせるのはありがたいけれど、殺虫剤が試せないなあと思っていたら、ここ富良野の国設白金野営場に来たところ、いきなり蚊のお出迎えを受けました。
さっそく蚊に刺されて、ひーひーきゃーきゃー言いながら、困ったような、持ってきた物を試せるので嬉しいような複雑な心境です。

今回ぴーが持ってきた物は、この四種類です。

写真左端から、“フマキラー カダン ヤブ蚊バリア”。

これは自分のいる周囲の地面にスプレーすると、蚊が来なくなるスプレーです。つまり結界を張ってくれるわけです。これまで何回か、キャンプや車泊で使ってきましたが結構効果があります。これだけで、一、二時間は蚊がいない空間を作ることができますので、夕食を快適に食べることができます。でも缶が大きいので、これを世界に何本も持っていくことは無理です。マラリヤ蚊などがいる地域で本当にヤバイ時に使おうと思います。

左から二番目は、“キンチョー お肌の虫よけ プレシャワーPRO イカリジン ”。

腕や顔にプシュッとスプレーする虫除けです。これまでの忌避剤ディートよりも効果があって安全性も高い“イカリジン”という成分を使っているそうです。たしかにこれを塗ると、それまで払っても払ってもやってくる蚊が、ほとんど来なくなります。これも効果があると思います。ただ、顔につけた後、唇を誤って舐めると、とても苦い味がするので要注意です。日本の蚊相手なら、結界を張らなくてもこれだけでいける時もあります。

次が、“フマキラー どこでもベープ GO! 未来”。

これは本来、屋外で使用する虫除けですが、ぴーの経験から言わせてもらうと、屋外ではほとんど効果がありません。少しでも風が吹いていると、薬剤が吹き飛ばされてしまうからだと思います。屋外で無風になることはほとんど無いので、結局ダメなんですよね。
でも車内や屋内では、かなり効果があります。ぴーぱーは、自宅でこれを使っていますが、これを使って数分すると、床に落ちてもがき苦しんでいる蚊を見たことがあります(少しかわいそうに思いますが)。電池で動く点も、電圧が違ったり、電気が来ていない海外の安宿とかで使えるので便利でしょう。

そして最後は、「つべこべ言わずに今すぐこいつら全員抹殺!」という時に使うのが、一番右の、“キンチョー 蚊がいなくなるスプレー”です。

これは効きますよ。部屋でワンスプレーすると、飛んでる蚊がポタポタと墜落していきます。瞬殺です。あまりに効くので人体への影響が不安になるほどです。狭い車内で発射するのは本当に緊急事に迎撃する時だけにしたいと思います。

で、これらを今夜使ってみた結果ですが、あまりに蚊が多いので、4つ全部同時に使ってしまいました。たしかに蚊はほとんどいなくなり快適に夕食を食べることができましたが、具体的にどれが一番効果的だったのか、いまいちはっきりしません。でも日本の蚊に対してはこれまでの経験も踏まえて、どれもある程度の効果はあるのではないかと思います。
あとは日本の蚊には効くかもしれませんが、世界の強力な蚊に(ロシアの原野には、体長5cm位の蚊がいるそうな)、どこまで効くかは未知数です。
それから海外のホテルでは蚊帳(かや)も必須だと思います。

こんなことを書いていたら、夜の9時になってしまいました。そろそろ四つの殺虫剤の効力が切れてきたみたいで、ぴーの周りに再び蚊が集まってきました。パソコンの画面にも2、3匹歩いているヤツが、、、。そろそろ限界なので車内に避難して寝ます。

今日の宿泊地、富良野国設白金野営場。
お風呂は近くの美瑛町国民保養センター(白金温泉)に立ち寄り湯。センターの詳しいレポートは、ぱーのブログへ)

昨日と今日の走行ルート。
(昨夜は層雲峡湯元 銀泉閣宿泊。宿の詳しいレポートは、ぱーのブログへ)

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