カウルトップメンテ〜2サビ取り編

カウルトップメンテ〜2サビ取り編

「泥掃除編」のつづき

翌日です。
今日は、サビ取って、塗装して、元に戻します。
いろいろ大変だと思っていたら、

「なにか手伝おうか?」

と、珍しくぱーが言うので渡りに船。
さっそくサビ取り作業をお願いしました。

まずはカウルトップ裏の軽いサビから。

ココは、ワイヤーブラシで軽く撫でたら取れました。

続いてカウルトップ内部のサビをお願いする。

ここも少し強くこすったら取れました。

ぱーの調子が出てきたところで、いよいよ本題の激サビ部分へ。
ココはなかなか手強いハズ。

力も要るし、ブラシも入りにくい。こすってもこすっても結果を出しにくい。
がんばってね。ヨロピク!

その間ぴーは、カウルトップ裏の塗装作業。

表側から穴をマスキング。
裏返したらなんだかキレイ。

手許にあったさび止め塗料はコレ!

ボディやバンパーのチョットしたキズの補修、ボルト頭の防錆に使っています。
透明なので、目立ちにくく便利です。
今回は、これをカウルトップ裏全面に吹こうと思います。
強力な塗膜で、しっかり保護してくれるハズ。
世界旅の間も、これで安心かな?

1回目、2回目、、、。鼻歌交じりのラクチン作業。

結局3回塗りました。ピカピカにツヤが出ていい感じ。

クロード・チアリは今何してるんだろう。

そう言えば、ぱーはどうしただろう?

と思って見に行くと、
どうやら一番メンドウな作業をやらされた事に薄々気付いた様子。
みけんにシワが。ヤバイ!

みけんのシワは非公開。

なのでこのくらいで良いことにする。

ぴーも少しやってみましたが、コレが限界です。一応鉄の地金も見えてます。

みけんのシワには気付かないふりして、次はハケ塗り作業。

まずは養生。
養生には家などの外壁塗装に使用するマスカーというモノを使うと便利です。
粘着テープとビニールフィルムが一体になっていて、クルクル伸ばして切って貼って、フィルムを広げれば養生できるスグレモノ。

3分で養生完了!

で防錆には、マフラー防錆にも使ったローバル登場。

これは塗料ではなくメッキです。だから強力です。
色もグレーで好都合。

これをぱーに、ハケで塗ってもらう。
この作業なら楽しいハズ。

ローバルは塗膜の上には定着しないので、ブラシ掛けして地金が出ている部分にだけ塗る。
激サビ部分もこれでひとまず安心。

でも、こんなこと毎日やって楽しいの? という顔。

「結構楽しいです。はい」by ぴー。

ローバルが乾いたら、全体にシャシーコートを吹く。
これで元の塗膜の上にも、もう一枚塗膜を重ねることで強力に保護(たぶん)。

ワオ! 満足な仕上がり。光ってます。

カウルトップを外したら、ボンネットフードのヒンジにアクセスしやすくなったので、ついでにグリススプレーを吹いておく。
ここも何年も前から、ギ〜ギ〜言っていたのです。

錆びたタッピングねじにブラシ掛けて、、、

シャシーコート吹いて、不本意ながら再利用。

新品交換を強くオススメします・笑。

いろいろ戻して、、、

完成!

穴からのぞくとローバルが見える。

今日も一日掛かりました。

ぱーも、お疲れ様でした!

ところで最近知ったのですが、松下幸之助の言葉に、

見えない所を磨くと、見える所が光りだす。

と言うのがあるそうです。
まさにカウルトップ清掃のことだなあと思ったりして。
でもこんなこと言うと幸之助氏からは、
「これは人間磨きの言葉で、掃除の事ではない!」と怒られそうですね。

でもなんだかボンネット全体が光り出したような気がする、、、。
どの車でも2、3年に一度はやった方がいいと思います。
オススメです。

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