直らないシリーズ 燃料メーター1

直らないシリーズ 燃料メーター1

新型コロナのせいで世界旅への出発が延期され早一年。
さらにここ半年は、国境どころか県境さえも超えてません。
ぴーぱーにとっての世界は、近所のスーパーと散歩で歩く田んぼが全てです。

それでも毎日の有り余る時間を、天から授かった世界旅に向けてのさらなる準備期間と考える事として、この一年デイビーのいろいろな所を修理してきましたが、
どうしても、何やっても、ゼンゼン直らない所があります。

その一つが燃料メーター。

燃料残量を正しく表示しないのです。

満タンを指してますが、じつは半分も入っていません。

これは2019年の秋頃に壊れました。その時の様子はコチラ
そこで同年12月に日産ディーラーに入院させて、大枚はたいてタンク内のフューエルゲージを交換しました。それはコチラ

でも直りませんでした。

どういう症状かというと、メーターの針が走行中に突然グングン上がり出すのです。
数分で元に戻るときもあれば、一日戻らないときもあります。
エンジン掛けたときから上がりっぱなしの時もあれば、半日くらいは正常な場合もあります。
また誤表示は増える方だけで、減る方には誤表示しません。満タンまで振り切れる事もあれば、途中で止まる事もあります。
そして一番困った事には、誤表示している間は、

ガス欠寸前でも燃料警告灯が点きません。

どういう時に起きるのかと言うと、これがサッパリ解らないのです。
全く法則性がありません。
燃料残量、エンジン温度、気温、電圧、血圧、血液型、曜日、株価、預金残高、内閣支持率、星座、風水、、、どれにも全く関係無くランダムに発症します。

話しが少しズレてきました、、、。

国内で走っている分には、トリップメーター見れば給油のタイミングも凡そ解りますが、海外でオフロード走って極端に燃費が下がった時に誤表示されたら、ガス欠するかもしれません。砂漠の真ん中でそうなったらタイヘンです。
さらに海外では次のガソリンスタンドまで何百キロもある場合もザラですが、そんな時ガソリンが持つかどうか何時もドキドキしていなければなりません。
なので出発までにはなんとかしたいのです。

一体何が原因なのか?
唯一のヒントは、ランダムに起こると言う事です。
そこから考えられる事と言えば?

どこかが接触不良になっている?

走行中の振動で、そこが切れたりつながったりする度に、針が誤動作するのではないかと思うのです。
そこで少し前に、タンクからコンピュータまで伸びる配線のコネクターを、全部抜き差し清掃しましたが直りませんでした。

そうなると残るはあれかなあ?

メーターユニットの故障。

でもメーターユニットは非常に高いのです。10万円コースです。
どうしてそんなに高いのかというと、今の車のメーターは、単なる針と目盛盤ではありません。
多数の集積回路や電子部品の塊で、車速やエンジン回転数などあらゆる車の情報がそこに集まり処理する “第二の車載コンピュータ” と、言われています(たしか)。
なので高いのです。とても買い換え出来ません。

ところがいろいろなHPを見ると、同じような故障の原因が、メーター基板の電子部品の一つが焼けていたり、ハンダが浮いていたり、意外に単純な原因の場合が多いようなのです。
なので皆さん、基板上の焦げた抵抗を交換したり、浮いたハンダを付け直したりしてDIYで安く修理しています。

そこでぴーも、コレに一縷の望みを託して、重い腰を上げることにしました。
どうして腰が重かったかというと、メーターパネル周辺は、内装パネルが入り組んでいて、外すパネルも多そうだし、チョットでも傷つけると後々目立つし、傷つけたら心理的ショックが大きいし、ぱーにも怒られそうなので、あまり触りたくない部分だったのです。
でもこうなったらやるしかありません。

と言う事で作業開始!

まずはバッテリーのマイナス端子を外します。電気回路をイジル時のキホンです。

外した端子がバッテリー端子に触れないように、ぼろ切れ巻いて輪ゴムで止める。

まずこのネジ外して、

ここも外して、

さらに外すと、

外れる。

次は、この辺り。

外して、

外して、

外したら、

ガバッと外れる。

ネジ以外にも、ピンで何カ所か刺さっています。

でも、まだまだぁ!!

次はココ。

コッチ側は、引っ張ったら外れたけど、、、

ピンで刺さっていた。

コッチ側は、

センターコンソール周辺のネジを何本か外して、、、

ナビの十字キー引っこ抜いて、、、

おそるおそる、でも気合いでガバッと外して、

さらに現れたネジ外したら、、、

ようやく外れた。

でもまだ外し足りないようなので、
ココをこじって、、

外して、

外して、

むき出しになったウインカーレバーと、

ワイパーレバーを外す。

ツメを押しながら引っ張れば外れます。

そこまでしてようやくコレが取れた。

もうバラバラ。
元に戻せるか不安・汗。

で、ようやくメーターユニットが現れる。

ユニット周囲の固定ネジ4本外して、

養生して、

引っ張り出す。これで取れるかな?

と思ったら、裏側のコネクター3つを外さなければなりませんでした。

そりゃそうだ!

で、ようやく外れた!

ちなみに車体側。
ポッカリ穴が空いたようです。

外したメーターユニット。

ここから先は、机の上で慎重に分解します。

つづく!↓

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