25万キロ初交換シリーズ⑧ リーディングアームブッシュ

25万キロ初交換シリーズ⑧  リーディングアームブッシュ

25万キロ初交換シリーズ⑦ リヤスタビライザー」の続き。

サスペンションのゴムブッシュ交換は続きます。
今回は、フロントサスペンションのリーディングアームのブッシュです。
徐々に難易度が高そうなブッシュを交換しているのですが、いよいよこのブッシュは大きいので難航が予想されます。緊張します。

まずフロントリーディングアームとは何でしょうか?
下図の青い部分がそれです。

リーディングアームとは、前輪と車体をつなぐ棒です。
例えばブレーキを踏んでタイヤで発生した制動力は、このアームによって車体フレームに伝えられます。また四駆にしてアクセルを踏めば、タイヤで発生した前進力が、やはりこのアームから車体に伝わります。
つまり進んだり、止まったりする力を車体に伝える骨太部品なのです。

そしてその力が、車体に伝わるときの衝撃を柔らかくするために、アームと車体フレームの間に、ゴムブッシュが挟んであるわけです。ブッシュはフレームを前後からサンドイッチするように二枚入っていて、進む・止まるの両方の衝撃を受け止めるようになっています。

で現物は、コレです。

さすが太くてゴツい鉄のアームです。
そして車体フレームにつながっている根元部分のアップ写真。

ここでフレームを両側からブッシュで挟んで固定してある。

固定部分を反対側(後ろ側)から見ると、ブッシュを挟んでナットで固定されています。

今回は、この後ろ側のブッシュのみ交換します。
本当は前側も交換したいのですが、そのためにはアームを車軸に固定している太いボルト3本を外さなければなりません。しかしそれは、ぴーにはまだムリのような気がします。戻せなくなったらシャレになりません。
しかしこの後ろ側のブッシュだけなら、ナット外して→交換して→ナット戻すだけなので簡単そうです。
でもこの太いボルト、果たして緩むのでしょうか?

まずはお約束の掃除と556。

ソケットレンチで緩めますが、、、当然緩まない。
なめんなよ! と言われてるカンジ。

ちなみにこのナット、面幅24mmです。
こんなに大きなナット使うのは、車いじりでは初めてです。

いきなり600mmブレーカーバー。

バキ〜ン!と、外れました。
意外にカンタンでした。
600mmブレーカーバーは、サスペンション整備の必需品です。

ワッシャ外して、マイナスドライバーでブッシュをこじって外す。

ドーナツのように大きなブッシュが外れました。

外したアーム側を掃除。

外したブッシュ、ワッシャ、ナット。
それほど汚れていない。サビも無い。

新旧ブッシュ比較。

旧がつぶれているのは、15年間ナットで締めてつぶされていたから。
でもそれ以外は傷んだ様子も無くゴムの弾力もありまだ使えそう。

新ブッシュにシリコングリス塗る。

ナットはセルフロックナットで再使用禁止なので新品購入。

ココが緩み止めにカシメてある。

新ブッシュ、ワッシャをはめて、新ナットをねじ込む。

ここまでは手でねじ込めます。

ここから先はカシメ部分がボルトに当たるのでレンチが必要です。

しかしフロントスタビライザーの時もそうでしたが、いくらねじ込んでもブッシュがつぶれるだけで、締め込んだ感がありません。

一応、取外し前とほぼ同じ位置までねじ込んでみました。
カシメのお陰である程度の手応えはありますが、本来ココの締め込みトルクである130N・mの半分も無い手応え。

こんなのでいいんでしょうか?
ここが緩んで脱落すると即走行困難になります。アフリカのガタガタの未舗装路で緩まないのでしょうか?
しばし考える、、、

スプリングワッシャ挟むか、ネジロックで接着するか、針金でボルトの頭しばるか、、、

結局こうしました。

旧ナットもねじ込んで、ダブルナットにして緩まないようにしました。
これなら大丈夫でしょう。強烈な引っ張り力への耐性も向上したと思います。安心、安心。

思ったよりカンタンだったリーディングアームのブッシュ交換。
ここまでブッシュ交換を何カ所かやって、だんだんわかってきたのですが、水や汚れが当たりやすいカ所のブッシュは傷んでいますが、今回のようにフレームの中で守られているような場所のブッシュは傷みが少ないようです。今回のブッシュもまだまだいけそうです。
デイビーのように、雪道やオフロード走行が少ない車のブッシュは、もしかしたら倍の50万キロくらいは持ちそうに思います。つまり車両寿命がくるまで交換不要なように設計されているかもしれません。

記事数が多くなったブッシュ交換ですが、次回が最後です。(そろそろ飽きたでしょ?)
フロントショックアブソーバーのブッシュ交換です。

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