世界へ!最終整備23 フロントガラス保護フィルム貼る

世界へ!最終整備23  フロントガラス保護フィルム貼る

デイビーのフロントガラスは、じつは二枚目です。
一枚目は、数年前に首都高走っているときに、飛び石でヒビが入りました。

ばぢっ!! って音がしました。

交換で10万円近く掛かりました・泣。

世界に行ったら未舗装路で、飛び石がびゅんびゅん飛んでくるかもしれません。
もしガラスの中央にヒビが入ったら、運転できません。
ヒビが入ったまま運転すると、悪徳警官にそれをネタに罰金と言う名の賄賂をせびられるかもしれません。

そこでフロントガラスに、プロテクションフィルムを貼ることにしました。
米国BRAY社製フロントガラス保護フィルムWindshield Skinと言う製品です。
五年前に買って保管してました。出発直前に貼ろうと思ったからです。

なぜ出発直前なのかと言うと、この手のフィルムは貼ってから一年くらいしか持たないらしいからです。一年以上貼ってると、表面に細かい傷が付いて白濁するそうです。

でもこのフィルムは二枚重ねになっていて、白濁したら表面の一枚目を剥がせば、透明な二枚目が現れるそうです。
ホントかなあ?
なので、試しに小さいガラス片に貼ってみました。

カッターで、端っこを持ち上げてみたら、、、ホントだった。

一枚目を剥がすと、その下の二枚目がガラスに残りました。

宣伝文句に偽りなし!

疑って申し訳ありませんでした。これで二年は持つな。
じゃあその後はどうするのかって? 、、、わかりません・笑。

作業開始!

と言うことで、朝まで降っていた雨が止み無風のある日。
ホコリが立たずフィルム貼りに絶好の日です。

今日貼らずに何時貼るのか?

ちなみに今回の作業にあたっても、YouTubeの動画を沢山参考にさせて頂きました。
真似される方は、必ず視た方がいいです。

まずは作業の邪魔になるワイパーを外す。
取付ナットゆるめると、、、

外れる。

外したワイパーは、どっちが右で、どっちが左か解らなくならないように気をつけましょう。

続いてガラス周囲のパッキンとガラスの間の泥を古歯ブラシで掻き出す。

ここから泥が出てくると、フィルムとガラスの間に入って、きれいに貼れなくなります。

周囲を養生。

本当は幅広の紙テープで養生するらしいですが、手許に無かったので、養生テープを貼りました。
ここには後で、ヒートガンの熱風があたるので養生必須です。

続いてガラスの掃除&脱脂。

中性洗剤でゴシゴシ、キュッキュッ。

スキージーで表面にこびりついている汚れをこすり取る。

ゴリゴリ、ジョリジョリした引っかかりが無くなればOK。

水で流す。

とにかくホコリやゴミを徹底的に排除しておくのがカンジンです。

フィルムのはく離フィルムがどっちの面なのかを確認したら、、、

まずはフロントガラスより、かなり大きめにハサミで切る。

そしてガラスに被せてみる。

ここからは、はく離フィルム面を上にして載せます。つまり裏返し状態です。

さすがに大きすぎて、作業にならないので、周囲5センチ程度の所でさらに切る。

これならナントカなるか?

でも湾曲したガラスにフィルムが追随できず浮きまくりです。

ガラスとフィルムの間に施工液(中性洗剤を水でかなり薄めた液)をスプレーして、、、

これからヒートガンでフィルムを熱して、フィルムをガラスの曲面に合わせて行くのです。
フィルムは熱すると縮んで曲面に追随するようになるそうです。

熱したカ所を、軍手でなぜながらガラスに沿わせていきます。
この時、フィルム表面を傷つけないために、裏返しに置いたのです。ガラスは左右対称なので裏返しで型どりしても問題ありません。
ちなみにヒートガンはパワー最強にしました。最初半分くらいでやったのですが、フィルムが縮みませんでした。縮むとフィルム表面がユラユラ動くので解ります。

延々30分やる。

全く変わらない。

あまりの変わり無さに結構焦る。フィルムが浮きまくり。失敗か?

少し考える。
上手く行かないのは、周囲5センチの部分が付いているからではナイダロウカ?と考えて、
周囲をガラスの大きさにキチンと切ることにします。

ガラスのフチより5mm程度内側の位置で、フィルムに紙テープ貼って目印とし、、、

テープに沿って切る。

切った。

つまりガラスの周囲に5mm程度、フィルムが貼られていない部分が出来ますがいいんです。
あまりにピッタリのサイズだと、本貼りするときに、位置合わせがシビアすぎて出来ません。左を合わせると右が合わず、右を合わせると左が、、、みたいなことを、延々繰り返すハメになります。5mmでもまだシビアで苦労しました。1cmくらいでも良いと思います。
そこに運悪く飛び石が当たる確立は、巨大隕石が地球に当たる確率よりは、はるかに高いでしょうけれど、それでもかなり低いハズ・笑。

テープ剥がすと、、、

あれ?なんだかいいカンジ?

さっきまでの浮き上がりがウソのよう。ちゃんと熱成形出来ていたようです。ほっ。
もちろんさらに多少の手直しはしましたが。

なんとかなりそうな予感がしてきたので、次のステップへ。

はく離フィルムを一旦剥がして、フィルムとはく離フィルムの間に施工液をスプレー。
後で剥がしやするためです。

はく離フィルムを左右から半分ずつはがして、全面にスプレーして、戻しました。

そしたらフィルムを一旦、クルクルと巻いて、、、

脇へ保管。ただしホコリを付けないように注意。

ガラスに施工液をかけて、ゴムスキージーで清掃。最後の清掃なので、3、4回繰り返して、一つのゴミも無いようにする、、、一つも無くすことなんて無理ですけどネ。

そしたらいよいよ、フィルムを本貼りします。
さっきとは反対向きにロールを載せて、はく離フィルムを引っ張ると、保護フィルムが糊面を下にしてガラスに乗っかります。(ようするに裏返しではなく、本来の向きに貼ると言うこと)

コレが、フィルムとガラスの間に入るホコリを少なくするコツのようです。

でココで位置合わせをキチンとやったら、
再度キズ防止に表面に施工液かけた上で、
ゴムスキージーで大まかにガラスとフィルムの間の水を出して、フィルムを密着させる。

ガラス中央から周囲に向けてスキージーするのがコツ。

続いて、硬いプラスキージーにキッチンペーパー付けて、
丁寧に、力入れて、心込めて、水抜きする。
(ペーパーは傷防止と端からしみ出た水を吸い取るためです)

この作業が一番重要。水を残さず抜く。フィルムの端で浮いているカ所があればスキージーでキッチリ押しつける。または部分的に熱加えて縮める。

なかなかイイゾ。最大の山場を越えました。

最後に周囲全周軽く熱入れてフィルムを気持ち縮めておく。
コレをしないと数日後、ポコッとフィルムが浮いてくる場合があるそうです。

最後に養生取って、、、

完成!!!

そりゃまあ初めてやったので、近くで見ればホコリが少し挟まっています。
でも幸い真ん中には挟まらなかったので問題無し。傷一つ無いフィルムの表面がピカピカに反射しています。
キッチリガラス保護してくれそうです。一応満足。
これで隕石以外は大丈夫なハズ・笑。

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