本州最南端への旅〜１三人の旅準備は？

北海道への旅から親子三人で帰ってきて、その約一ヶ月後、
早くも次の旅に出発することにしました。

季節は師走。
これから冬を迎える今、海外オーバーランダー旅に出る時期ではありません。
しかも８６歳の長老と一緒では（長老は１１月生まれなので、めでたく８６歳になりました）、
さすがにアフリカを目指すわけにもいかないので、国内車旅をすることにしました。

今回は、本州最南端 制覇の旅！

と言うと、
「一体何処にいくのだろう？」と思うかもしれませんが、
本州最南端は、和歌山県・潮岬です。

ここに行こうと思ったのは、前回北海道へ行く際に、本州最北端の青森県大間岬で、
地面の地図に書いてるのを見たからです。
「最北端に行ったのだから、最南端にも行かねば」となったのです。

そうとなったら旅の準備です。
ところが長老、ぱー、ぴーよし、それぞれ一番気になる旅の準備は、人それぞれ違うのですねえ。

長老は、着ていく服のことしか考えていません。
ぱーの顔を見る毎に、

「寒そうだから、何着ていけばいいかしら、、、」

ぱーは、週間天気予報や１０日間天気をネットで見ながら、旅のスケジュール調整です。
口を開けば「この日は雨の予報だから、潮岬は次の日にして、ついては宿をこちらに変更して、、、」
そのたびにじゃらんの予約変更の繰り返し。

じゃらんにとっては、迷惑な客です。

で、私ぴーよしは、

デイビーに、荷物をどう積むかしか考えておりません・笑。

じつは今回、長老のために車いすをレンタルしました。
なので、車いすと荷物をどう積むかが、最大のテーマなのです。

と言うことで出発しました。
もちろん長老も定位置に着座。グーサインも決まってます。

平日の都内渋滞をなんとか抜け弁当休憩。

鎌倉へやって来ました。

鎌倉の道は狭くて、ややこしくて、図体のでかいデイビーには向いていません。
実際、すれ違いにハラハラしたり、曲がれなかったり、立体交差だったり、逗子マリーナに迷い込んだり、思った通りに走れません。
源頼朝は、首都の区画整理とか考えていなかったのですね、たぶん。

それでも、

江ノ島が見えてきた♫　オレの家も近い〜♫

光明寺

一箇所だけ観光します。
鎌倉と言えば大仏や、あじさいの長谷寺ですが、
そういう混雑しそうな場所に車いすで突入する勇気はありません・笑。

そこでこの寺を選びました。しかも駐車場が無料で、寺まで近かったから。
近いので、長老も車いす無しで歩き出しました。

が、階段を前にして呆然と立ち尽くす。

案の定、４段上って山門前でダウン。

山門前に座らせて、冗談で「アヤシイ人が入らないように見張っているように！」と命令して、
ぴーぱーだけで参拝してたら、
後から来た人からは「こんにちわ」って挨拶されてるし、
散歩の犬に吠えられてました。「オマエの方がアヤシイ」って、、、確かに。

でも本殿は残念ながら修理中でした。

今日の宿泊は、鎌倉プリンスホテル。

このホテルの詳細は、ぱーのブログへ↓

ぱーにしては高級ホテルを選んだものです。めずらしい。
でもぱーによると、かなり安かったそうです。

ところで車いすで来ると、ホテルスタッフの皆さんの過剰対応に、時々むずがゆくなることがあります。
今回も、車から台車に荷物降ろしていたら、まだ降ろしきっていないのに、
「お荷物お運びします！」と言って、台車を持って行かれそうになること二回。
さらに、部屋までご案内付き。

そこまでしてくれなくても。こっちはただの町人ですから。

まあ、ホテルの人の気持ちもわかります。
ぴーぱーがイベントスタッフだった頃も、
車いすの来場者が来ると、少しでも粗相があっちゃいけないと、スタッフ全員がピリピリして、
至れり尽くせりの対応で迎えたものです。
今、立場が変わると、
あれはやり過ぎだったかもとか、相手も居たたまれなかったかもとか、いろいろ思います。
あのころの自分は、車いすの人や付き添いの人の気持ちを解っていなかったのだなぁ、と思います。
（まあ、本当にそう言う援助を必要としている人もいるでしょうが）

二日目

国道１号をひたすら西へ走る。

箱根の峠越え。

富士山が近くなってきた。

夕方、富士市に到着！

ビジネスホテル アムス

このホテルの詳細は、ぱーのブログへ↓

こりゃまたドシブの宿です。
ぱーが値段重視で選んだに違いありません。
昨日の鎌倉プリンスからの落差が大きすぎて、思わず顔が少し引きつる長老とぴーよし。
この先どうなることやら、、、

昨日、今日の移動ルート。２０３ｋｍ。

ぴーよし

ぴーぱー夫婦の だんなのぴー：車担当。

四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの５０代。別名マグロよしのり。２０２０年３月退職。