ソーラーパネル車載〜3工作編

ソーラーパネル車載〜3工作編

2固定脚編」の続き

それでは工作開始!

まずはアルミアングルの代わりに棒を載せて長さを測る。

念のため車体前方でも測る。

前と後ろでこんなに違う。取り付け穴は長円にしないとダメだな。

ところでアルミアングルは充分な強度を持った太い物を使います。
理由はアルミは金属疲労しやすく振動で折れやすいからです。
間違っても厚さ1〜2mmの薄いアングルで作らない事。未舗装路走ったらすぐ折れます。
ぴーは高校生の時分、愛車(自転車)の鉄部品が折れたので、厚さ2mmのアルミで同じ形の部品を作って走ったら5分で折れて驚きました。(当時自宅周辺は未舗装だった)
なので理想的にはアングルは5cm×5cm×5mm厚くらいを使いたいところ。でも手持ちがありません。買えば5千円はします。

そこで手許にあった、8cm×4cm×4mm厚のコの字チャンネルを縦に切ってアングルにすることにしました。
図に書くとこう言うことです。

でも約1.25mも切らねばなりません。車幅広いからね日産サファリ。

久々登場のスライド丸ノコ。

使い古しのアルミチャンネルなので汚れている。

1.25mに切断。

端材も切って、材料が揃った。
ここまでは電気の力で鼻歌モノです。

ここからが地獄。これを人力で縦に1.25m切らねばなりません。(スライド丸ノコでは、こんな長さは切れないので)

黒線で切る。

気分が重い。でも切らねば。

しばらくすると、弓が当たって切り進めなくなる。

道具を換えて切り進む。
でもここからが長かった。
下の写真のノコは非力なので、1cm切るのに5分掛かります。腕と手が痛くなるので休み休み。気分転換に反対側から切ったり、刃を新品に替えてみたり、、、。

結局、三年かかりました。

それは冗談ですが(笑)、二日かかりました。

ようやく切れた。疲れ切った。
ノコの振動で、右手の親指の先の感覚が少しマヒしました。最近はだいぶ良くなりましたが全快しません。ノコのやり過ぎご注意下さい。

切り口がガタガタなので、、、

ヤスリ掛ける。

キレイになった。

端材から作ったアングルに両面テープ貼って、、、

長アングルの両端に貼る。

固定脚に取り付くアングル両端は、もしも振動で折れても大丈夫なように、二枚重ねにしました。
両面で貼ったのは、工作時にズレるとやりにくいから。最終的にははがします。

固定脚を当てて穴の位置を写し取る。

穴の位置にドリルで穴開けて、、、

ヤスリでつなげて、、、

長円にする。

これで取付位置が前後して、車幅が変わっても大丈夫。

角を落とす。デザインです・笑。

アングルへのソーラーパネルの取付もネジ止めです。
じつはパネルの裏側にハンドナッターでナットが8個付けてあります。(昨年付けました。写真無し)

アングル側にも同じ位置に穴8個開けました。

工作の最後に、アングルについた古い塗料や汚れを取ります。
車の屋根に載せるので、汚れているとカッコ悪いので。

紙ヤスリで擦って、、、

荒目のヤスリから始めて、、、

中目→細目の紙ヤスリに水つけて研ぎ、、、

だいぶキレイになってきた。

仕上げは台所から拝借してきたクリームクレンザーで磨く。

ピカールでなくても大丈夫です。

完成!

ピッカピカ!

中古材料とは思えない仕上がりに大満足!

次回「4取付編」へ続く

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