ジャンプスターター テスト

ジャンプスターター テスト

今年2月に、仕事仲間に開いて頂いた旅の壮行会。
その後まさか出発出来なくなるなんて、、、。

それはともかく、その際に頂いたプレゼントのジャンプスターター。
(ジャンプスターターとは?→ 車のバッテリーが上がってエンジン始動できない緊急時に、セルモーターを回すためのモバイルバッテリーです)

これをくださった方によると、

「これはJAF隊員も使っているタフなヤツです」

なんだか強そうなカンジではありませんか。

ところがその後、非常事態宣言で出発出来なくなり、はや半年。
不憫なジャンスタ君は、我が家のミニソーラーの電力が余ったときに充電して、携帯の充電に使われる程度。
本来の使い道からはほど遠く、実力を発揮できない不遇の日々を過ごしてきました。

そこで先日ふと気付いて、このジャンスタ君でデイビーのエンジンが本当に始動できるか試してみることにしました。
なにしろ取説には、4000cc以下しか使えないと書いてありますが、

対するデイビーは、まさかの4800cc。

ムダに大排気量です。ハイ。

ジャンスタ君にとっては想定外の大型エンジン。強敵現る!!
でもここは、JAFに使われている身としての意地を見せて欲しいところです。

「もし動かせなかったら、世界に連れてってあげないからネ」

ぱーの言葉がさらにプレッシャーをかけます。果たしてどうなるのか、、、?

まずはバッテリー外しから。

テストするために車載バッテリーを外します。
今積んでいるのは、出発に備えて今年2月に交換した新品バッテリー。その後3,500kmしか使っていません。

端子を外して、、、

降ろしました。

この機会に、降ろした新品(写真右)は保管して、その前に載せていた古いバッテリー(左)に載せ替えることにしました。
古いバッテリーも、寿命まであと1万数千キロは走れるハズ。
新品は、来年春以降に出発が決まったら再度載せます。それまでは使わずに温存作戦です。

閑話休題。
空になったバッテリースペースに、、、

ジャンスタ君を接続。

もちろん100%充電済みです。

本当は、満充電で5つ光るハズですが、一個点かないことがあります。

でもこの状態ではジャンスタ君はウンともスンとも動きません。
それは何故かというと、車載バッテリーが付いていないから。
車載バッテリーの電圧を検知して初めてスイッチが入るようです。
(※今回のように車載バッテリー無しで使用するのは、本来の使い方ではないようです)

そこで、このブースタースイッチをポチッと押して、無理やり目覚めさせます。

そしたらメーターパネルのイルミが点きました。
準備完了! はたしてスタートできるのか!?

タコメーターに注目!

キーをひねると、、、

キュ、、キュル、キュル、ブオ〜ン!!

一瞬、間があったものの、無事始動しました。

エンジンが始動したことをお見せするビジュアルが他にないので、タコメーターで始動できた証拠写真とさせて下さい。

ジャンスタ君、やりますネ!
しかもイジワルして、2回、3回とやっても始動できました。
多分5回くらいは始動できると思います(やらなかったけど)。
ちなみに3回やったら充電残量のインジケーターは一つ減って、3つになりました。

さすが JAF採用です。頼りになりそうです。
世界へも連れて行くこと決定です!

デイビーの守護神としてよろしくお願いします!


それにしても、降ろした車載バッテリーのように、出発に向けて新品に交換したいくつかの部品が、出発しないまま日々の使用で劣化していくのが、なんともツラい今日この頃です。
例えば、ブレーキパッド、ワイパーゴム、ファンベルト、エアーフィルター、点火プラグ、他にもいろいろありますが、、、。

そこで交換にあまり手間が掛からない物は、古いのに戻して温存しようと思います。
じつは寿命を迎えていなかった部品は、捨てないで保管してあるのです。
捨てないでヨカッタ!

手始めは、エアーフィルター。半年で約3,500km使用しました。
外してみたら、早くもうっすらと黒いススが、、、。

掃除機で掃除して、、、

あまりキレイにならなかったけど。

袋に入れてお休みなさい。
コロナが終息したら起こすからネ!

■ところで、なかなか見所のあるジャンスタ君なので、それならデイビーに積んでいる車載冷蔵庫の電源としても使えないかと思い接続してみました。
でも残念ながら2時間程度で放電してしまいました。秋の涼しい気温の中、温度設定は最弱(目盛り1)にしてあったのですが、冷蔵庫用電源としてはあまり期待できないようです。
大電流を瞬間的に流すのは得意でも、小電流を長時間流すには容量不足のようです。やはりジャンプスターター専用として使った方がいいようです。

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