車泊快適化計画3 砂漠と水タンク

車泊快適化計画3 砂漠と水タンク

水は車泊の生命線です。
飲むだけでなく、調理や洗い物、歯磨き洗顔、、、。水が無いと車泊続行不可能です。

デイビーには、12Lの水タンク一個と、4Lタンク二個積んでいます。
合計20L。日本ならこれで3日はいけますが、海外の乾燥地帯だと、もう少し多く積んだ方がいいでしょうか? でも重くなるのはヤダし、、、。

ところで水と言えば思い出話ですが、、、

さかのぼること20数年前(ぴーが30歳代前半のころ)、砂漠のスーダン→エジプト国境を徒歩越境しようと思ったら、エジプト側からまさかの入国拒否にあい、国境ゲートでにっちもさっちも行かなくなったことがありました。

ちなみにそこは、360度見渡す限りの砂漠で、東の地平から西の地平まで延々続く国境フェンスがそこだけ切れていて、遮断機とエジプト側の掘っ立てイミグレしかない国境です。他は砂漠だけです。スーダン側イミグレは15〜20キロ手前にあるので、スーダン側の施設ももちろんありません。

時刻は15時くらいだったような。ジリジリと灼熱の熱さです。
ぴーはここまで車をヒッチして来たので、歩いて戻れる距離ではありません。それに道なんかありません。砂だけです。

見るに見かねたエジプト兵が、20Lポリタンクに満タンに入れた水と、寝具のスポンジマットを遮断機越しに貸してくれて砂の上で一晩しのぎました。
その時、20Lタンクの水が心強く感じられたことと言ったら、、、。
(じつは食べ物も、エジプト兵からめぐんでもらいました。ボロ布張って日除けも作ってくれました。優しいエジプト兵に、シュクラン!シュクラン!です。 →シュクランはアラビア語のサンキュー)

進退きわまった翌日夕方、

こうなったら、日が沈んで涼しくなったら歩いて戻ろうか、、、

と、マジで決死の覚悟を決めていると、突然オンボロTOYOTAハイラックスがスーダン側からやってきて、哀れな旅人の身柄を引き取って、荷台に乗せて砂漠の中を30分走ってスーダンイミグレへ無事連れ戻してくれました。
どうやらエジプト兵が、無線でスーダン側に連絡してくれたようです。そういうホットラインがあるんですね。(だったらもっと早く呼んでくれっちゅ〜の!)

ともあれ水の大切さや、車の偉大さが身にしみた経験ですが、その時に思ったのは、
現代の砂漠では、

1リットルの水よりも、1リットルのガソリンの方が大切だ!

と言うことでした。
たとえ水が無くてのどが渇いても、ガソリンがあればひとっ走りで隣のオアシスに行けるのですから。
でも車がスタックしたら、一転して水の方が大切になるかも、、、。
でも現地の人はスタックしても、カンタンに脱出します。

それにしても、今思えば若気の至り。
こんな無謀なことは、

アラーの神に誓って二度といたしません、、、。

閑話休題。
普段の車泊でメインに使っているのは12Lタンクの方で、こんな風に使っています。

台の上に縦に置いて蛇口からちょろちょろ出して節約しながら使っています。

で、その蛇口のレバーですが、コッチが閉で、

コッチが開。

なのですが、いざ使おうとすると、どっちがどっちだか解らなくなります。
たまに開のままタンクを縦にして、貴重な水を大地に垂れ流してしまうことがあります。

そこで蛇口にサインペンでOPEN・CLOSEと書きました。

幼稚な字ですいません。字は得意じゃないのです。大人になれば、自然にカッコいい字が書けるようになるのかと思っていたのですが、退職するまでとうとう変わりませんでした。

ずっと前から「やろう、やろう」と思っていたのですが、先日ようやく書きました。
これでもう間違うことはありません。

小さな “ダメだし” を一つずつ潰していくことが、快適な車泊生活への近道ですね。

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