トルコ8~ランナバウトのカオス

トルコ8~ランナバウトのカオス

朝起きたら天候は回復気味。

12時にチェックアウトして、スーパーで買い物。
商品名が読めないので携帯翻訳で確認中。手間掛かります。

トルコに入ってから電動モペットが減って歩道を歩きやすくなりました。
なにしろこんな歩道ですから走れるわけありません。

買い物中の路駐にも少し慣れてきました。

でも慣れない物があります。

それがランナバウト

日本にはあまりありませんが、ヨーロッパやトルコの交差点は、ほぼランナバウトです。
センターサークルに、周囲の道から入って合流し、グルッと回りながら目指す方向の道へ出て行くヤツです。
ヨーロッパのまともなランナバウトには慣れましたが、
トルコのランナバウトはアバウトです。アバウトを通り越して危険です。何が危険かというと、

まず交通量が多すぎる。

ランナバウトは、交通量が少ない道なら止まらずに右左折直進できるので快適ですが、車が増えてセンターサークルが飽和状態になると、もうにっちもさっちもいかなくなります。
イスタンブール周辺はほぼどこも飽和状態です。各車ノロノロしながら少しでも早く抜け出そうと勝手な動きをするので危険です。

もう一つの理由は、

ランナバウトの形状がなっとらん。考えられてない。ダメダメです。

ヨーロッパのランナバウトは、こんな形をしています↓

まず流入路・流出路がサークルに対してすこし斜めになっており、合流・分岐がスムーズに行えるよう配慮されています。
また合流点と脱出点が離れているので、合流・脱出時にそれに専念できるし他車の動きも予測可能なので安心です。

対してトルコのランナバウト↓

まず入出路を少し斜めにする配慮はありません。
そして合流点と脱出点の位置が逆になっています。

そのため合流しようとする車の進路と、脱出しようとする車の進路が直角に交わるのでそこで衝突します。こんな衝突ポイントが一つのランナバウトに4カ所できるわけで、直進するなら2カ所、左折するなら3カ所通らなければなりません。

これは明らかな設計ミスです。

車が少なければ注意して進めば何とかなりますが、大抵は車が数珠つなぎになっています。そんな場合出会い頭にぶつかるか、横っ腹に突っ込むか、逆に突っ込まれます。でも前へ進むためには、直行する車列のすき間に鼻先突っ込まなければなりません。それで相手が止まるかどうかは毎回掛けです。

そして多すぎる交通量をさばくためにランナバウト内を二車線にするから(↓)動きがさらにややこしくなって、もうグチャグチャです。加えてランナバウト内に路駐するオオバカモノも、、、笑。

そしてトルコ人のそもそもの安全意識の欠如がそれに泊車をかけるようです。
行政もさすがにマズイと思ったのか、信号設置して交差点化した場所も見受けられます。
イスタンブール周辺のランナバウトは交通量が増えるので緊張します。

Green Palmiye Hotel

そんな道を走ってたどり着いた今日の沈没先。
この沈没先の詳細は、ぱーのブログへ。近日公開予定。

今日の移動距離37km。

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