大変だ!クーラント漏れ〜1キャップ交換

大変だ!クーラント漏れ〜1キャップ交換

最近、デイビーのクーラント(冷却水)がなんだか減るのです。
どう減るのかというと、この加圧型リザーブタンクの、、、

キャップを外して中を見ると、
正常ならタンクの上のフチまでクーラントで満たされていなければならないのに、水面が10cmくらい下がっているのです。

そこで減った分を補充して満タンにしても、

これが満タン状態。

翌日になるとまた減ってるのです。

こんなの初めてです。

クーラント不足でオーバーヒートでもしたら廃車になりかねません。
世界旅の途中でそうなったら大変です。
ここはしっかり直しておかねば。

じゃあ減ったクーラントは何処に行ったのでしょうか?何処かから漏れているのでしょうか?
でも車体の下に、漏れた跡はありません。

でも消えて無くなる訳ないので、あちこち覗いて必死に探したら、
もう一個の大気開放型リザーブタンクの水位が上がっていました。ここに移動してたのか。

ちなみに少々ややこしいのですが、日産サファリの冷却システムは、
圧力の掛かる加圧型リザーブタンクと、圧力が掛からない大気開放型リザーブタンク、そしてラジエーター本体から構成されています。

正常なら、走行中の熱で膨張して開放型タンクに移動したクーラントは、冷えれば元の加圧型タンクに戻るのですが、それが戻らなくなったようです。

原因はナンダロウ?

必死に考えること3日。
60歳の頭で考えた結論は、、、

加圧型タンクのキャップから空気を吸っているのかも。

加圧型タンクが開放型タンクのクーラントを吸い戻すときに、キャップのパッキンが古くなったせいで、
代わりに空気を吸い込んでしまっているのでは?と言うことです。
少々難解な話ですが、要するに、

キャップの交換が必要なのかも。

“かも” だらけで推測の域を出ませんが、
そう言えば、キャップは6年は交換していません。
そこでキャップを疑いながら改めて各部をチェックすると、、

ラジエーターキャップの下のラジエーターのカシメ部分にクーラント漏れの跡が、、、キャップから漏れたクーラントが溜まったのか。

キャップ開けたときにあふれたり、カシメ部分から漏れている可能性もありますが、、、

加圧型タンクの下にも、漏れた跡が盛大に。

キャップから漏れたのが、タンク表面を伝って下に垂れた?それとも開けたときにあふれた跡か?
ちなみにこのホースは3年前に交換したばかりなので、ホース差し込み部からは漏れていないハズ。

キャップも改めてチェックしたらパッキングに汚れが。

圧力弁の裏側にも汚れ。

タンクの縁にも、、、

これまでいろいろマメにメンテしてきたつもりでしたが、気付かないところがまだまだあるんですね。

そこで掃除しましたが、、、、

アフター。

直りませんでした・泣。

仕方ないのでキャップを新品交換しました。

買ったのはコチラのキャップ。
加圧タンク、ラジエーター本体の2個交換しました。両方とも6年選手ですからね。

純正は一個2,000円近くしますが、これなら一個約500円です。しかも信頼できるメーカーです。

まずは加圧型タンクから交換。

ピッタシ。あたりまえです。でも最後の締付のひねりが少々ゆるくて少し不安。

続いてラジエーター本体のキャップ。

ところでこのラジエーター本体のキャップは、純正には圧力弁はついていません。ただのフタなのです。

右が純正。弁無しのただのフタ。

フタだけの社外品は売っていません(多分)。でも純正品は高い。
でもきっと弁付きの社外品キャップで問題無いハズ。

ほらピッタシ!

安く済んで得意げなぴーよしです。
ただ、どちらのキャップも締付が少々ゆるくて不安が残ります。

そこでキャップの根元にティッシュをテープで巻いて漏れをチェックしました。
近所を少し走って、漏れていればティッシュにクーラントが付いているはず。

結果は、、、

ラジエーター本体のキャップから漏れていました。

青いクーラントが付いている。

加圧タンクは漏れていませんが、ラジエーターキャップからは漏れていました。

やはり弁無しキャップじゃないとダメなのでしょうか?

そこでラジエーターキャップを元の純正に戻したら漏れは止まりました。
やはり弁無しには、純正弁無しでないとダメなようです。(なのでNGKのキャップが悪いわけではありません)

で、肝心のクーラント減りはどうなったかと言うと、、、

ゼンゼン治りませんでした。

つまりキャップは悪く無かったと言うことです。

じゃあ原因は何なのか、、、(つづく

Translate »