スローブローヒューズ全交換

スローブローヒューズ全交換

今回は、スローブローヒューズを全交換します。

約一年半前、デイビーのスローブローヒューズを点検しましたが、
その時は軍資金不足で交換出来なかったのです。(その時の記事は↓)

今回はやりますよ!全交換。

まず一応おさらいとして、スローブローヒューズとは何かというと、
車で使用する電気の大元に入っている大きなヒューズです。

何処にあるかというと、エンジンルームのココ↓

拡大すると、、、

丸で囲った四角いヤツがそうです。30、40、50、、、120とアンペア容量が書かれています。

ところがデイビーのこれらヒューズは、18年間無交換なので既に限界を超えています。
例えば、、、

電流が流れる金属エレメントがサビている。
80Aもサビ。他のも似たり寄ったりかもしれません。

と言うことで、全交換なのです。

で、今回買った新しいスローブローヒューズがコチラ↓。

子供の頃に遊んだブロックおもちゃを思い出す。ダイヤブロック、レゴブロックとか。

もちろん信頼の太平洋精工製です、、、たぶん。

“たぶん” とはどういうことなのか?

まず40A。これは太平洋精工製を意味する“PEC” の文字があるから、間違い無く太平洋精工です。

続いて30A。コチラも“PEC” の文字があります。

でもamazonに発注したら、中国から届いたんですよねえ。なぜ?どうして?あやしい?

まあ30A、40Aともに横に印刷されている文字の書体が同じなので、おそらく太平洋精工製であると信じることにしました。(または両方偽物か?)

続いて、50Aと80A。これらは“PACIFIC” の文字があるので、間違い無く太平洋精工製。
販売元にもメールで確認済。
(株式会社リーデックスから購入しました。50Aはコチラ80Aはコチラ

ところが120Aだけ太平洋精工製が売っていないのです。

以前は売ってたんですけどねえ。太平洋の公式HPにはラインナップされているので製造はしているハズ。
でも見つからないのです。
太平洋の140Aなら売ってるので、それにしようかとも思いましたが、でもチョット、、、

でも、さらにいろいろ探したら、

トヨタ純正の120Aを見つけました。

写真から見るに、たぶん同じ形状です。でも“PEC” とか “PACIFIC” の文字は写真では確認できません。
でも実物には文字付いているかも。もし付いていなくてもトヨタ純正なら大丈夫じゃないだろうか?
と言うことで発注しました。

でも届いた実物にはやはり、“PEC” “PACIFIC” の文字はありませんでした。

トヨタは何処から仕入れているのだろう?

でももう、

“トヨタ純正” を信じることにします。

と言うことで、満を持しての交換だったのに、、、、一抹の不安が。

では交換作業開始!

交換は同じ色ごとに抜いて、新しいのを差します。こうすれば差し間違いを防げます。
まずはピンクの30Aから。

三個全部抜いたら、端子の掃除。

接点復活剤を染みこませた綿棒で拭く。

で新品三個差す。

同様に40A三個交換して、次は50Aと80A。

サクッと交換。

で、最後は120A。
このヒューズは端子がボルト留めなので、まず、

バッテリーのマイナス端子を外します。

そうしないと、工具がフレームに触れた途端ショートします。

で、この後どうやって外すんだっけな?
このヒューズの交換は、多少ムツカシイのです。
自分の過去記事(↑)を見直して作業を進めます・笑。

まずヒューズボックスのツメ外して、、、

ボックスを上に引き出す。

なかなか引き出せませんが、ユサユサ動かして何とか引き出す。

そううすると工具がヒューズ端子のボルト頭にはまります。

コッチ側は10mmソケットでゆるめる。

反対側は8mmソケットをプラスチックカバーのすき間から押し込んで、ボルト頭にはめたら、、、

ソケットをウォータープライヤで満身の力で挟んで回す。

外れた二本のボルト。片方がM6、反対側がM5。
何故、ヒューズの二つの端子が、太さの違うボルトでとまっているのか?おもろい車です。

新旧比較。どう見ても同じ形とサイズ、、、で、実際同じでした。

全交換完了!

ヒューズボックスのフタも掃除して戻しました。

で、交換したら何か変わったってか?

何も変わりません。

でも、安心感はビリビリ感じますね。 電気なだけに・笑。

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