ヘッドライトくもり予防透明テープ 1年後

ヘッドライトくもり予防透明テープ 1年後

デイビーのヘッドライトには、ポリカーボネートのくもりの軽減と予防に透明テープを貼っていることは、以前に書きましたが(↓)、
前回貼ってから約1年経ちました。車検も近づいたので、はがしてその後の様子を見たいと思います。

コレが一年貼りっぱなしにした透明テープ。

矢印から上の部分に貼ってあります。テープがわずかに白濁しています。
白濁軽減のために貼ったのにテープ自体が白濁してしまった。

さらによく見ると、、、

テープがうろこ状にヒビ割れています。

耐候性の無いダイソーの透明テープだから仕方ありません。
こうなると、光量低下の原因になるので貼り替えの時期です。(と言うか貼り替え時期をとっくに過ぎている)

早速はがします。

ところがテープの端を持ち上げようとしても、テープが劣化して粉状になってしまいムリ。

別な箇所をツメでようやくはがして引っ張っても、すぐに千切れてしまう。

テープが劣化しているので、すぐ千切れるのです。

こうなると地道にツメではがしていくしかないか、、、

全部はがすのに一週間はかかるかも、、、早くも半べそ。

一年放置すれば、こうなることは予想していました。
だから半年くらいで貼り直そうと思っていたのですが、、、面倒くさくてやらなかったのです。

少しやったらツメが痛くなって限界です。
そこで道具箱からツメの代わりになりそうな物を探して来ました。

内装はがし、ボンドヘラ、木っ端、裁縫ヘラ、何だか解らないプラスチック片。
ある程度硬くて、でもライトを傷つけない柔らかさ、かつ適当に鋭い物。そんな物あるんかい?

いろいろ試したら、この裁縫ヘラが一番いいと言うことになりました。

少しずつ少しずつ押しながらはがす。遺跡の発掘作業のつもりでヤルのがコツ・笑。
ツメよりは早いですが、とにかく焦らず根気です。普通の人には全くオススメできません。

片側ライトはがすのに二時間掛かりました。
でも当初の予定の一週間よりは、遙かに早いです。裁縫ヘラ バンザイ!

表面の劣化したビニール膜だけはがして、糊成分はあえて残すのがコツ。
こうするとヘラがポリカに触れないのでキズが付きません。ヘンなコツばかり身についていく、、、。

そうしたらパーツクリーナー吹きかけると、、、

糊が溶けて、キレイに落ちます。

パーツクリーナー バンザイ!!

反対側も二時間掛かる。ぴーよしはヒマ人です。

二時間後。

達成感ひとしお。
仕事や人生で、最近あまり達成感を感じたことの無い人にはオススメの作業です・笑。

と言うことで作業後のライトの様子。
まず右側。

キレイじゃん!
上部の白濁部分は一年前と同じです。症状は進んでいない様子。テープのおかげです。

この白濁を一時的に消すのは、ポリクリメイト、、、じゃなくてクレポリメイト。
白濁部分に軽くスプレーしてぼろ切れで伸ばすと、、、

白濁部分が消える。

完全には消えませんが、だいたい消えます。尚、効果は一週間程度です。
これで車検も通るでしょう。

左側もキレイになりました。

今回の教訓。

1.透明テープは白濁防止に効果がある(たぶん)。
2.透明テープは半年に一度は貼り直すこと。
3.この方法は、ヒマ人しかやってはいけません。

まあ耐候性テープを使えば一年持つかもしれません。
でも一番の予防は、北向きや日陰に駐車してライトに直射日光を当てないことです。

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