エアレスタイヤ が熱い!

※上写真↑は、エアレスタイヤではありません。(タイヤのイメージ写真です。悪しからず)
※北海道旅日記の途中ですが、今回は車ネタを挟みます。
エアレスタイヤって知ってますか?
要するにノーパンクタイヤです。
空気の代わりにゴムのスポークをタイヤ内部に張り巡らして荷重を支えるらしいです。
なので釘踏んでもパンクしないのです。
ちなみにミシュランのエアレスタイヤPR動画↓
少し前のニュース記事になりますが、
ミシュランは、
シンガポールのDHL配達車両で2023年2月から使用開始したそうです。
コチラのページ(←yahooニュース)参照。
ブリジストンも、
日本の出光興産の敷地内車両で同じく2月から実証実験始めたようです。
コチラ(←同ニュース)。
さて、このタイヤが実用化すれば、
オーバーランダーにとっても朗報です。
なぜなら、
スペアタイヤを積まなくていいから軽くなる。
オーバーランダー車は、スペアタイヤを2個積んでいる場合が多いのです。
理由は荒野の真ん中でパンクすると命に関わるからです。
だからスペアタイヤがパンクした時のために、もう一個スペアを積んでいるのです。
ほら(↓)みんなスペアタイヤ2個積んでる。

ところがランクルやサファリのような大型四駆のタイヤは重いのです。
オフロードタイヤは特に重いです。
例えば我が家のデイビーが履いているヨコハマのジオランダーATは、
一本23kgなので、ホイール込で37kgです。
でももしパンクの心配が無くなり、2本のスペアタイヤを積まなくてよくなれば、
74kgも軽くなります!
74kgと言えば、
ガソリンタンクが空になったのと同じ重さです。
二列目三列目シート全部と同じです。
メタボのオジサン一人分です。
衝撃的な軽量化です。
これまで世界旅の荷物を1キロでも軽くするために、
じつは涙ぐましい努力を人知れずやってきたのですが、
ここに来てまさかのダークホース登場です。
軽くなれば、燃費も良くなるし、車が故障しにくくなるし、スタックし難くなるし、運転も楽になるし、持って行くのを諦めてたアレコレ荷物も積めるし、ノーパンクだから空気入れも不要です。
さらにこのタイヤは、ミゾが減ってボウズになっても、表面のゴムだけ張り替えて新品に戻すことが出来るそうです。(リトレッドと言うらしい)だからサイフにも優しそう。
心配な点としては、
耐久性や走破性、ATタイヤは出るのか? ランクル・サファリサイズは出るのか? アフリカでもリトレッドできるのか? 国によっては法的に走行が認められないとか(日本も今は未認可)、、、現状ではどれもキビシそう。
また、まるで月面車のようなルックスも少々イケテナイ・笑。
でも、
軽さは正義なり!
本当に発売になるか今後も注目です。

ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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こんにちは~エアレスタイヤとは名前も知りませんでした。
ランフラットタイヤは聞いたことありますが、全く別物みたいですね。
個人的には見た目も良くないし後から調整もできないし、普及には程遠いように思います。
タイヤ自身の重量比較はどうなんでしょう?重くなりそうな気もしますね。
これからどうなるんでしょう?^^
やっぱりそう思います・笑?
見た目が良くないから、これを「オレ様の車に履こう!」と思うのは、私のような特殊目的の人しかいないかも。だから商用車で実証実験するんですね。商用車なら見てくれは関係ないから。
でもせめてサイドウォール付けてあのムカデのようなスポークを隠して欲しい。でもそうすると更にタイヤ自重は重くなる。もともと空気しか入っていなかったところにゴムスポークを張り巡らしたので、自重は結構重くなっていると思うのです。
そうするとバネ下重量が重くなって、ドタバタ感が増すかも。でもバネ下重量がいくら増えても、積載可能重量は減らないので、スペアタイヤ無くなった分だけ荷物は沢山積める。
メリット・デメリットが拮抗して悩ましい。でも悩むのも楽しいですね。