下みちの旅 北海道〜27網走監獄 出所!

下みちの旅 北海道〜27網走監獄 出所!

予報通り朝から雨。
旅館を9時にチェックアウトしても行くところがないので、
道の駅で1時間ネットしたり、、、

スーパーをブラブラして掘り出し物を探します。

持たないって。

昼頃網走市到着。そして今日は、

網走監獄 見学!

泣く子も黙る網走刑務所です。
そこが今は公開されているのです。
今回のぴーぱーの旅で、知床と並んで行ってみたかった場所なのです。

駐車場入口。
さびれたテーマパークの入口の雰囲気。でも結構大勢の人が訪れています。

チケット買ったらいよいよ入口。
一度入ったら生きて出られないかも、、、。

ここの展示にはマネキン人形が多く使われていて、それが不気味感をUPさせてくれます。

最初はパネル展示でお勉強。

北海道開拓は、囚人達による「監獄開拓」で始まり→次に「屯田兵開拓」→そして「移住民開拓」の三段階で行われたそうです。
最初の「監獄開拓」は本当に過酷で、真冬のマイナス30度の中で徹夜で原野を切り開き、道作ったりしたらしいです。なので囚人だけでなく看守さえも寒さや、飢え、病気で大勢亡くなったそうです。
数年前に「舞鶴引揚記念館」で見た、シベリア抑留と同じような事をしていたわけです。

そしてこれが、いよいよ監獄。

平面図で見ると、看守詰め所を中心にして放射状のレイアウト。

各牢屋通路が放射状に延びている。

なので詰め所からは全部の牢屋通路を同時に監視する事ができます。
監視カメラの無い時代ですから、よく考えられています。

詰め所から見た廊下。どの廊下も同時によく見える。

そう言えばですが、ぴーが通っていた高校の校舎もこういうレイアウトでした。
放射状の廊下別に、一年、二年、三年生の教室が並んでいました。
でもそれは、どの教室にも等距離で行ける為だと思っていたのですが、

じつは監視のためだったのか??

牢屋の通路。11月初旬でもすでに寒い。

牢屋扉。鉄製ではなく木製。でも頑丈そのもの。

扉開けて、、、

内部の様子。
まずは6人相部屋。

木のついたての影に汚物樽を置いたそうな。さぞかし臭かったでしょう。

つづいてシングル部屋。

冬は建物内にもかかわらず、マイナス10度くらいだったそうです。
そりゃ死ぬわ。

で参考展示されていた、現在の牢屋。

6人部屋。

シングル。

ところがここで、ふと気付いたのです。それは、、、

あれ?湯治宿みたいだ。

もしかしたら湯治宿よりいいかも・笑。
そう思った途端、展示が違って見えてきた。

これは夕食風景。

ぴーぱーは、湯治宿ではいつもこんなカンジです。

続いて洗面所。
湯治宿やキャンプ場と全く同じ。

参考までに、先日お世話になったサホロ湖キャンプ場。

これは囚人の弁当。外で作業する時に持たせたそうです。

ほらいっしょ。

さらに風呂もいっしょ。
ひなびた温泉宿の脱衣場そっくり。

ただしここは、日本唯一のタトゥー・刺青OKの湯です。

番代が制服着ているのも唯一。

僕たち生活レベル低いかも、、、。薄々感づいてはいたけどネ・笑。

とにかくここは展示量がスゴくて見応え充分。超オススメです。

2時間以上かかって、ようやく出所。

今日も雨なのでホテル泊します。
ホテルはドーミーイン網走。
(このホテルの詳細は、ぱーのブログへ ↓)

今日の移動距離。44km。

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