25万キロ初交換シリーズ⑤ パワステオイル

25万キロ初交換シリーズ⑤ パワステオイル

緊急事態宣言出ましたね。
ぴーぱーは埼玉県在住です。
不要不急の外出はできなくなり、仕事も退職してしまったので、時間が有り余っています。
自宅の駐車場でデイビーの下にもぐっている分には安全だと思うので車のメンテ続行です。

そこで「25万キロ初交換シリーズ」の第五回目。

パワーステアリングにも、オイルが使われています。
ハンドルで曲がりたい方向にタイヤを動かすのを、オイルの圧力で手伝ってくれているのです。

デイビーのパワステオイルは、もちろん15年25万キロ無交換です。<(`^´)>エッヘン。←もはや開き直りの境地。

パワステオイルは交換不要とも言われていますが、さすがに25万キロだし、最近ハンドルをいっぱいに切ると、軽く “ブーン” と音がするし、これから世界に行くにあたり、交換した方がいい気がします。←当たり当たり前だっちゅう〜の!

それからパワステオイルが循環しているのがパワステホース。
コレがそれ。

パワステホースは写真に写っている他にも、サファリには高圧側2本、低圧側6本あります。当然これまで無交換。
今回、低圧側6本も同時に交換しようと思ったのですが、試しに一カ所ホースクリップ外してホースをこじってみたところ、、、

まだいけそうです。
たしかにホースは固くなっていますが、ひび割れ無し、漏れる様子もありません。ガッチリ付いてるカンジ。
壊れてない車イジルな!” のことわざに従い、今回はホース交換は見送り、オイルだけ交換することにしました。

ではまず前輪ジャッキアップ。

写真ではタイヤも外していますが、それは他の作業も一緒に行うため。
パワステオイル交換だけなら外す必要ありません。

パワステオイルはここに入っています。

かぶせてあるカバー外して、、、

キャップ緩めて外すと、キャップの内側にオイルゲージ。

ココまでしか入っていません。

オイルが冷えた状態では、COLDの上限ラインまで入っていて欲しいところですが、3/4しか入っていません。
と言うか、じつは4ヶ月前にデイビー購入以来初めてこのキャップを開けたところ、オイルがゲージに全然付かなかったので、慌てて少し足したのです。
少し足したので3/4入っていますが、じつはほとんど空だったのです。

25万キロ走るとパワステタンクは空になるようです。

定期的な補充は欠かせませんね。

さらにタンクの中のフィルターを引き抜くと、、、

底にわずかに黒い粉。

これは、デフオイル交換の時にも見ましたが、内部のギア等が削れた鉄粉ではないでしょうか?
「鉄粉が混じっていたら末期症状。パワステオイルポンプ要交換」と、どこかのHPで読んだ記憶があります。

見なかったことにします。

オイルの交換は、“希釈法” と言う方法で行います。
オイルタンク内の古いオイルをスポイトで抜いて、新オイルを補充して、エンジン回してオイルを撹拌して、またオイル抜いて、足して、撹拌、、、これを数セット繰り返すことで、徐々に古いオイルを薄めていく方法です。
鉄粉も多少は減るでしょう。

まずスポイトでタンク内の古いオイルを抜きます。

タンクの底が見えるまで抜き取ります。スポイトで25回くらいかかりました。

タンクはほぼカラになりましたが、ホースやステアリングギア内には古いオイルが残っているので、
それをこれから薄めていくわけです。

抜いたオイルの色。
茶色ですが、マックロという程ではありませんでした。

新しいオイルはコレ。

日産純正パワステオイル。1リッター。
ごく普通のパワステオイルです。
新オイルの色はルビー色。やはり古いのは汚れてたんですね。

プラカップからこぼさないように注入。
約250ml入りました。

そしたらキャップして、、、

エンジンかけて、ハンドルを左右いっぱいまで切ることを数回繰り返します。ロック・トゥー・ロックです。
これにより新旧オイルが混ざります。
この時に据え切りでステアリングギアに負担を掛けないようにするために、ジャッキアップが必要なのです。

エンジン止めて2セット目開始。
再びスポイトで抜く。

2回目ではオイルの汚れは、わずかに薄まった程度。

右が2回目に抜いたオイル。写真ではその差は解りませんね。

新オイル足して、、、

キャップして、エンジンかけて、ロック・トゥー・ロック。けっこう忙しい。

結局これを4セット繰り返しました。
サファリのパワステオイル容量は1L。一回に0.25L抜いて薄めたので約75%に薄まることになり、それを4回繰り返したので、

0.75×0.75×0.75×0.75=0.32

つまり約30%に薄まったということです。
写真は撮り忘れましたが、それでも色はあまり変わりませんでした。若干茶色が薄くなった程度。30%では、見た目は変わりません。
でも、新オイルが無くなったのでこれ以上薄められません。

最後にオイル量をCOLDラインの一番上に調整して、、、

キャップしてカバーをはめようとしたら、、、

割れました。

が〜ん!! プラスチックが劣化して固くなっていたんですね。
新品の値段を調べたら、Amazonで2,000円もします。
こんなプラスチックのフタが2,000円ですヨ!
ダイソーで100円で販売してくれませんかねぇ?

しょうがないのでアルミテープで留めて、、、

元に戻しました。(禁じ手かも)

結局オイルはそれほどキレイにならなかったので達成感は薄いです。
やはりホースも換えて、オイルも一旦全部抜いて全量交換した方がよかったような気もします。
まあコロナで出発も遅れそうなので、全量交換し直すかどうか、しばらく様子を見ることにします。

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