後ろのシートを撤去しました。
日産サファリは7人乗りです。でも旅をするのはぴーぱー二人です。
旅は車中泊なので車内で横になるスペースが必要です。そして荷物は結構多くて重くなること間違いありません。
何かいい案ないかなあ?
その時ぴーの頭に素晴らしい考えが、、、。
そうだ!後ろのシートを外してしまおう!。
これは昨年(2018年3月)の車検時に行ったことですが、車の改造の始まりの部分なのでご紹介します。
これがシートを外す前の状態です。
三列目シートを畳んでも荷台の空間のかなりを占めていて、ハッキリ言うとじゃま。これでは車泊はムリ。しかもけっこう重量がありそうです。
シートを外すのは簡単です。固定しているボルトを外せばいいだけです。
そうすれば、こんなに広い空間が現れます。
しかし物理的には可能でも法律はそれを許してくれません。
勝手にシートを外すと違法改造になってしまうのです。キチンと構造変更と言う手続きをして、乗車定員を二名に変更しなければなりません。
(ちなみに違法改造車両は、日産ディーラーでは点検修理を受け付けてくれません。それでは故障した時に困ります)
でもちょうどいいタイミングで車検の時期がやってきたので、この際、構造変更を車検と一緒にしてくれないかと日産ディーラーに相談したところ、
「そういうことはちょっとやったことが無いので、、、」と断られてしまいました。無理も無いことです。
そうなるといよいよ自力でユーザー車検をやるしかありません。
この車を買って車いじりを始めて以来、いつかはこの日がやってくるのだろうか?と思ってはいましたが、13年目にしてとうとうやってきました。
ユーザー車検と構造変更の方法は、多くの方がHPで紹介されているのでここでは省略させていただきますが、紆余曲折、四苦八苦の後、めでたく3ナンバーのままで二人乗りに構造変更できました。
なお構造変更は、ナンバーは変わらないものの、継続車検とは違い新規登録なので、前の車検の有効期限が何日か残っていても消えてしまいます。ご注意下さい。ぴーは知らずに10日分損しました。
ちなみに外したシートの重さを計ってみたところ、二列目シートは25kg×2脚、三列目は15kg×2脚。合計で約80kgの軽量化に成功しました。
走ってみるとその身軽なこと。80kgでこんなに違うのかと思うほどです。特にガソリンタンクが空近くになり更に軽くなると、アクセルに触れてる程度で時速40kmで巡航できますし、燃費も0.5km/L程度のびたかな?
軽いことはいいことだ!
■後日加筆(2021.03)
ちなみに一旦2人乗りや、1ナンバーに構造変更した車を、再度7人乗り3ナンバーに戻すことは可能かどうかを確認したところ、「戻せる」とのことでした。
ただしシートベルトやエアバッグ等安全に関わる装備は、元々付いていた純正の物が付いていて、問題無く機能する事が条件だそうです。純正でない場合は、安全性を証明する資料の提出や、資料が無ければ試験が必要になるそうです。しかしそれは難しい試験なので現実的には困難とのことでした。
※2021年3月に、さらに二人乗りの1ナンバーに構造変更しました。その時の事は(↓)
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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