後ろのシートを撤去しました。

後ろのシートを撤去しました。

日産サファリは7人乗りです。でも旅をするのはぴーぱー二人です。
旅は車中泊なので車内で横になるスペースが必要です。そして荷物は結構多くて重くなること間違いありません。
何かいい案ないかなあ?

その時ぴーの頭に素晴らしい考えが、、、。

そうだ!後ろのシートを外してしまおう!。

これは昨年(2018年3月)の車検時に行ったことですが、車の改造の始まりの部分なのでご紹介します。

これがシートを外す前の状態です。

二列目と三列目シートが鎮座。

三列目シートを畳んでも荷台の空間のかなりを占めていて、ハッキリ言うとじゃま。これでは車泊はムリ。しかもけっこう重量がありそうです。

これまで13年間、滅多に座りませんでしたが、座り心地のいいシートでした。

シートを外すのは簡単です。固定しているボルトを外せばいいだけです。

右側に4つ並んでいるプラスチックカバーを、内側で噛んでいるツメをマイナスドライバーでこじりながらガバッと力任せに外して、中のボルトを緩めればシートは撤去可能。

そうすれば、こんなに広い空間が現れます。

しかし物理的には可能でも法律はそれを許してくれません。
勝手にシートを外すと違法改造になってしまうのです。キチンと構造変更と言う手続きをして、乗車定員を二名に変更しなければなりません。
(ちなみに違法改造車両は、日産ディーラーでは点検修理を受け付けてくれません。それでは故障した時に困ります)

でもちょうどいいタイミングで車検の時期がやってきたので、この際、構造変更を車検と一緒にしてくれないかと日産ディーラーに相談したところ、
「そういうことはちょっとやったことが無いので、、、」と断られてしまいました。無理も無いことです。

そうなるといよいよ自力でユーザー車検をやるしかありません。
この車を買って車いじりを始めて以来、いつかはこの日がやってくるのだろうか?と思ってはいましたが、13年目にしてとうとうやってきました。

ユーザー車検と構造変更の方法は、多くの方がHPで紹介されているのでここでは省略させていただきますが、紆余曲折、四苦八苦の後、めでたく3ナンバーのままで二人乗りに構造変更できました。

なお構造変更は、ナンバーは変わらないものの、継続車検とは違い新規登録なので、前の車検の有効期限が何日か残っていても消えてしまいます。ご注意下さい。ぴーは知らずに10日分損しました。

ちなみに外したシートの重さを計ってみたところ、二列目シートは25kg×2脚、三列目は15kg×2脚。合計で約80kgの軽量化に成功しました。
走ってみるとその身軽なこと。80kgでこんなに違うのかと思うほどです。特にガソリンタンクが空近くになり更に軽くなると、アクセルに触れてる程度で時速40kmで巡航できますし、燃費も0.5km/L程度のびたかな?

軽いことはいいことだ!

■後日加筆(2021.03)
ちなみに一旦2人乗りや、1ナンバーに構造変更した車を、再度7人乗り3ナンバーに戻すことは可能かどうかを確認したところ、「戻せる」とのことでした。

ただしシートベルトやエアバッグ等安全に関わる装備は、元々付いていた純正の物が付いていて、問題無く機能する事が条件だそうです。純正でない場合は、安全性を証明する資料の提出や、資料が無ければ試験が必要になるそうです。しかしそれは難しい試験なので現実的には困難とのことでした。

※2021年3月に、さらに二人乗りの1ナンバーに構造変更しました。その時の事は(↓)

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