デイビー1ナンバー化5〜最大積載量ステッカー

デイビー1ナンバー化5〜最大積載量ステッカー

〜点検整備〜 の続きです。

1ナンバー車は、車体後部に最大積載量を表示しなければいけません。
これがないと構造変更に通りません。

トラックの荷台後部に「最大積載量10000kg」などと書かれたステッカーを見かけた事ありますよね?
ステッカーではなく、車体にサインペンで手書きしてもいいらしいですが、ここはやはりスマートに行きたいものです。

デイビーの最大積載量は、事前書面審査の計算で325kgと算出しましたが、実際には “49kg以下は切り捨て” という規則があります。
なので、

最大積載量300kgになります。

ステッカーはAmazonだと千円弱で売っています。でも300kgなんてチッコイ数字のステッカーは売っていません。
車検場でも100円程度で売ってるらしいのですが、埼玉運輸支局の何処に売っているのでしょうか?支局の人に聞けばいいのですが、皆さん何時も忙しそうで、とてもそんな事聞ける雰囲気ではないのです。どうしたものか、、、?

自分で作る事にしました。

ワンパターンですいません・笑。

作り方は、以前に “ Jマークステッカー” を作りましたが、
それと同じようにカッティングシート(以下 “CS” と略)で作ることにしました。

まずはパソコンでデータ作成。

イラストレータで作製。

文字のフォントを何にしようかな?
PCに入っているフォントをいろいろ試して見たところ、
モリサワフォントのフォークBと言うフォントが、ちょっとオシャレにしっくり来たので、コレに決定!

モリサワのフォントは、仕事で長く使ってきました。特に “新ゴ” と言うフォントには大変お世話になりました。
モリサワは印刷物に使うフォントなだけあって、文字の美しさは勿論、文字幅、文字間なども配慮されていて(多分)、紙面の見栄えが他のフォントとは全然違います。オススメです。
モリサワを使うと、MS Pゴシックなんてゴミクズに見えます。

ハナシを戻して、出力して、

黒のCSにセロテープで貼る。

文字に沿ってカッターで切る。

カッターを軽く当てて、表面の黒いフィルムだけを切ります。下の台紙は切らないように注意。
切る順番は、文字の内部の細かい部分から切り始める事。最初に外周を切ってしまうと、出力紙が取れてしまい内部を切る事ができなくなります。例えば「0」を切る場合なら、内側の円を切ってから外側の円を切ります。チョット考えれば解る事ですが、最初は結構やらかします。

全部切り終えた。

オジサンが若い頃は、こうやって手切りしたものです。その後PCと自動カッターで機械切りになり、今は白い粘着フィルムにプリンタ出力です、CSも絶滅危惧種か?

周囲の余分な黒フィルムを剥がして、、、

文字部分完成。

曲線部分が多少ガタガタですが、遠目で見れば解りません。
直線部分をキレイに切るコツは、どんなに短い線でも必ず定規を当てて切る事です。それだけでかなり違います。

続いて周囲の枠作り。
白黒白とCSを重ねて作ります。

細い黒線は、線の太さ分だけ小さな白い四角を切り抜いて、黒CSの上に重ね貼りします。
もしもそうしないで細い黒線だけを切り抜いて作ると、貼る時に線が歪んだり、面積が小さいのですぐに剥がれてしまいます。

枠部分と文字部分。続いてこれを合体します。

文字の上にダイソーの透明テープを貼る。

テープを剥がして、文字を移し取る。

それを枠に貼る。シワ無く、真ん中に、水平に、慎重に貼る。

裏返してはみ出たテープを切り取る。

出来上がり!

表面の透明テープは貼ったままにして、小さな点や線が剥がれるのを防ぎます。

モリサワフォントのお陰で、世界に一枚だけの最大積載量ステッカーが出来ました。

ココに貼りました。

ちなみに車検時に車重を計るので、スペアタイヤは外して荷台に積んであります。


■事前書面審査合格!!

そんなことして遊んでいたある日、ぴーのケータイが鳴りました。
出てみると、、、事前書面審査に通ったとの電話でした。

おめでとうございます!

とか言われるのかと思ったら(そんなわけないか)、
「あとは予約して車検を受けてください」とだけ言って切れました、、、少々事務的。

なので、荷台の段差がどうだったかは聞きそびれました。
こうなるとやはり検査当日聞いてみるしかないな。
ちなみに書類提出してから5、6日後の電話でした。
合格した審査書類は受け取りに行く必要はありません。

《次回「1ナンバー化 波瀾万丈の最終回!」へつづく》

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