パワーウインドウ常時開閉化〜捜索編

パワーウインドウ常時開閉化〜捜索編

理屈編」のつづき。

※理屈編の冒頭にも書きましたが、自己責任でお願いします。車の配線は、車種ごとに違う可能性があります。コンピュータ化が進んだ “今の車” に行う場合は特に。

作業を始める前に、キーOFFの状態で、暗電流がどれくらい流れているかを調べる事にしました。(暗電流:車はキーを抜いた状態でも、時計やセキュリティなどを動かすために微弱電流が流れていて、バッテリーをごくわずか放電させています。家電の待機電力みたいなものです)
今回PWを常時ONにすると、PWの挟み込み防止機能等も働きっぱなしになると思うので、暗電流が増えるのでは?と考えたからです。あまりに増えると駐車中にバッテリーが上がる恐れがあるので、作業の前後でどれくらい増えるかを知るために計りました。

バッテリーのマイナス端子を外して、バッテリー端子とバッテリーターミナルの間にテスターを割り込ませました。

そしたらテスターのヒューズが飛びました・・汗。

後で調べたら、暗電流の正しい計り方がありました。例えばこちらのブログ等。
テスター棒当てた瞬間の突入電流で飛んだのですね。
やな予感はしてたんですけどね、、、てへっ。 勉強になりました。

暗電流は計れませんでしたが、作業開始!

■PWリレー探し

配線図にはPWリレーが書かれていますが、それが車のどこにあるかは書かれてません。自力で探すしかありません。

ヒューズやリレーがある場所として最初に思いつくのはココの部分です。

ハンドル下のヒューズボックス周辺です。

下からのぞき込むと、、、

あったあった。青や茶色の四角いのがリレーです。5つ見っけ!

でもこの中にPWリレーはありませんでした。(基板側に何のリレーか書いてありました)

次に考えられるのは、、、

エンジンルーム内のリレー&ヒューズボックス。一番大きいボックス。

カバーには、「P/W 40A」と書かれています。今度こそ見っけ!

フタを外すには、、、

このツメ外して、、、

でも外れません。

ピンで刺さっているのかな?力任せに引っ張っても外れない。

どうしても外れません。悪戦苦闘30分。
でも下のようにやったら、、、

矢印の方に押しつけながら上へ持ち上げる。

ようやく外れました。

この四角い穴に、

このツメがはまっていました。

つまり左右二カ所ではまっていました。

解ってしまえばカンタンですが、出先や海外で故障したときに、焦って初めて外そうとしても、多分外せないと思います。もしそうなったら最後はフタを破壊して開けるかもありません。そうならないように、旅に出るまでに、何でも一度はいじっておくべきですね。

ご対面〜ん!

でも抜いたらヒューズでした。ガックシ。

バッテリーとPWリレーの間に入っているヒューズです。スローブローヒューズと言うモノだそうです。40A。
フタ開けの苦労は何だったのか、、、

他にもリレーボックスは、ココや、、、

ココにありますが、、、

PWリレーは入っていないようです。

いったい何処にあるんだあ〜〜〜??

絶体絶命のピンチ! はたしてぴーの運命はいかに?
この続きはまた来週!!

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