函館大沼プリンスホテル(西大沼温泉)

2025年3月訪問
今回ご紹介するのは、函館大沼プリンスホテルです。
10/27~3/29の期間限定で、通常は片道¥1,240かかる函館空港⇔ホテル間路線バスのチケットを無料で提供してくれるというお知らせを見たので予約しました。3日前までの予約が必要です。
というわけで函館空港にやってきました。実家からバスで10分くらいの距離です。予約係の人に言われた通り、2番のバス停でバスを待ちます。

路線バスなので直通ではありません。でも「ほぼ途中利用者はいません」と予約係の人は言ってました。座席はホテルが予約しておいてくれるので、万一混んでても乗れないということはないと思います。

定刻の14:40にバスがやってきました。ドライバーさんに名前を告げて乗車します。

乗客はぴーぱーともう1組だけ。その人達もプリンスホテル宿泊者のようです。

路線バスは、空港を出発するとすぐに高速に乗ります。あれ!?他のバス停はどうするの?
途中バス停の道の駅なないろ・ななえ も中に入ることなく通過し、大沼と駒ヶ岳が見えてきました。

冬の大沼は初めてです。大沼って凍るんですね!?

どこにも停まらず40分ほどでホテルに到着。


バスを降ります。

玄関前に数台分の車椅子用の駐車スペース。

それ以外の車は少し離れた駐車場に駐めてください。

ホテルへはこの道を通ってどうぞ。


では中に入りましょう。

館内に入ると目の前にブティック。昔懐かしいホテルの雰囲気です。

出入り口の左側には喫煙所があります。

フロントへはこの通路を進みます。写真は夜なのでブティックは閉まってます。

通路の中ほどがフロント。

さらに進むとコンビニがあります。アルコールはここで売ってます。

コンビニの横に電子レンジ。

コンビニの斜向かいはスキーロッカールームです。

ロッカールームの中にも電子レンジがあります。

ロッカールームはこんな感じ。

フロントに戻ってチェックイン手続きです。

館内の説明を聞いて支払いを済ませると「西武プリンスクラブの会員証はお持ちですか?」と聞かれました。大沼プリンスはじゃらんで予約してもポイントが付くそうです。
これに関しては、同じプリンスホテルでも場所によって違います。鎌倉プリンスと嬬恋プリンスでは、じゃらんからの予約だとポイントは付与されないと言われました。この違いはなんでしょうね?
せっかくなのでポイント付与してもらい、鍵を受け取って部屋に向かいました。
お部屋
お部屋は4Fでした。

今回じゃらんで予約したのは
プラン名:【じゃらん限定】◆1日5室◆ ワンランク上のお部屋へ無料アップグレード 朝食付き
部屋タイプ:【禁煙】スーペリアツイン マウンテンサイド(Wi-FI完備)
平日泊:2人一部屋 1人 / 7,850円(入湯税別)
※こちらはステージ限定プラン<割引プラン>です。
さらに3,000円クーポンを使ったので、2人で12,700円で泊まれました。安い・:*+.\(( °ω° ))/.:+

大沼プリンスの客室は、スイートとコーナーツイン以外は全て24.6㎡。

インテリアの違いが多少あるようだけど、部屋の広さはモデレートもスーペリアも一緒です。

値段の差は、眺望の違い。
朝食付きで一番安いプランがこれだったのであまり部屋タイプを気にせず予約しましたが、直前に確認すると部屋はスーペアリアツインのマウンテンサイド。つまり駒ヶ岳ビューです。

”部屋から駒ヶ岳が見えるんだ〜♪” と楽しみに窓の外を見ると、、、あれ?
木が邪魔してほとんど駒ヶ岳は見えません。

どんなに覗き込んでも見えない、、、d( ̄  ̄)
ていうか、今は冬だから枝の隙間からなんとか見えるけど、夏だったら葉っぱが茂っていて全く見えないのでは!?

通常ならモデレートツインより1人1,600円くらい高くなるこの部屋を、モデレートツインより安く泊まらせて頂いてるわけですから仕方ないと言えば仕方ない。でもちょっとガッカリです。
気を取り直して部屋の紹介に戻りましょう。

テレビの下の引き出しが開いてます。

上の段には大浴場用のバッグとタオル。

下の段には館内着が入ってます。

全部出してみるとこんな感じ。レストランも館内着とスリッパでOKです。

引き出し横の開き戸をあけてみました。上にサービスの水ペットと湯沸かしポットがあります。

サービス飲料は緑茶のティーバッグとドリップコーヒー2種類。

その横の冷蔵庫は、プリンスお決まりの小さいサイズです。

入り口の方に戻って、

洗面台。

横の棚に個包装の化粧品と歯ブラシが置いてあります。モデレートツインとスーペリアツインは歯ブラシのみ、コーナーツインとスイートにはかみそりとヘアブラシも付くそうです。

化粧品は男性用、女性用それぞれあります。

スリッパはタオル生地のウォッシャブルタイプ。黒いビニールスリッパを履いてる人もいたので、部屋によって違うのかもしれません。

洗面台の横がクローゼットスペース。金庫もここにあります。

洗面台の向かい側がユニットバスルーム。

プリンスホテルによくあるタイプのトイレです。驚いたのは暖房便座がないこと。冷たくはないけれど、一瞬ヒヤッとします。冬の北海道でこれは驚きました。それともスイッチが切れてたとか!?

シャンプー類はPOLAです。

部屋のカードキーは2枚もらえます。

4Fのフロアマップです。向かって左側がエレベーターで、エレベーターに近い部屋はもっと駒ヶ岳が見えると思います。右に行くほど見えません。
2食付きの高いプランとか公式サイトから予約すると、もっと良く見える部屋になるかもしれないです。

広くはないけれど、リゾートホテルの雰囲気を感じる部屋です。ただ、ちょっと部屋が寒いです。もう少し暖かいとほっこりできるのに残念。Wifiは問題なく使えます。
大浴場「森のゆ」
館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。

エレベーターの横にソフトドリンクの自販機があります。

大浴場はB1Fです。

B1Fに到着すると、

ここにも自販機があります。ソフトドリンクのみです。

手前が男湯で、廊下のずーっと先に女湯の入り口があります。

入り口は男女ともに部屋のカードキーをかざさないと開かない仕組みです。

男女のお風呂はほぼ一緒だと思います。
脱衣所はまあまあの広さ。全て鍵付きロッカーで貴重品ロッカーもあります。洗面台は5つで、男女それぞれ化粧品と綿棒が置いてあります。冷水機の水は大沼の天然水です。
分析書が掲示されています。源泉名は函館大沼プリンスホテル4号温泉、源泉温度42.9℃、PH8.3の単純温泉です。湧出量は450L/分となかなかの量。水張りの時に加水して、掛け流し。浴槽内で加温して塩素投入です。期待できそうなお湯ですね。
浴室はそれほど広くありません。プリンスホテルの大浴場は、大抵そうです。洗い場は8つくらいで、部屋とは違う種類のPOLAのシャンプー類が置いてあります。女湯はクレンジングフェイスウォッシュという洗顔料もあります。
内湯は浴槽が1つ。浴槽に沿って窓があるので、内湯でも外を眺めながら浸かることができます。お湯は透明で匂いもなく、言われなければ ”温泉” と気付かないかもしれません。塩素臭があまりしないのは有難いです。湯温はぬるめ。ぴーよしは身体が温まらないと嘆いてました。しょっちゅうスタッフが温度を測りに来るので、温度管理はしてるようです。
露天はそれほど大きくない細長い浴槽です。外に人工池(多分)があり、インフィニティ風呂のようになってます。夜は対岸の木がライトアップされて幻想的な雰囲気。いつも空いてて、のんびり入浴を楽しめました。
ただ期待していたほどのお湯の良さは感じません。改めて公式サイトを見ると ”ホテル敷地内の源泉から届く毎分270リットルの豊富なお湯” と書かれています。あれ?分析書には450L/分て書いてあったけど?昔はそのくらい出た、とか?
よくわかりませんが、もう少し湯温が高いと温まるのになぁと思いました。
朝食
朝食は7:00〜9:30まで和洋ブッフェです。チェックアウトが12:00なのに、朝食終了時間が9:30はちょっと早過ぎる気もします。
会場は3Fのプリンスホールです。

朝食券はなく、入り口でカードキーを読み込んで確認しています。

席は自由席です。ちょっと写真の色味が悪いけど、大きな窓からは駒ヶ岳がキレイに見えます。

会場内はこの通りの広さです。

窓際には駒ヶ岳を望める席があり、その席から順に埋まっていきます。ぴーぱーもなんとか窓際席に座ることができました。

さて何を食べようかな♪

まずはイカの塩辛、松前漬けなどの珍味から。

隣はいくら醤油漬け。

続いて昆布ソーメン、イカ刺し、がごめつるり。

厚焼き玉子、ほうれん草ごま和え、煮豆、ひじき。

筑前煮。

焼き魚2種。

こちらは洋食コーナーです。

ポテトコロッケ、塩昆布入りジャーマンポテト。

蒸し野菜3種。

イカしゅうまい、ラム肉の煮込みジンギスカン風。

スクランブルエッグ、ベーコンソテー。

次のテーブル行ってみましょう。

温かいうどん。薬味も色々置いてあります。

味噌汁。

インカのめざめポテトのクリームポタージュ。

納豆、漬物、ふりかけ。

キーマカレー、ななつぼしご飯、おかゆ。

窓際のテーブルです。

自家製豆腐。これも薬味の種類多し。

サラダ色々。


写真撮り忘れたけどパンケーキマシンがあります。これらはパンケーキのトッピング色々です。

パンケーキマシンを挟んで、デザートです。

ヨーグルト、ミックスフルーツ、ハシカブ風味ぜんざい、杏仁豆腐、美鈴珈琲を使ったコーヒーゼリー。

シリアルと牛乳。

フルーツ3種。

壁沿いに行ってみましょう。

地元のお母さんが握ってくれる、おにぎりコーナー。
沖縄で泊まったオクマ プライベートビーチ&リゾートでも、地元のお母さんがポークたまごおにぎりを作ってくれるコーナーがありました。まさか遠く離れた北海道でも地元のお母さんにおにぎり握ってもらうとは思いませんでした(^人^)

お母さん、ありがとうございます!

こちらはパンコーナー。

プリンスホテルのパン工房で焼き上げたパンらしいです。


ドリンクコーナー。

先日ラ・ジェントステイ函館駅前にもあった山川牧場牛乳があります。

コーヒーは美鈴珈琲。

紅茶もあります。

洋食でまとめるとこんな感じ。
山川牧場牛乳は、ラ・ジェントステイより濃厚な感じ。よく見たら ”特濃” って書いてあります。美味しいです。

和食でまとめるとこんな感じ。
この前もどこかで ”煮込みジンギスカン” を食べました。流行ってるのでしょうか?甘めの味付けで美味しいです。

和洋折衷。

イカ刺しといくらをお代わりしました。とろろもかけて丼にします。

カレーと特濃牛乳もお代わり。

デザート全部盛り。パンケーキは焼くのに時間がかかります。

駒ヶ岳を眺めながらの朝食は至福の時間です。

9時近くなるとスタッフが回ってきて「9時に料理を下げますのでそれまでにお取りください」と教えてくれます。会場は9時半まで使えるそうです。
会場内のコーヒーもテイクアウトできるけど、会場の外にもコーヒーマシンがありました。

それほど特別なものはないけれど、空いててのんびり食べられたのが良かったです。館内着で来られるのも気楽で良いですね。朝ごはんの終了時間は早いけど大浴場は11時まで入れるので、部屋で一息ついてもう一回お風呂に行きました。
泊まった感想
帰りはチェックアウト時にバスの乗車券を渡してくれます。帰りのバスは13:10発。チェックアウトは12:00なので1時間ほど時間を潰してからの乗車になります。

帰りは各バス停に停まりながら空港まで行ったけど、乗客は最後までぴーぱーだけでした。この送迎バスの存在を知らなかったら行かなかったと思います。ありがとうございました。

妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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