大変だ!クーラント漏れ〜6クーラント注入

大変だ!クーラント漏れ〜6クーラント注入

※「大変だ!クーラント漏れ〜5」のつづき

作業も大詰め。
今回はいよいよクーラントを注入して、エア抜きして完了です。

クーラントは、作業の最初に抜いて保管してあったのを再使用します。
でも入れる前に、キッチンペーパーでろ過してゴミを取り除きます。

ろ過する前のクーラントには、なにやら白い藻のような物が沢山漂っています。
これはこのまま入れるわけにはいきませんね。(と言うか、交換した方がいいカモ)

ろ過完了!

ろ過に二時間くらい掛かりました。
なにしろ浮遊物でペーパーがすぐ目詰まりするので、まるで水出しコーヒーかよ!ってなくらい掛かるのです。

不足分補充に、新品クーラントも多少準備。

注入前に、ラジエーター下部のドレインコックがキチンと閉まっているか再確認。

ネジ締めよぉーし!

ところでデイビーには、配管内のエア抜き箇所が四箇所あります。
注入前にこれらを開けておきます。

一箇所目は、車体下のリヤヒーター配管の栓。開けっ放しにするとダダ漏れしてしまうので、ゴムキャップをゆるく被せておきます。ここは配管の一番低い位置にあるので、注入開始したら、最初に漏れてくるはず。
次に、エンジンブロック前にある配管途中のネジ栓。M6ネジ。
銅パッキンは新品交換しました。
一番高い所にあるヒーター配管の栓。クーラントがあふれた時のために雑巾を敷く。

そしてラジエーターキャップ。

ここにも雑巾巻く。

準備が出来たら、漏斗の差し込みにビニールテープ巻いて、、、

加圧型サブタンクに差し込む。ビニールテープですき間がふさがり、液漏れを防いでくれるハズ。

では注入開始!

トクトクトクトク、、、緑色の久保田大吟醸?

少し入れては止めて、一番下のリヤヒーター配管の栓をチェックするのですが、一向に漏れてこない。

ゴムキャップをそぉ〜っと外しても、何も出てこない。へんだなぁ。

とかやってる内に、先にラジエーターが満水になる。ちなみにこの時点で8Lは入ったと思う。

あふれる直前で止めることが出来ました。

キャップも、きちんと純正の弁無しを購入しました。

さらに入れると、一番高い所にあるヒーター配管の栓から漏れ出しました。

雑巾に漏れたクーラントが付いています。下に垂れなくてよかった。

ゴム栓してクランプ止め。両方新品です。

その後すぐ、エンジンブロック前の栓の配管も満水に。

ねじ穴の中が緑色のクーラントで満たされた。ここもあふれる前に止められました。

手ルクで締める。

ここでようやく最後に一番下のリヤヒーター栓から漏れ始めた。

ゴム手袋にクーラントが付いているので漏れているのです。

同様に新品キャップとクランプする。

あとで配管図を見たらここへの配管は、ヒーター配管の一番高い場所から分岐しているので、最後にならないと漏れないことが解りました。車の整備は事前の予想と違うことだらけで、毎回驚きの連続です。
結局、ラジエーター→ヒーター栓エンジンブロック前のネジ栓リヤヒーター栓の順番で漏れました。

残り0.5Lくらいで加圧型タンクが満水になりこれ以上入らなくなる。
でも、もともと入っていたクーラントなので、本当は入るハズ。
つまりこのくらいの空気が配管内に残っていると言うことです。

そこでアッパーホースをもみもみすると、漏斗からブクブク空気が出てきて、多少入りますが、やはり限界の様子。

あとはエンジンかけてエア抜きです。

でも10分ぐらいアイドリングしましたが、この程度しか空気が出てこない。

しょうが無いので、最後に加圧型タンクを満水にして、、、

キャップする。

その後、写真はありませんが、近所を30分ほど走ったら、
加圧型タンクに配管内の空気が集まったのか、水位が下がったので、ペットボトル残りのクーラント全部と、補充用の新品クーラント約50cc足して、

めでたく作業完了となりました。

これで世界旅に向けて、冷却系の不安はだいぶ無くなりました。たぶん。

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