大変だ!クーラント漏れ〜3救世主 現る

大変だ!クーラント漏れ〜3救世主 現る

※「大変だ!クーラント漏れ〜2漏れ箇所探し」からのつづき

ラジエーターのカシメ部分からクーラント漏れが発生したデイビーですが、
日産純正ラジエーターは、monotaroで16万円もします。
どうしたらいいのでしょうか?

ところがいろいろ調べると、ラジエーターは全取っ替えではなく、修理が可能らしいのです。
どうやって修理するかというと、(↓)の映像のように、
カシメ部分をペンチで起こして、パッキンとアッパータンク(要するに上フタ)だけを新品交換して、
もう一度カシメて戻せばいいようです。

さらにYouTubeで検索すると、この作業をDIYでやっている人もいるようです。

自分でやるかプロに頼むか、、、

DIY好きとしてはやってみたい気持ちもありますが、カシメのツメを折らずに曲げ伸ばしできるのか?一滴も漏れないようにカンペキに直せるのか?それで世界に行って大丈夫か?
いろいろ悩んだ末に、、、

今回は、プロに任せることにしました。

で、どのプロに任せたかというと、
三協ラジエーターという会社にしました。
最初に言っておくと、この三協ラジエーターの対応は素晴らしかったです。
まさに捨てる神あれば拾う神あり。救世主です。
修理品からは丁寧な仕事ぶりも感じられ、
まさに、

早い、上手い、安いの三拍子でした。

で、実際どのような感じだったかと言うと、
HPの見積もり依頼フォームからコンタクトしたら、
二時間くらいで返事が来て、
 全て新品交換なら税込み¥63,800
 アッパータンク、ロアータンク交換で¥37,400
 送料3,300円
 納期は2〜3日

とのお返事。
そこで今回は、アッパー・ロアータンク交換をお願いすることにしました。ラジエーター本体は流用です。

では早速、ラジエーターを取り外します。

まず、ヒーターONにして、温度設定をMAXに。エンジンはかけませんでした。

さらにリヤヒーターもON。

で、キースイッチ切る。
これでクーラントのヒーター流路のバルブがもし存在すれば、開いたままで固定されたハズ。たぶん。

そしたら車体下にもぐって、ラジエーター下のドレンバルブをドライバーで開ける。

じょろじょろとクーラントが出てくる。

バケツで受け止める。

ドレンバルブのゴムパッキンも忘れずに外して保管。(結果から言うと、三協さんから帰ってきたラジエーターには、新品のバルブとパッキンが付いていました)

大気開放型タンクに入っているクーラントは、この間二つのラジエーターキャップを開けなければ、
全部吸い出されるハズなのですが、
多少は吸われましたが、もうこれ以上(↓)は減らないようなので、、、

ダイソーでスポイト買ってきて、、、

いいスポイトが園芸コーナーにありました。

吸い出そうとしたら、、、

まさかの水面まで届かない。こんなに長いのに、、、

そこで手許にあったビニールチューブで延長して、、、

ようやく吸い出せました。

とかやっていたら、バケツがいっぱいになってきたので、慌ててコップですくい出し、、、

ペットボトルに入れて、、、

保管。これは捨てずに使います。
(このクーラントは、スーパーロングライフタイプで、まだ約3万キロしか使っていないのです)

トリスの4Lペットが役に立ちました・笑。ちなみに出た量は約9L。
でも取説によれば、このサファリ(寒冷地仕様リヤヒーター付)には、14.9Lのクーラントが入っているそうなので、あと約6Lも抜けずにどこかに入っていると言うことです。

ドレンからはあらかた出きったようなので、いよいよホースを外します。
まずは大モノ。ロアーホース。
ペンチでクリップずらして、、、

ピックツールで根元をはがすと、、、

外れる。

さらにクーラントが出てくるので、すかさず容器で受け止めトリスのペットへ。一滴も無駄にしない・笑。

続いてアッパーホース。

ラジエーターのロアータンクに刺さっている、2本のATFクーラーのホースも外して、、、

ホース側はバイスプライヤで止血。

ラジエーター側は栓する。

次にラジエーター上部のこのボルトをゆるめると、、、

押さえ金具が取れる。

ラジエーター側は、突起が穴に刺さっているだけです。

次はファンの根元の4つのナット外して、、、

取れた!

ここまで外すと、ラジエーターが外れました。

落ち着いてまっすぐ上に上げると外れます。

でもじつはココだけのハナし、、、もっといろいろムダに外してしまいました。
だって初めてで、よく解らなかったから。
例えば、アンダーカバーと牽引フック。

初めて外しました。

そしたら現れた3本のボルトも外しました。

だっていかにもラジエーターをフレームに固定しているように見えたから、、、でも実際は、フレームごと上に引き出せます。

さらにこのネジも。

これもラジエーターと一緒に車体から抜いてから外せばよいです。

フロントグリル。

ラジエーター外しとは全く関係ありませんでした。
でもコレ外すと、なんだかプロっぽくてかっこよく思えてくる・笑。

エンジンカバー。

以上これらは外す必要ありませんでした。素人作業は、ムダが多いです・汗。

そして最後にラジエーター本体にはまっていたナットも保管して、、、

このナットは6つあるのですが、三協さんから帰ってきたのには、なぜか4つだけ新品ナットが付いていました。理由はわかりません。

こうなりました。

でも次なる問題は、

これをどうやって発送するかと言うこと。

一晩考えました。
で、こう言う材料を集めて、、、

両面テープと養生テープで組み立てて、、、

こうなって、、、

三方をベニアで囲って、、、

両面にプラダンをタッカー留めして、、、

発送準備完了!

箱自体が作品です・笑。

ゆうぱっくで発送しました。

元気になって帰って来いよ〜。つづく

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