下みちの旅 北海道〜31南へ!

下みちの旅 北海道〜31南へ!

宗谷岬と稚内を堪能したので、冬将軍が来る前に南下します。
日本最北端にタッチして戻る感じですが、サマータイヤでは仕方ないのです。

朝の稚内公園。曇り。

問題のクーラント漏れですが、ホースバンドを増し締めしても、
漏れの量は減りましたが完全には止まりません。どうしてなのか?
5分に一滴くらいの量なのでまあ走行に支障の無いレベルですが、
それでも時間が経てば、いつかは空になるので、

クーラント購入!

オートバックス稚内で購入。1600円。

液が減ったら継ぎ足し作戦です。

■稚内温泉童夢

今日は久々の朝風呂。
最北端の夜はさすがに寒くなってきました。
朝風呂で温まらないとやる気が出ません。
(この温泉の詳細は、ぱーのブログへ。近日公開予定)

この辺りの海沿いの建物。
いい感じに朽ちています。

南へ!

南に向かうというのは、気分が明るくなりますね。
べつに北が暗いというわけではありませんが、とにかく気分が軽くなります。

ガンガン南へ。といっても時速60km。

稚内から日本海側を南へ走り出すと、右手の海の向こうに利尻島。
この辺りが、北海道と利尻島が最接近の場所。

今日の日本海は荒れています。
冬の季節風が吹き始めました。

■北緯45度モニュメント通過

北緯45度線を北から南へ通過します。
結局45度以北には、3日間いました。

モニュメントは角度の45度をモチーフにしたデザイン。

道の反対側にもモニュメント。
こちらはNの字を45度に傾けたんだな。
そう言えば、オホーツク海側のモニュメントも45度をモチーフにしていたから、45度でどうオリジナリティを出すかデザイナーの腕の見せ所。

南下し続けていたら、遠くにぼんやりと、しかしなにやら巨大な建物らしいものが見えてきました。
遙か彼方から見えるので、尋常でない大きさです。
いったいあれはナンダロウ?

徐々に近づいて来る。
まだ何なのか解らない。

なんとズラリ並んだ発電風車。

大迫力の眺めです。少々コワい感じすらします。

でも横から見ると、ポエムなカンジ。

冬の季節風でさぞかし発電することでしょう。
これからが本領発揮の季節です。

■サロベツ原野

天塩川の下流に広がる湿地帯です。
釧路湿原ほど大きくありませんが、それでも山手線の円が二つ入る大きさだそうです。
ここをトレッキングしようと来たのですが、

まさかのビジターセンター冬期閉鎖。

北海道の冬の訪れは早いです。

センターは閉まっていますが、木道は歩けるので、少し歩く事にしました。

木道を歩く前に、センターで勉強したかったんですけどねえ、、、

木道の案内板も冬支度で読めません。

あまりに寂しいので、戻る事にしました。
でも他の季節に来たら景色は良さそうです。

センターの近くに展望タワーがあったので、、、

どど〜んとそびえ立つ。

登ってみます。
いい眺めが見られますように、、、

上からの風景は、遠く利尻島を背景に湿原が広がる。

利尻島はあまりに形がいいので、見えたら背景につい入れたくなります。

別の方角は牧草地。一応満足な眺め。

見下ろしたデイビー。
ポッタン、ポッタン中。

この辺りの地面には、いろいろな動物の足跡がありました。
これはエゾシカ?

キタキツネかタヌキ。

じゃあこれは?

ティラノサウルスだったらどうする?、、、少し前にネットで「ジュラシック・パーク」を視たので、ついこんなことを考えてしまいます。

■名山台展望台

高いとこ好きなので、サロベツ原野を見下ろせる展望台を二カ所行く事にしました。
最初の名山台展望台は、階段を130段ほど自力で登る。

まだまだぁ!

あと少し。

で、眺望はこんなカンジ。
あまり努力が報われない風景(スイマセン)。
湿原までの距離は近いのですが、高さが足りない。
1000段くらい登ればよく見えると思います。(でもそれはカンベンして下さい・笑)

■宮ノ台展望台

行く途中、グーグルにだまされて、こんな道に入り込みました。
慌ててバック。

軽トラかジムニーなら車幅が狭いので楽勝なのですが、、、

正規ルートで行けば、問題無くたどり着けます。

ここからの眺めは、、、
高さは充分ですが、湿原への距離が遠いので、甘めの採点でも70点。

でもこの展望台の周囲の農場の風景は絵になります。

なお二つの展望台に行くならば、午前中がオススメです。午後は湿原が逆光になります。

ところでクーラント漏れが止まりました。

でも止まった理由がよくわかりません。増し締めしてもしばらくは漏れていたのに、、、。

止まった理由を考えると、
増し締めでゴムが馴染んですき間がふさがったのか、それともリヤヒーター配管内のクーラントが全部出きったのか?
おそらく後者ではないかと考えています。

つまりリヤヒーターは、開閉バルブでエンジン本体の冷却配管とは仕切られているので、ヒーター配管側のクーラントが全部漏れきって、これ以上漏れる液が無いと言う事です。(たぶん)
確かに本体側のクーラントサブタンクの液面は下がっていません。

潜水艦に海水が浸水しても、浸水区画の水密ドアを閉めればそれ以上被害が広がらないのと同じですね。
でも寒いからといってリヤヒーターをONするとバルブが開いてしまうので、この先帰って修理するまでリヤヒーターは使用禁止です。

今日の移動距離。138km。

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