下みちの旅 北海道〜20国設野営場の大自然
- 2022.02.07
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多和平キャンプ場の朝。
美しい朝日。
そして雲海。
ここの景色もバツグンです。
何処までも続く丘、牧場、森、遠い山並み。
前にも書きましたが、緩やかに上下する丘が何処までも続くのが北海道の大地です。
このキャンプ場も広大です。
北海道の人がうらやましい。
このキャンプ場の詳細は、ぱーのブログへ↓
出発!
輝く白樺が美しい。
北海道の大地をひた走る。
今日は、阿寒摩周国立公園に入ります。
これまでは、平野、牧場、湿原風景が続きましたが、山岳風景に変わるはず。
■阿寒湖と雄阿寒岳
遊覧船が走って行きます。
その少し横には釣り人が立っている。遠浅なんですね。
湖畔には温泉が湧いています。ボッケと言うそうです。ボコボコ音を立てています。
このエリアは、火山エリアなので、温泉が多いです。これは期待できそう。
■アイヌコタン
アイヌ観光村です。
この商店街の街並みは、北欧の街並みに似ているような。
そう言えば、阿寒湖はマリモで有名な場所でした。
ぱーはその昔、友達からこんなビン入りマリモをお土産にもらって困ったそうです。
■阿寒湖畔展望台
国設阿寒湖畔スキー場のゲレンデの中腹にある展望台です。
阿寒湖を一望できるそうです。
スキー場の駐車場にデイビーを駐めて歩いて登ります。
左は白湯山展望台2km。
右が阿寒湖畔展望台0.5km。もちろん右に進みます。
でもこの道、車でも来れたんじゃね?
案の定、先にも駐車場がありました。車旅の “あるある” ですね。
“あるある” と言えば、道の駅の数100m手前に小さな無料駐車場を作らないで欲しい。道の駅がある事を知らずにそこに入ってしまいます・笑。
駐車場からは急坂を歩いて登ります。
展望台に着いた!?
って、この二つのベンチのこと?
展望タワーとかあるのかと思っていました。
でも眺めはなかなかです。
飛び立てそうな気がします。
■オンネトー国設野営場
阿寒湖から十数キロ離れたところにある、オンネトーと言う湖の湖畔キャンプ場です。
ところで国設野営場は他の一般キャンプ場とは一線を画す場合が多いです。
なにしろ国立公園内にあるので、自然が深く、規模は大きく、それでいて設備も完備されています。さすが国設です。
ぴーぱーも、オンネトー周辺は初めてですが、どんな所か期待が膨らみます。
幹線道路を曲がった途端、景色が変わりました。
ここはカナダか?
雪山を背景にした森。まさに何年か前に行ったカナダです(↓)。
森も深さを増しました。木々の太さが一回り太いです。
しかし野営場は、まだ7kmも先。奥が深い。
湖畔の道からの風景。まるで額縁の絵のようです。
雌阿寒岳(左)と、阿寒富士(右)。
澄んだ湖水。
写真が止まらないオジサン。
他の皆さんも車駐めて景色に夢中。
■湯の滝
まだ時間が早いので、野営場に車を駐めて、湯の滝まで少し歩きます。
片道1.4km。この距離なら鼻歌です。
落ち葉が敷き詰められた小径を足取もり軽く歩き出しました。誰も歩いていない証拠。
ところが少し歩いたところで、二人同時に顔を見合わせました、、、考えている事は同じです。
これはヤバイ。熊がいるかも!
何しろ周囲の自然が深すぎるのです。
ここが動物の支配エリアだと言う事が肌で解ります。人間エリアではないのです。
山やっているからわかるのですが、普通の山は、たとえ山道でも人間の気配が多少は残っているものです。
でもここは違います。完全にアニマルゾーンです。少し恐いくらいです。
こういう時に限って、熊鈴もホイッスルも車の中。油断してました。
しかた無いので時々手をパンパン打って、音を立てて歩きます。
クリスマスツリーにしたら良さそうなコニファー。東京で買ったら一本一万円。
約20分歩いて着きました。
看板の右側の黒い斜面が湯の滝。
岩々の間を縫って湯が落ちています。
これまで見たどの滝とも違う感じです。
ぬる湯ぐらいの温度です。
でも、人の気配が全くしないので早々に引き上げました。
■野中温泉
アニマルゾーンから無事生還。
野営場近くの温泉で、冷えた身体を温めます。
晩秋の車泊旅では、一日中外にいるので身体が冷えます。
一日一回は温泉で温まらないと冷え性になりそうです。
骨の髄まで冷え切った身体がじ〜んと温まるまで、湯船から動けません。
この温泉も素晴らしいの一言に尽きます。ほぼ中性の白濁湯。源泉掛け流し。
この温泉の詳細は、ぱーのブログへ↓
この夜は、誰もいない野営場を独り占めでした。
今日の移動距離。83km。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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