タオル掛け作製
今年もよろしくお願いします。
今年こそは、なんとか出発の年にできればいいなと思います。
新年の願掛けです。
そこで、新年最初に紹介するのは ”掛け“ つながりで、
“タオル掛け”
別に単なる偶然です、、、。
車泊生活では、タオルや布巾など干し物が出ます。
ぴーぱーはこれまで針金ハンガーで、車内のあちこちにぶら下げていました。
でも針金ハンガーを使うと、とたんに車内が所帯じみてきて、オシャレじゃないんですよね。困りものです。
そこで針金ハンガーを一掃するために、タオル掛けを作ることにしました。
ぱー曰く、
使うときに引っ張り出して、掛けたら戻せるようにできないかな?
そんな「言うは易し、作るは、、、」です。カンタンに言ってくれます、、、泣。
でも確かにそうできれば便利かも。
なので、ガムバッテ作ってみることにしました。
まずは段ボール確認
設計図を書いて、実寸でプリントアウトした紙を段ボールに貼ってカッターで切り出します。
テープで貼って組み立てる。
それを取付位置にあてがって不具合が無いか確認。
今回は、以前に作ったネット収納にネジ止めして取り付ける予定です。
ところがまさかの不具合!
角が窓ピラーに当たっているではありませんか!
いや〜、段ボールで確認しておいてよかったです。
木を切ってから気づいたのでは取り返しがつかないところでした。
車の中は、“斜め” とか “曲線”になっている箇所だらけで、実測しても正確に測れない場合が多いのです。段ボール確認は欠かせません。
大きさを調整して、今度こそ問題なし!
それではベニアを切り出します。
実寸プリントアウトを、12mm厚ベニア板に貼る。
ノコで切ったときにバリが出ないように、カッターで切り込みを入れておきます。
そしたら切る。
切る
切る
切り出し完了!
次はパイプを通す穴。直径29mm。(家にあったアルミパイプの直径が、たまたま29mmだったのです。29というサイズに意味はありません。普通なら30mmパイプ使いますよね)
そんなに太いドリルは持っていないので、どうやって穴開けようか、、、?
まずバリ防止に、カッター切り込み。
10円玉を当てて、一回り小さな円を描く。
円周上に等間隔でポンチ打って、、、
ドリルで穴開け。
穴と穴をカッターでつないで、、、
開いた!
さらにヤスリで整えて、、、
ようやくパイプが入りました。
結構大変でした。手間掛かります。
あとはアールを付けるところをヤスリで整えて、、、
サンドペーパーで仕上げて、、、
ようやく部品が揃いました。
次は取付箇所の加工。
ネット収納を外して穴開けて、、、
M6の鬼目ナットを4つたたき込む。
ナットにネジを締め込んで、うまく結合できることを確認。
仮組して、、、
取り付けて、もう一回確認。
そうしたら一旦分解して、さらに加工を進めます。
まずは軽量化。
穴開けて、、、
穴と穴を切ってつないで、、、
大きく切り取ってかなり軽くなりました。
勿論切り口はヤスリで整える。
パイプ通して、、、
裏からビスねじ込んで固定。
次に、部品を三枚重ねて、同じ位置に穴を開ける。
開いた!
細かい部分も加工。
ここは、引っ張り出す部分を固定するミゾです。(完成写真を見れば解ります)
続いてタオル掛けの棒。
ホムセンで買ってきた直径9.5mmのステンレスパイプを切る。
やけにカンタンに切れると思ったら、鉄パイプの表面に薄いステンレスを被せてあるのでした。
ともかく長短合わせて6本切りました。
タオル掛けの棒は、M6の寸切りボルト(1mの長いボルト。ホムセンで一本100円くらい)を切って、それにステンパイプを被せます。
で、組立完了!
伸ばすとこうなります。トロンボーンのようですね。
細部拡大。
取り付けるとこうなります。
物を干すときは、こうやって外して、、、
手前に引き出して、、、
干します。
車の中に手を伸ばさなくてすむので、楽に干せます。
干したら引っ込めます。
引っ込めたら、パイプをココに引っかけておくと、ぶらぶらしません。
ミリ単位のせめぎ合いは、、、
ギリギリ勝利!
最後は塗装。
もう一度、バラして、、、
以前に作ったネット収納と一緒に塗装。
乾いたら最終組立して、
ココに、、、
ネジ4本で固定して、、、
完成!
さて、その使い心地は、、、? 次回の車泊で使ってみます。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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