九州・四国旅行 お遍路のヒミツ
四国には、“お遍路” があります。
八十八箇所のお寺を順に巡る修行の旅です。
歩き、自転車、バイク、車、、、巡り方は人それぞれです。
ぴーぱーもかつて10年かけて歩いて一周したことがあることは、以前にも書いたと思います。楽しい想い出です。
ところで歩き遍路の人は、一周千キロ以上ある道のりを、どうして間違えること無く歩くことができるのか不思議ではありませんか?
じつはお遍路道の全ての曲がり角には、写真のようなシールがひっそりと貼られています。
シールはNGOや有志の方が作って貼って下さっているので、地域によっていくつかの形やデザインがあります。またいくつかの種類のシールが複数貼られている場合もあります。
時々は、シールではなくこんな立て札だったり、、、
木やコンクリの道標が一緒に設置されている場合もあります。
ガードレールや電柱に、勝手にシールを貼るのは、本当は違法だったかと思いますが、四国はお遍路文化が深く根付いているので、きっと黙認されているのでしょう。
歩き遍路の人は、これらシールと地図を照らし合わせて、道を間違えること無く歩いて行くのです。(それでもぴーぱーは何度も間違えましたけど、、、)
四国に行く機会があったら、道ばたでシールを探してみて下さい。貼ってあったらそこがお遍路道です。
知ってる人は知っている。でも興味の無い人は気付かない(かもしれない)。
車・バイク遍路の人も知らないかもしれない、歩き遍路だけの小さなヒミツでした。
お遍路道で見た段々畑。
今回ぴーぱーも、久しぶりに道でシールを見つけて “ほっこり” しました。
明日は四国を出て九州に向かいます。復路は陸路で本州経由です。
昨日の移動経路。
ぴーぱー夫婦の だんなのぴー:車担当。
四駆、旅、登山、星、温泉、お遍路、DIY、野菜づくり、マグロ好きの50代。別名マグロよしのり。2020年3月退職。
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