愛宝館（平湯温泉）

2017年8月訪問

奥飛騨温泉郷2日目です。昨日は中尾温泉の民宿 たきざわにお世話になりましたが、2泊目は食事付きにしたいです。色々探した結果、夕食は部屋食で口コミも悪くない。値段も手頃な平湯温泉の愛宝館を予約しました。

Google マップで見ると、愛宝館はバスターミナルのすぐ近くです。バスターミナル周辺にはたくさんの宿があります。道が細い割に交通量が多いので、初めての宿を探すのはちょっと大変です。

愛宝館も、看板は見えましたが、どの建物が愛宝館なのかわかりにくい。どこに車を止めていいのかも悩みました。

下の写真の右奥の建物は違う宿です。でも、下には「愛宝館」の看板があるので、どっちが愛宝館なのかわからないですよね、、。

ちょっと焦りましたが、ひとまず到着。

ぴーぱーは到着が早かったので、建物前のスペースに車を停められました。でもそこには数台分しかないので、他にも駐車場があるはずです。

館内に入ります。

フロントでチェックイン手続き。余談ですが、奥飛騨温泉郷の宿は「現金払いのみ」の宿が多いです。愛宝館もそうですが、昨日のたきざわもクレジットカード不可。

愛宝館やたきざわは宿泊料金がそれほど高くないので仕方ないですが、比較的値段の高い福地温泉の宿も大半がクレジットカード不可。

昨年宿泊したかつら木の郷も現金払いのみでした。この辺り、なんとかなりませんかね!?

手続きを済ませて部屋に案内してもらいます。

お部屋は2F。館内は3F建てですがエレベーターはありません。

お部屋

お部屋は階段を上った正面の205号室でした。

入口のすぐ横にトイレ。

ウォッシュレット完備です。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名：▲訳有り▲訳ありの理由は・・・＜眺望の悪さ＞だけ！お値打ち価格でご宿泊♪
部屋タイプ：▲訳有り▲和室10畳【Cタイプ/トイレ洗面付】
平日泊 1人 / 12,960円（入湯税別）

直前まで角部屋で「クーポンブック特典付き」というプランが同じ値段で出ていたんです。平日だったので『こんな直前に宿の宿泊なんかする人いないだだろう』とたかをくくってその特典内容を読み、納得した上で予約しようと思ったら既に満室！Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ 負けました、、、、。

というわけなので、訳あり部屋です。

＝＝　どこが訳有り？　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

▲隣の建物に隣接するお部屋のため眺望は望めません

▲7.5畳の和室は少し狭いお部屋となります

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あとは＜スタンダードプランと同内容＞！

設備・アメニティ等も他のお部屋と同じなので、

お得に泊まりたい！というお客様におススメです♪

10畳あるので狭さも感じず、特に「訳あり」とも感じません。お部屋で問題なくWifiが使えるのも素晴らしいです。

お茶菓子は合わせ焼き。パッケージ違いのこのお菓子には、全国各地でお目にかかります。

『全然悪くないじゃない♪ 』と思ってカーテンを開けたらこれ。

「隣の建物に隣接する」ことはそれほど気にしませんが「向かいに窓がある」と、ちょっと気になります。

洗濯物が見えるのは、それほど気にしません。

冷蔵庫は差し込み式。

値段表はこちらです。

広縁の反対側には洗面台。

アメニティはシンプル。

訳ありプランの理由

▲隣の建物に隣接するお部屋のため眺望は望めません

というのを見た時『平湯温泉は宿が密集しているので、どうせどこに泊まっても大した眺望はないからOK』と思っていました。

でも隣の建物の「窓」と隣接しているという発想は浮かびませんでした、、、｡ ぴーぱーもまだまだ甘いですねd(￣ ￣)

大浴場 女湯

お風呂に行きましょう。お風呂は1Fです。

1Fに降りるとすぐ大浴場。部屋からお風呂が近くて便利です♬

アルコールは自販機でも販売してました。

男女それぞれ内湯と露天風呂があり、入れ替えはありません。翌朝9時まで夜通し入れます。

昨日たきざわで見た奥飛騨温泉郷の説明がここにも貼ってありました。

男女それほど違いはありませんが、まずは女湯からご紹介。かなり狭い脱衣所。

洗面台には化粧品、シャワーキャップ、そしてたきざわ同様ティッシュじゃなくてペーパータオルです。

よく見かける分析書とはちょっと違うものが掲示してありました。ここには書いてませんが公式サイトによると、愛宝館の源泉は「家上（いえがみ）の湯」だそうです。

入ってみると、浴室も小さめ。

そんなことより、まさかの赤湯です。

前回平湯温泉で泊まった宿は、赤湯ではなかったと思いますが、、？

昨日たきざわであまりに良いお湯に入ってしまったので、今日の赤湯はキツいです、、、。

石鹸は数種類。フェイスウォッシュも置いてあります。

内湯の奥に露天があります。

岩も全部赤くなってます、、( ；∀；)

大浴場 男湯

ほぼ同じお風呂ですが、一応男湯もご紹介します。

洗面台には男性用化粧品とペーパータオル！

女湯と同じ分析書。

女湯と全く一緒の浴室。左右反対のお風呂です。

石鹸類も女湯と一緒です。

女湯もそうですが、長方形の内湯はかなり細長くてちょっと入りにくい形です。

露天の方が広く感じます。

好みもあるでしょうが、ぴーぱーはあまり赤湯が好きではありません。”赤湯好き” の方には申し訳ありませんが、赤湯とわかった時点で気分が下がります、、、。

ただ、浴室が小ぶりな割には他の人と入浴時間が重ならず、それほど窮屈な思いをしなかったのは良かったです。

夕食

夕食は、他の人の口コミが高かったので楽しみにしていました。1番安いプランですが

飛騨牛の陶板焼きをはじめ山菜、川魚など山里の味覚約９品をご用意致します

と書いてあります。この前鉛温泉の藤三旅館で楽しみにしていた前沢牛が食べられなかったので（ぴーぱーの勘違いで）今日は飛騨牛を食べるぞ！！

夕食は18時半にお願いしました。ほぼ時間通りにお部屋に運ばれてきたと思います。「ビールは冷蔵庫に入ってます。日本酒の注文とかありますか？」と聞かれたので断って、ご飯も一緒に頂きました。おかずは一気出しです。

ぴーぱーはこの方が楽で好きです。

焼き魚や天ぷらを後から持ってきてくれる宿も多いですが、だからと言って熱々だったことって意外と少なくないです。

お品書きはありませんでしたが、簡単に料理の説明はしてくれました。

それなのによく覚えていないのですが、真ん中の器は冷たいお蕎麦。

お魚はなんだっかなぁ？イワナだったかヤマメだったか、、？

天ぷらは野菜のみ。

卵豆腐と、とろろ(だったと思う)。

飛騨牛陶板焼き。プラス¥1,620円で飛騨牛ステーキ70g付きに変更できるそうです。

ご飯とデザート。

どれも美味しい料理でしたが、”赤湯” でテンションが下がっているので、食事の満足度も下がってしまったのが残念、、、。

でも、部屋食でゆっくり食事できたのは良かったです。

朝食

朝食は1Fフロント前の広間で頂きます。8時からお願いしました。

細長いテーブルで互い違いにセットされた朝食。初めてのスタイルです。

朝食はシンプルな内容です。

奥飛騨といえば、朴葉味噌。

せめてテーブルを1人1つにしてくれないでしょうか？

ちょっと落ち着かない朝食でした。

泊まった感想

公式サイトに　平湯温泉は源泉数が30箇所以上あり源泉によって泉質も様々。なので宿泊施設によってお湯が違うのも平湯温泉の楽しみの1つ　と書かれています。ぴーぱー的には、30通りのお湯をまとめて「平湯温泉」と呼ぶのはやめて欲しいですけどね。

うーーん、、、奥飛騨温泉郷はなかなか手強いです。

番外編

チェックアウト後、車を停めさせてもらって近所の温泉を散策することにしました。

まず、愛宝館の玄関の横に温泉発見。

これは愛宝館で引湯してる「家上の湯」だそうです。

続いて、愛宝館から徒歩2分くらいのところにある平湯バスターミナルに足湯があったので覗いてきました。

源泉名は「バスターミナルの湯」これも30箇所の源泉の1つなのでしょうか!?

この足湯は混んでいて、写真はもちろんお湯に浸かることもできませんでした。でも、見た目も匂いも愛宝館と同じタイプのお湯でした。

バスターミナルの道路を挟んだ向かい側にも、このように温泉がありました。

触ってみると、本当に熱い。源泉温度が高いので、触るときは気を付けてください。このお湯も愛宝館と同じタイプ。

そしてバスターミナルの横にある入浴施設「ひらゆの森」

この大きな看板の下に足湯発見。

そしてなんと！このお湯は透明で硫黄臭。白い湯の花も舞ってます。

「ひらゆの森」のお風呂のお湯はこれなのでしょうか!?

「ひらゆの森」は大きな入浴施設だということは知ってました。改めて公式サイトを見ると、全浴槽掛け流しなんですね。てっきり循環だと思ってました！

そしてもう1つ大きな発見！なんと宿泊できるんですって･:*+.\(( °ω° ))/.:+

キャーーー次は絶対ここに泊まる！！

『この平湯温泉に、ぴーぱー好みのお湯があるんだろうか？』と疑問に思っていた矢先にこの足湯に出会い「やっぱりまた来なくちゃ！！」と心に決めました。

ぴーぱー

妻のぱー：宿選び担当

温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。