ZENHOLDINGS 伊豆山研修センター(伊豆山温泉)

ZENHOLDINGS 伊豆山研修センター(伊豆山温泉)

2018年3月訪問

熱海周辺で泊まる宿をじゃらんで検索していると、今まで見たことのない宿名が目に飛び込んできました。それが今回ご紹介する、ZENHOLDINGS 伊豆山研修センターです。

何回も検索している熱海ですから、大抵は知ってる宿名ばかりが並ぶはず。でも「伊豆山研修センター」なんて見たことありません。大浴場は源泉掛け流しです。

試しに公式サイトを見てみると、部屋はとっても広くて綺麗。高台にあるから眺望も良さそうだし、 Wifiも完備です。宿泊料金は格安で休前日料金もなく、通年素泊まりで1人5,670円。駐車場も無料です。

“ふうむ、、、、、” と悩み、1度ページを閉じました。というのも、30日前からキャンセル料が発生するからです。

そして午後、もう1度開いてみると、午前中は空室が5部屋もあったのに検索画面から「伊豆山研修センター」が消えてなくなってるんですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

しまったーーー!!

1度は迷ったものの、無くなってると慌てます。諦めきれずによく見てみたら、満室になったわけではなく受付終了してたんです。まだ1週間前なのに、、、。

ちょっと考えて、思い切って電話してみることにしました。部屋は絶対空いてるハズ。

1つ心配だったのは、じゃらんの素泊まりプランは1人5,670円なのに、公式サイトでは2人1室の場合1人7,500円と書いてあること。『もし電話して、1人7,500円て言われたらどうしよう、、、』

恐る恐る電話して事情を話し、午前中にじゃらんを見てた旨を話しました。そしてとりあえず、空室と料金を確認したいと言うと、部屋は空いてて料金はじゃらんに書いてあった通りです、とのこと。「この電話で予約もできますけど、どうしますか?」と言われたので、予約をお願いしました!

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そして当日。ナビに従って走っていくと、物凄い急坂をグングン登って行きます。辿り着いたのがここです。

駐車場はそれほど広くなく、玄関前に10台程度。1段下に15台程度停められます。

玄関を入って右手の小窓が受付。

受付の女性はとっても親切で、館内の案内から周辺の観光情報まで色々教えてくれました。また、素泊まりですが精算も翌朝でOKでした。支払いは現金のみです。

靴を脱いで下駄箱に入れ、

中へと進みます。

研修センターですから当然ですが、宿泊棟に続いて研修棟がありました。そして実際研修のために宿泊している人も何人かいました。

以前江東区で宿泊したリフレフォーラムも研修のための施設でしたが、あそこは住んでる人もいました。研修施設って、色々な使われ方をするんですね。

 

お部屋

お部屋は3Fでした。

3Fでエレベーターを降りると、まずは共用スペース。

各部屋に冷蔵庫はありませんが、ここに共用の大型冷蔵庫が置いてあります。

トイレットペーパーやティッシュも置いてありました。

部屋へと続く廊下。

中に入ると、

右側にスモールリビング。(公式サイトより)

壁一面に金庫代わりの鍵付き引き出しが並んでます。

浴衣、タオル、歯ブラシ等のアメニティ完備。布団敷きはセルフなのでシーツが置いてあります。

予想外だったのは意外と眺望が悪かったこと。公式サイトには

相模湾に昇る朝日を望む
趣きある全43室和風客室

と書いてあったし、かなりの急坂を登ってきたので『部屋からは素晴らしい眺めが望めるはず』と思っていました。でも窓を開けるとこの通り、研修棟が視界を遮ります。3Fですしね。

しかし、しばらくして気付きました。どうやら研修で泊まっている人達は、もっと上層階の部屋を使用しているようなんです。なるほど、だから公式サイトとじゃらんの料金に差があったわけだ。

気を取り直して和室です。座椅子がないのが残念。

部屋が広い割にテレビは小さいけど、まあ研修センターですからね。

布団はここからセルフで敷きます。

入口の方に戻ります。

写真左手のドアを開けると、

トイレとお風呂。

一見別々かと思いきや、天井部分に隙間が空いていて完全な独立型ではない不思議な造りです。

なんだか船室のお風呂みたい。かなり珍しいタイプです。

なんとなく不思議な造りの部屋ですが、広さは十分なので居心地は悪くありません。反対側の部屋は山向きになるのでしょうが、3Fに関しては山向きの部屋は使われていないようでした。

 

浴場

館内を見学しながらお風呂に行きましょう。

室内には茶器やお湯ポット等はありません。その代わり2Fにお茶等置いてありますから利用してください、と受付の女性にも言われました。

お風呂も2Fなので立ち寄ってみると、ここにも大型冷蔵庫と自販機が置いてあります。

アルコールの値段はまあまあ良心的。

インスタントコーヒーやティーパック、電子レンジも置かれています。

ただ、翌朝9時過ぎに行ってみると片付けられていたので、あくまでも研修の人向けのサービスなのかもしれません。

2Fには食堂もありました。

じゃらんからの予約でも、2食付きプランの選択が可能です。

食堂と反対奥に男女別の浴場があります。

まずは男湯からご紹介しましょう。

広い脱衣所。清潔な洗面台には乳液と綿棒が置いてあります。

源泉名は伊豆山温泉 伊豆山71号。公式サイトによると自家源泉だそうです。源泉温度73.1℃、PH8.2の硫酸塩・塩化物泉です。

もう1つ掲示されていた古い分析書によると、なんとここ、以前は資生堂の伊豆研修所だったようです!調査年月日、昭和40年です!

変なところで驚いちゃいましたが、中に入ってみましょう。

お風呂広い・:*+.\(( °ω° ))/.:+

分析書には書いていませんが、公式サイトによると源泉掛け流し。塩っぱくもないし、塩素臭もほとんどありません。なかなか気持ちの良いお湯です。

広い浴室の左右に洗い場があります。

続いて女湯です。

女湯の脱衣所は狭いです。

よくわからない、浴槽みたいな不思議な空間があります。座るのかな?

入口を入って左側が脱衣所、右側が洗面台と浴室の入口です。

洗面台には男湯と同じ乳液がありました。

男湯に比べると小さい浴槽ですが、十分な大きさです。

面白いのは、浴槽の面積は狭いけど、深いんです。なので左手前に踏み台がおいてあります。

踏み台を使って浴槽に入ると、まずは普通の深さ。そして右奥のちょっと深い部分、わかりますか?あの凹みに足をおろして座れるようになってるんです。掘りごたつ式です。

そして浴槽の淵に寄りかかって入れます。座り湯です・:*+.\(( °ω° ))/.:+ ぱーは結構気に入りました!!

石鹸類は男湯と同じものでした。

入浴時は気付きませんでしたが、改めて公式サイトを見るとシャワーも天然温泉と書いてあります。客室のお風呂も温泉だそうです!湯量豊富なんですね♪

 

屋上露天風呂

伊豆山研修センターは、屋上に露天風呂があります。

エレベーターで最上階の5Fに上がり、案内表示に従って進みます。

階段を上がったところに、

出入り口があります。

外に出てみると、手前の囲いの中が露天風呂です。

奥にはウッドガーデンがありました。この日はまだ寒かったけど、夏は気持ちいいかも♪

露天風呂は男女共ほぼ同じなので、代表して男湯をご紹介しましょう。

ドアを開けると脱衣所があり

奥に木の浴槽があります。

ちゃんと洗い場もあります。

露天好きの人はいいかもしれませんが、ぴーぱーには開放的過ぎて落ち着かない感じ。

1度だけ入って、あとは2Fの内湯にばかり浸かってました。

泊まった感想

安さにつられて飛びついたけど、ここは当たりでした・:*+.\(( °ω° ))/.:+

まず、お湯が良い。設備は古いけど、部屋は広い。部屋からの眺望はイマイチだけど、値段が安い!!年に1度の家族旅行には向かないかもしれませんが、良いお湯に浸かってのんびりしたいだけだったらオススメできますよ。 部屋でWifiもサクサクです。

ただ本来は研修のための施設ですので、通年一般客を受け入れているわけではなさそうです。なので、空いてたらラッキー♫ 予約サイトでは早めに受付終了するようなので、直前の場合は直接電話して空室情報を聞いてみるといいですよ。

気になる方は、是非行ってみてくださいね♪



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