オランダ6〜アムステルダムは傾いている

オランダ6〜アムステルダムは傾いている

今日は今回最後の観光としてアムステルダムへ行きます。
ホテル最寄り駅から電車に乗ります。

タッチが使えます。

アムスセントラル駅下車。

駅舎の右側の時計は時刻。左側のは風向計だそうです。
昔から海運と共に発展してきたので風向は重要だったそうです。

駅前は賑わっています。

運河観光船も人気です。

宴会も準備万端。まさか飲み放題?、、、違うようでした。

アムスの街は、車、トラム、自転車、歩行者が入り乱れて走っています。気を付けないとひかれます。

聖ニコラス教会

サンタクロースのモデルになった聖人にちなんだ教会。

残念ながら公開時間が合わず入れませんでした。

涙の塔

昔、危険な航海に出る男たちを見送る女が涙を流した場所。

今は1階はパンケーキ屋です。

ところでこの家傾いてない?

と思ったら、周囲の家も皆傾いています。

通りに面した家の9割は傾いている。目がバグる。もしくは逆に身体がナナメるレベルです。

カメラのレンズで歪曲してるのではありません(↓)。実際に傾いているのです。

やはりこれだけ運河が張り巡らされ土地が低いと地盤が弱いのでしょうか?
これは以前からそうなのか?それとも最近の温暖化と関係があるのでしょうか?地震で崩れないのか?
日本の建築基準法だったかでは、床が一定以上傾いていると健康上ヨロシクナイので、そんな建物は売買できないと聞いたことがありますが、アムスの傾き方はそれどころじゃありません。

でも傾いているのもかわいく見えるから不思議。

ダム広場

王宮に面した広場。ここも賑わっています。

広場に立つ戦没者慰霊塔。

ABN-AMROとは、オランダの歴史ある銀行。やはり広場に面して建っています。
たぶん植民地時代からあるのでしょうか、アフリカでも結構見かけますね。昔アフリカに仕事で行ったとき結構お世話になりました。
もしかしてコレ本店?

シンゲル運河内の17世紀の環状運河地区

世界遺産です。

アンネ・フランクの家

今は博物館になっています。人だらけです。

入るにはHPで予約が必要ですが、3日前に見たら1ヶ月先まで満員でした。当日枠もあるようですが諦めました。観光ってホント根気とエネルギーが必要です。明日の帰国を前にして、もうそんな気合いは残っていません。

博物館は現代のビルですが、グーグルマップでは、アンネの家は、その並びのこの辺りの建物にピンが打たれています。どれかが本当のアンネの家です。

ベギンホフ修道院

中世、半聖半俗の女性が共同生活をしていたそうです。今も住んでる人がいるようです。
ゴッホも心を安らげるために訪れたらしい。

敷地内の教会。

素朴な木彫りですが、1680年と標されています。

これは井戸ですね。

静かな時間が流れていました。

歩いている途中、コーヒーショップ、つまり大麻を吸わせる店も沢山ありました。もちろん素通り。

ムントタワー

その近くにあったフラワーマーケット。
さすがオランダ。チューリップしか売っていません。

飾り窓

ぱー様たっての希望でやって来ました。どうしても見たいんだって・笑。
でも真っ昼間からやってるのかな?
なるほど界隈は怪しげな店が並んでいます。

あっ、きっとあの椅子に女性が座るのに違いない。

なんて二人キョロキョロしながら歩いていたら、ある店の二階の窓の中の、オバサンおねい様と客のオジ様と目が合ってしまいました。二人は笑って手を振ってくれました。意外にオープンなんですね。
でもおねい様はまるでハムのような体型でした(笑)。二人とも服は着ていました。

「コーヒーショップと飾り窓が見られて満足」byぱー様

観光終えて、アムス中央駅から電車で帰ります。

駅ホールの大きなディスプレイを見たら、目指す電車が発車3分前だったので、
急いでホームに駆け上り、ホームのディスプレイで目指す電車であることを確認して乗車。
定刻を3分遅れて発車しました。

しかし発車後、何か予感がして携帯のグーグルマップで現在位置を確認したら、

違う電車でした。

あさっての方向へ走っているではありませんか。あせって三つ先の駅で降りて引き返しました。

引き返した見知らぬ駅。ショック大きい。ホントに帰れるだろうか。

どうして?どうなってるの?

これは想像ですが、ぴーぱーが乗ったのは、遅れていた前の電車かもしれません。
でもホームディスプレイにはそんなことは表示されず、電車側面にも行き先表示はなく、駅放送も車内放送も無い。あってもオランダ語で解らない、または声が小さくて聞こえない。解るわけありません。
そう言えば、ロンドンでも同じような事がありましたっけ。でも地元の人は、何の迷いも無く乗り降りしています。

駅表示や放送が正確なことに慣れている日本人には難しすぎます。

結局二時間も行ったり来たりしてホテルにたどり着きました。疲れ切りました。
ぴーぱーにはやはり車旅の方が合っているようです。

今日の歩行距離5.6km。

Translate »