完璧版!!オーバーランダー旅の書類・手続き

完璧版!!オーバーランダー旅の書類・手続き

これで完璧!ペキのペキ!、、、と言いたいのですが、
とりあえずこれらの書類さえあれば、君もオーバーランダー旅ができる!、、、ハズ。
尚、これは2024年秋の情報です。

■登録証書

英語で書かれた車の登録証。日本の車検場で発行してくれます。詳しい入手方法は↓の記事参照。もちろん日本語の車検証も持って行きましょう。

■カーパスポート

登録証書に書かれていない情報(車体サイズ、重量、定員、、、等)を書いた紙。自分で作製します。準備しておくと、車をフェリーに乗せるときなどに何かと便利らしいです。
詳しくは↑「登録証ゲット」の記事を参照。

■国際ナンバープレート

日本のナンバープレートの「品川」「あ、い、う、、」等の文字をアルファベット表記したプレート。
入手方法は↓。

■国際識別記号ステッカー

通称Jステッカー。入手方法、自作方法↓

■荷物リスト

荷物の通関に必要。自分で作製。↓参照

■C110書類(イギリスのみ)

車をイギリスに一時輸入する際に免税してもらうための書類。↓参照。
イギリス以外の国に一時輸入する場合のことは解りません。

■海外自動車保険加入

海外での自動車事故を補償してくれる保険。普通は各国国境でその国の保険に加入しますが、ヨーロッパではGreen Card保険と言う、ヨーロッパ各国で共通で有効な保険があります。加入はヨーロッパの保険代理店HPから加入しますが、ぴーよしはAlessieというオランダの会社で加入しました。多くの外人オーバーランダーも、ここで加入しているようです。HPに書いてあるアドレスに英語で「見積もり送付希望!」とメールすると、数日後に金額と振込先を返信してくれるので、Wise経由で振り込みました。
注意しなければならないのは、Green Cardは、対人・対物補償のみです。自分と同乗者の怪我、自車両は補償外です。

アフリカやアジアには、White Card、Orange Card、Blue、Yellow、Pink、、、などいろいろな種類のそのエリアで有効な保険もあるようですが詳しくはコチラのページ(Wikiページ)参照。

■海外旅行傷害保険加入証明

最近は、海外旅行傷害保険に加入していないと入国させてくれない国が増えています。
国境で入国する際に、保険契約書の提示を求められるそうです。

でも海外旅行傷害保険は保険料が高いので、ぴーぱーはクレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用します。そこで付帯保険の補償内容が英語で書かれた付保証明書をカード会社に電話して出国前に取り寄せます。これを国境で提示すれば入国出来るようです。

また上に書いた自動車保険のGreen Cardは対人・対物補償のみなので、自分と同乗者の怪我は補償外です。そこで運転中の自分達の怪我もクレジットカード付帯の保険でカバーします。(自分のカードが運転中の怪我もカバーしているかは各自で確認してください

ただしカードによって、自動付帯、利用付帯、補償内容・金額、期間が異なるので、自分のカードのHPや電話でそれらをよく確認する必要があります。ぴーぱーは、日本出発時の航空券をU社カードで買うことで90日間の利用付帯補償をまずゲット。そして90日経ったらE社カードで現地の公共交通機関料金を支払うことで、そこからさらに90日間の補償をゲットして、最大180日間まで補償が受けられる作戦です。

え?180日以上はどうするのかって?わかりません・笑。3枚目のカードがあれば、それを現地利用するか、短期一時帰国するのも手ですね。

■国際免許証

お近くの運転免許センターで発行。オリジナルの運転免許証も勿論持って行きましょう。

■入国VISA

VISAが必要な国に行く場合はもちろん手配しますが、最近はオンライン申請が出来る国が増えたので楽になりました。おかげでインチキ国大使館のナマケモノイジワル窓口係と対峙しなくて済みます。

■電子入国申請

ETAとかETIAS、ESTAとか言うヤツです。
VISA取得が楽になったと思ったら、代わりにコレで入国申請しないと入国出来ない国が増えました。これまでそんなの無かったので、ウッカリ忘れがちです。HPから申請したり、オンラインで各国の入国申請アプリをダウンロードして入力して送信します。その内スマホ画面が、各国の申請アプリのアイコンだらけになりそうです。

■伝染病予防注射

これは任意ですが、黄熱病予防接種だけは打っておかないと入国出来ない国があります。予防接種は日本で打つと非常に高額です。でも、例えばタイで打てば安く済みます。往復航空券払ってもタイで打った方がお得カモ。難しくないです。ぴーぱーの日本とタイでの接種記事は↓

■自動車カルネ

日本は自動車カルネ条約加盟国ですが、世界では非加盟国の方が多いです。非加盟国に車を持ち込む場合は、カルネは何の効力もないので不要。加盟国に持ち込む場合は、カルネ必須の国と、無しでも持ち込める国があります。詳しくは↓。
ただ非加盟国でもカルネが使える国が、たまにあるらしいのが世界の不思議。
ぴーぱーは今回は、カルネは持っていません。
尚、物品の輸出入に使用するATAカルネと自動車カルネは別物ですので間違えないように。

■自動車任意保険中断手続き

日本で加入している任意保険を解約ではなく中断します。中断だと、帰国後に保険を復活する際に、割引等級を引き継げます。但し引き継げるのは最大10年まで。もちろん旅行中の保険料は支払い不要。詳しくは、ご加入の保険会社へ。

■フィッシュ

車と旅行者の詳細を書いた紙。自分で作ります。アフリカ等の検問で止められたときに、これを一枚渡せばアレコレ聞かれずに無罪放免となるようです。ぴーぱーは100枚コピー持っていきます。
詳しくは↓

■住民票抜き

旅行中に住民税等が発生しないように市・区役所等で手続きする人もいるようです。ただ住民票が無くなると、いろいろ不便もあると思うので一長一短だと思います。ぴーぱーはしていないので詳しくは知りません。

■国民年金、国民健康保険

住民票を抜くと、国民年金と国民健康保険の支払い義務が無くなりますが(多分)、
抜くかどうかはよく考えてから行いましょう。
もしも海外で、怪我や病気になって帰国した場合に、日本で病院に行けないのも困ります。

■マイナンバーカード

スマホで確定申告している人は、これ持ってかないと旅行中、海外から申告できません。
またタイミングが合えば、毎年秋に保険会社から送られてくる保険料控除証明書も申告時に必要なので、携帯で写真撮っておいた方が良いかも。

■携帯電話契約

現在加入している携帯キャリアを維持したまま海外へ行くか、または海外でより便利に安く使える日本のキャリアに乗り換えるか、それとも解約して現地SIM一択にするか、今の時代、他にも選択肢はあるかもしれません。各自で悩んでください。

■海外キャッシング

海外で銀行ATMからお金を引き出す方法の検討が必要です。
為替レート、手数料の高い安いの問題にかかわりますので重要です。
ちなみに海外ATMでアコムカードでキャッシングして当日ネット返済すると、利息ゼロで現金をゲットできます。
でもアコムは収入がない人は加入できません。ぴーよしは、退職したので解約されました・泣。

※以下は、一人住まいの方のみですが、、、

■電気・水道・ガス・電話・ケーブルTV・新聞 解約

やれば旅行中の料金が発生しなくなりますが、一時帰国したときに何も使えないのも。

■NHK受信料解約

NHKに電話して、「長期に海外旅行するので、、、」と話すと、解約届けの書類が送られてきて、記入して返送すれば手続きしてくれます。

■郵便転送

コレやらないと、郵便受けがあふれかえるかと。
転送先の当てが無い場合は、せめて「チラシ・DMお断り」表示をしたほうがいいカモ。

■ブレーカー落とし

友人のゼネコンと不動産業が口を揃えて言ってましたが、空き家の漏電火災って結構あるそうです。ネズミが電線かじったり、締め切って換気が悪い家は、湿気で電線被覆が劣化して漏電するのかな?使わない機械は壊れるとも言いますからね。ガス・水道栓も閉めましょう。特に洗濯機ホースがつながっている蛇口は必ず閉めましょう。もしも旅行中に外れたら家中水浸し、水道料金も無限大です。

■自動車税支払い

車が海外にあっても、自動車税は毎年支払わねばなりません。支払わないと、延滞金や差し押さえが発生するらしい。
納付書は毎年5月前半に郵送されて、5月末が支払期限なので、それをどうやって支払うかを考えねばなりません。
同居家族が日本にいればカンタンですが、一人住まいの人にはなかなか難しいです。
そこで県の自動車税担当に電話で聞いたところ(自動車税は県税なので)、
■方法1:日本にいる親や親戚等から県税事務所に電話してもらい、納付書発送先を親等の住所に変更して払ってもらう。
■方法2:親・親戚等に納税管理人になってもらい、、、この方法はややこしいので忘れました・笑。
■方法3:まず出国前に県税事務所に電話をかけ、事情を話してメールアドレスを教えてもらう。4月末にそのアドレスに「納付書コピー送付希望」のメールを出す。メールには氏名、住所、車両ナンバーを記入し、本人確認書類を添付。すると納付書のpdfが送られてくるので、そこに書いてある納付番号でペイジーやpaypayから支払う。または「地方税お支払サイト」へアクセスし、納付書pdfのQRコードを使ってクレジット払いすればいいそうです。(以上は埼玉県税事務所の話です。他県も同じかは未確認)
ぴーよしもまだ未体験なので、次回 “方法3” を試してみます。

他にも何かあったかなあ、、、。
それにしても最近は、海外旅行傷害保険加入証明、ETIASなど新たな手続きが増えてきて手間掛かります・泣。

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