ホテル恵風(恵山温泉郷)

ホテル恵風(恵山温泉郷)

2023年12月訪問

JTBきまま北海道4泊5日の旅、4泊目は宿泊無しにしました。これはこのプランの特徴で、全部の宿泊先をプラン内から選ばなくてもいいんです。例えば1泊は知り合いの家に泊まって、後はプランからホテルを選ぶということも可能です。

ぴーぱーは前から泊まってみたい宿があったので、4泊目は自分でそこを予約しました。それが恵山の麓にあるホテル恵風です。

ホテル恵風は、函館市内・近郊の指定した場所から無料送迎してくれるサービスがあります。自宅でもいいし、函館駅や函館空港でもOK。ちなみに、函館駅からは直通で約1時間の距離です。

送迎希望の場合はどうすればいいのか問い合わせてみると「予約時にリクエスト欄に書いておいてください。前日にこちらからご連絡します」と言われました。送迎の詳細は公式サイトをどうぞ。

ダメ元で、”できればセンチュリーマリーナ函館に迎えにきて欲しい” と書いておきました。すると前日の午後に電話が来て、センチュリーマリーナへの迎えはOK。ただ、時間は希望していた13:00ではなく14:00になりました。

14:00にセンチュリーマリーナの車寄せに迎えのマイクロバスがきました。ぴーぱーを拾うと函館駅に行き、そこで数人の宿泊客を乗せて走り出しました。

しばらくすると恵山が見えてきました。実は2019年にもこの辺りの温泉に来ていて、その時はホテル恵風とは恵山を挟んで反対側にある恵山温泉旅館に泊まりました。懐かしいな〜。

そんなことを思い出してるうちに、到着しました。

建物前には広い駐車場があります。ホテル恵風では立ち寄り入浴も受け付けています。

恵山温泉旅館に泊まった時、近くの水無浜海浜温泉に行きました。その時は足湯しか入れなかったので、いつか同じ源泉だというホテル恵風のお風呂に入ってみたい!と、ずっと思っていたんです。

立派な車寄せでマイクロバスを下車。

乗客はぞろぞろと入り口に向かいます。

入り口には車椅子や荷物用のカートも置いてあります。

入り口横に喫煙室がありました。

クリスマスの飾り付けがしてある館内。

奥にロビースペースもあります。

ぞろぞろとフロントに向かい、それぞれチェックイン手続き。鍵を受け取って部屋に向かいました。

 

お部屋

お部屋は3Fです。なんとなく、みんな3Fのようでした。

エレベーターを降りるとすぐに、浴衣の置いてある棚があります。浴衣は自分サイズのものをここから取ってください。

正面にはソフトドリンクの自販機もあります。

お部屋は8畳の和室でした。

今回じゃらんで予約したのは

プラン名:【一人旅にもおすすめ!】夕食少なめだからお得!おひとり様8690円(税込)!!
部屋タイプ:和室8畳(トイレ付)※禁煙
平日泊:2人一部屋 / 1人8,690円(入湯税別)

通常プランだと和洋室とか露天風呂付き客室も選べますが、安いプランなので部屋は8畳一択です。

明るくてキレイな部屋です。

座椅子が4つ置いてあるということは定員4人の部屋なんでしょうが、4人でこの部屋は狭いと思います。3人でも微妙です。ゆっくり過ごしたいなら2人がいいとこでしょう。

広縁付きはいいですね。

ただ困ったことに、障子が3枚あるせいで外がこれ以上見えないんです。せっかく眺めはいいのに勿体無いですね。

広縁の端に洗面台。

アメニティは一般的なものが置いてあります。

洗面台の下に冷蔵庫。冷蔵庫の上に置いてあるのはアイスペールです。

テーブルの上にグラスや茶器、緑茶のティーバッグ。お菓子はお饅頭です。

クローゼットの中に金庫が入ってます。消臭スプレーはありません。

畳んだ丹前の上にタオルが置いてあります。

入り口の方に戻って、

下駄箱にスリッパ。

下駄箱の横のドアを開けるとトイレです。

部屋にお風呂はありません。

3Fのフロアマップです。たまたま海側の部屋でしたが、反対側の部屋の人もいました。

部屋の鍵は2本もらえます。部屋はオートロックではないのでご注意を。

その他、館内案内はこちらです。

部屋はキレイで居心地は悪くありません。ただ壁が薄いのか、隣の部屋の音は結構聞こえます。それから、そんなに古そうに見えないけどエアコンの音がうるさいです。弱で付けても”ゴーッ”という音がします。Wifiは問題なく使えました。

 

日帰り温泉施設《湯ったり館》とどぽっくる

ホテル恵風には大浴場が2つあります。まずは1Fにある日帰り温泉施設に行ってみましょう。

というわけで、1Fに下りてきました。ホテルのフロント横が入り口です。

日帰り温泉入り口には売店もあり、

各種お土産が揃ってます。

日帰り入浴の方はこちらで受付してください。宿泊者もここでスリッパを脱いで下足室に入れます。

スリッパを入れたら先に進みます。

浴室の手前に休憩所があります。利用時間は10:00〜20:00です。

土日祝の11:00〜17:00は、軽食の販売もしているそうです。軽食コーナーの詳細は、公式サイトで確認してください。

それでは入ってみましょう。

広い脱衣所は、壁一面にズラッと鍵付きロッカーが並んでます。脱衣カゴが置いてある棚もあるので、好きな方を使うことができます。洗面台もたくさんありますが、置いてあるのはドライヤーのみ。給水機はあります。

公式サイトにも書かれていますが、ホテル恵風では2種類の源泉を楽しめるそうです。確かに2種類の分析書が掲示してありました。1つ目はの源泉名は、恵山岬温泉5号井。源泉温度55.5℃、PH7.2のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉。2つ目の源泉名は、水無温泉4号井。源泉温度58.9℃、PH7.6のナトリウム・塩化物温泉。そしてどちらのお湯も加水加温循環ろ過で、塩素投入です。

浴室は広くて明るいです。異なる源泉の浴槽が2つあり、女湯はナトリウム・塩化物泉の浴槽の方が小さかったです。ナトリウム・塩化物泉は透明で、もう一つのお湯はやや濁ってます。ジャグジーもありますが、ジャグジーは温泉ではありません。サウナと水風呂、掛け湯もあります。

洗い場もたくさんあります。ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられてますが、チープさは否めません。

露天の浴槽は濁り湯です。もう一つはジャグジーで、これは温泉ではありません。

平日のせいか日帰り温泉施設は空いてました。お湯は悪くはないけれど循環だとわかると有り難みが薄れ、こちらのお風呂は最初に1回入ったきりでした。

 

宿泊者専用展望風呂

宿泊者専用展望風呂は3Fにあるので、部屋から行きやすいです。

だからみんな3Fの部屋にしてくれたのかもしれません。これは親切♪

3Fのお風呂に入る前に、2Fの様子をチェックしてみましょう。

3Fにはソフトドリンクのみでしたが、2Fにはアルコールの自販機もあります。

品揃えと値段はこんな感じです。

電子レンジや製氷機もあります。

並んでいるポットは、部屋用の冷水ポットとして氷を入れて使っていいそうです。

200円の洗濯機と30分100円の乾燥機が1台ずつ。

その他の貸出品はこちら。

カラオケルームもあります。利用方法はフロントで確認してください。

3Fに戻ってきました。

ようやくお風呂です。

1Fの大浴場に比べると、3Fの脱衣所はこぢんまりしてて驚きます。でもコンパクトながら窓があり、海が見えて雰囲気は悪くないです。脱衣カゴの並んだ棚と無料の貴重品ロッカーがあります。洗面台は2つで、男湯は男性用化粧品、女湯はゲルが置いてありますが中身が少ないのか出が悪いです。

ここにも分析書が掲示してありました。お湯は1Fと同じですが、3Fは加水なし加温なし、循環なし塩素なしです。これはスゴイ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

浴室はまずまずの広さです。展望風呂なだけに一面窓で明るいです。壁に沿って洗い場が7〜8ヶ所。1Fと同じ種類のシャンプーですが、ここはリンスインじゃなくてシャンプーとコンディショナーがあります。それから部屋の洗面台と同じハンドソープ兼フェイスウォッシュも置いてあります。

女湯に関しては、1Fのお風呂はナトリウム・塩化物泉の浴槽の方が小さかったけど、ここは逆でした。2つのお湯の違いは、正直それほどよくわかりません。わかるのは色の違いくらいです。あとナトリウム・塩化物泉は舐めると塩っぱいくらいかなぁ。貧相な感想ですみません。

3Fにも露天風呂がありますが、ほぼお一人様サイズ。そしてこちらのお湯も、濁り湯の炭酸水素塩泉です。屋根付きの露天は木造りで周囲は柵に覆われているので開放感はあまりありませんが、掛け流し温泉に一人で浸かってると思うと気持ちいいですね♪ お湯もなかなかいいですよ。

大浴場の詳細は、公式サイトで確認してください。

夕食

プラン説明には”食事は1階レストラン「海花里」にて”と書いてありましたが、チェックイン時に「夕食はお部屋食です」と言われて驚きました。宿泊者が少ないからそうなったのか?または、他の人は豪華なプランだから一緒に食事させるのは可哀想だと思われたのか、、、?
どちらにしてもラッキーです(^人^)

夕食は18:30にお願いしておきました。配膳前に部屋に電話があり、飲み物の注文を聞かれます。別に何も頼まなくても問題ありません。ぴーぱーは何も頼みませんでした。

食事は18:30ちょうどくらいに運ばれてきました。お酒を頼んでないので、ご飯とお吸い物まで一気出しです。

オードブル的なお皿。

”台の物”と言うんでしょうか? 小鍋仕立てです。動物性タンパク質はベビーホタテ。

ホッケかな? 揚げた白身魚の煮浸し。

お刺身は新鮮です。お品書きがないので魚の種類はわかりません。

お酒を頼まなかったせいなのか、ご飯はいっぱい入ってました。

デザートは冷蔵庫に入れておいて、後で食べてもOK。

コーヒーと紅茶まで付いてるのは嬉しいサービス♪

通常プランの人のクチコミは、”食べ切れないくらいの量が出て大満足”というのが多いです。これは夕食少なめプランなので、やや質素。でも部屋食でのんびり食べられたし安いので、ぴーぱー的には満足です。

ちなみにアワビの刺身とか踊り焼き、鶏唐揚げ、タコ唐揚げ、エビフライ等の別注料理も頼めます。チェックイン時にお品書きをくれますので、もっと食べたい方は時間内に注文してください。

夕食の片付けをお願いすると、そのまま布団も敷いてくれます。敷布団は一枚でも寝られましたが、掛け布団は薄かったので押し入れから出して足しました。

朝食

朝になりました。せっかく良い天気なのに、窓はこれしか開きません。

朝食はレストランでバイキングです。営業時間は7:00〜9:00となってたけれど、チェックイン時に渡された朝食券は8:00〜のものでした。

玄関のすぐ横がレストランです。

席は自由席。

さて何を食べようかな♪

まずは和食の定番が並びます。

自家製たこのやわらか煮、なんてモノも。

ご飯のお供系、

各種。

出ました!お刺身コーナーです(^人^) 大漁船に乗ってるのはサーモン、その横に甘海老、

タコの頭・・・・・・・以上。 隣はもうサラダです。

その隣は冷やっこ、タラコ。

イカの塩辛、松前漬け、漬物。

洋食のおかずはウィンナー、ベーコン、ハンバーグ。

パン3種類。

コーヒーは函館の美鈴珈琲。テイクアウトも可能です。

味噌汁。

カレーと白米。

ここにデザートが入ってるのは知ってましたが、一緒にトマトやきゅうり、ポテトサラダも入ってることは食事が終わるまで気付きませんでした。サラダは刺身の横の葉っぱだけだと思ってた、、、。

少し離れたところに牛乳、オレンジジュース、水。できれば飲み物は、1ヶ所にまとめてくれた方がわかりやすいです。

ヨーグルトとフルーツミックス。

洋食でまとめるとこんな感じ。卵料理はお弁当に入ってるみたいな卵焼きだけです。

和食でまとめるとこんな感じ。この時はまだ、サラダは葉っぱだけだと思ってました。

和洋折衷。オレンジュースは、みかん味です。

カレーと味噌汁。

デザート。

デザートを取りに行ってこれらの存在に気付いたので、

一応食べときました。

参考までに、飲み物の値段表です。

店内は奥の方まで席があり、広いです。

カーテンを開けると恵山が見えます。

ぴーぱーは2食付プランで泊まりましたが、ホテル恵風には素泊まりプランとか朝食のみプランもあります。ちなみに、素泊まりと朝食付きの値段差は1,650円。夕食少なめプランと素泊まりの差は2,640円。

それだったら夕食も付けたほうがお得じゃないですか?夕食は実質1,000円になりますらかね。

そんなことを考えながら、コーヒーをもらって部屋に帰りました。

泊まった感想

帰りの送迎バスの出発は10時です。少し前からロビーに乗客が集まり、バスが玄関前に来ると次々に乗り込みます。

バスが出発する時、スタッフの方が手を振って見送ってくれました。

快晴の空の下、また1時間くらいのドライブで函館駅まで送ってもらいました。ありがとうございました。

ずいぶん前から行きたかったホテル恵風。無料送迎で行くことができて、お得感が増した気がします。

食事の内容は微妙だったけど、少なめプランだから仕方ないですね。思いがけず部屋食だったし、往復2時間の距離を送迎してもらえたのでコスパ的には満足です。

日帰り入浴もできますが、宿泊しないと掛け流し温泉には入れないのでその点も良かったです。

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