坂井温泉 湯本館
- 2023.08.08
- 今夜の宿 日本-2016~2024 愛知県
- 温泉, 朝食付き
2022年12月訪問
三重県の桑名〜愛知県の岡崎辺りで泊まる宿を探していました。宿泊日は12月の土曜日。結構広範囲にわたって検索しましたが、なかなかピンとくる宿がありません。
試しに知多エリアを探してみたら、思いがけず温泉宿が見つかりました。それが今回ご紹介する坂井温泉 湯本館です。
土曜日も平日と同料金だったことと、全国旅行支援の対象宿だったので予約しました。
というわけで、到着。これは海側から撮った全景です。
海沿いに走ってくると建物が見えてきて、
正面入口はこちら。建物前には2台分の駐車スペースがあります。
第2駐車場は建物の裏手。
フロントへはこの階段をのぼります。
日帰り入浴は下記の料金です。
足の悪い方や車椅子の方はこちらの入口を利用できますが、かなり急なスロープなので気をつけてください。
中に入ると、すぐにフロント。
その奥がロビーです。
ロビーにはお土産?も売ってます。
こんなものも売ってました。
みかん1個30円、傷物りんご1個60円です。
それから、新のり1パック2,000円!
改めて、フロントでチェックイン手続き。
鍵を受け取って部屋に向かいました。エレベーターは奥の赤い扉です。
エレベーター前の自販機でビール売ってます。
お部屋
お部屋は2Fでした。
今回じゃらんで予約したのは
プラン名:【1泊朝食付】手軽に泊まって夕日と展望温泉を満喫プラン
部屋タイプ:オーシャンビュー和室
土曜日泊:3人一部屋 1人 / 6,600円(入湯税込)
広々したな和室です。
事前に高齢の母親がいることを連絡しておいたら、イスを用意しておいてくれました。
エアコンが効いてて部屋が暖かいのも嬉しいです。
夕方の窓からの眺めはこんな感じ。
遠くに中部国際空港が見え、飛行機の音も結構聞こえます。
晴れた翌朝はこんな感じです。
テーブルの上にお茶菓子。
お茶セットはテレビの横。
タオルや浴衣類はクローゼットの中。
夕食は付けなかったので、お布団敷きは断って自分で敷きました。羽毛布団で寝やすかったです。
入口の方に戻って、
部屋を出て右側のドアがトイレ。
暖房便座なし、ウォッシュレットなし。
反対側がお風呂と洗面所。
たまにそういう宿に出会いますがここもティッシュペーパーはなく、ペーパータオルのみです。
洗面台の横に冷蔵庫。
中に有料飲料が入ってます。
値段表です。
使わなかったけどお風呂もありました。
年季が入ったスリッパ。
部屋の鍵は1本です。
昔ながらの温泉旅館です。
朝食のみプランだから2Fなのかと思ったら、部屋食でも2Fの人がいたので『ちょっと可哀想だな〜』と思っていました。その後クチコミを読んで知りましたが、部屋食プランにすると宿泊する部屋とは別の部屋で食事するみたいですね。だから2Fでご飯を食べてたのかも。それなら納得です。
でも、2Fの部屋もそれほど眺めは悪くありませんでした。
大浴場
大浴場に行ってみましょう。
エレベーター前には、こんなスペースがあります。
5Fにやってきました。
壁に手書きの温泉利用時間が貼ってあります。
大浴場の手前に階段。
昔の造りの宿は、こういう所が多いです。
階段を上ると、
湯上り処があります。
ここに坂井温泉の成分表が掲示してありました。
源泉温度18.9度の、ナトリウム鉄(II).塩化物炭酸塩化物泉です。公式サイトを見ても加水加温の有無は書かれていませんが、じゃらんの温泉情報によると加温、循環濾過です。
そのほか5分100円のマッサージ機、
(多分)無料の囲碁?セット、
ソファ。
古くてちょっと心配ですが、無料の貴重品ロッカーもあります。
まずは男湯です。
脱衣所は思ったより広く、棚には脱衣カゴのみ。イス付きの洗面台は3つあり、綿棒とドライヤーが置いてあります。
浴室に入ると、窓に沿ってL字型の浴槽があります。反対側の壁沿いが洗い場で、ボディソープとリンスインシャンプー完備です。
展望温泉というだけあって海を眺めながらお湯に浸かれるんですが、このL字型の浴槽がちょっと変わってるんです。一番奥に洞窟があり、滝のように上からお湯が出ています。そしてその洞窟の中に入ることができ、そうすると滝を裏側から見られる感じになるんです。
これって、楽しいですかね、、、?
それから ”白湯” と表示してあるので、L字型の浴槽は温泉じゃないみたいです。
じゃあ温泉はどこにあるのか?というと、白湯の浴槽の隣に小部屋があって、その中に温泉浴槽があります。温泉浴槽は小さくて、鉄分が多いのかお湯は真っ赤です。床や壁も赤くなってます。給湯口から出ているお湯は透明なので、空気に触れると赤くなるのかもしれません。
温泉浴槽は白湯浴槽の1/4くらいの大きさしかないので、どちらかというと温泉より眺望がメインという感じです。
続いて女湯です。
脱衣所は男湯とほぼ一緒。3つある洗面台には男湯同様、綿棒とドライヤーのみです。
浴室に入ると、白湯の浴槽は女湯の方が小さいです。眺望は一緒ですが、窓が小さいぶん男湯の方が眺めはいいかもしれません。
洗い場は白湯側に3か所、反対側にも3か所あります。女湯もボディソープとリンスインシャンプー完備です。
女湯も小部屋の中が温泉で、温泉浴槽の大きさは男湯と一緒。ただ女湯の給湯口はかなり個性的です。男湯はシンプルなのに、なぜ女湯がこれ、、、?
ちなみに女湯も男湯同様、床も壁も真っ赤です。
お湯はぬるめで入りやすいです。赤湯はあまり好みではありませんが ”こんなところにこんな温泉があるんだ” という経験としては良かったと思います。
朝食
朝食は1Fの食堂で8時にお願いしました。
食堂はロビーの奥です。
そうそう部屋のトイレは旧式ですが、食堂の横のトイレは新しくてウォッシュレットも付いてます。
食堂に入ると、3人分の食事がセットされていました。
しばらく待ってましたがご飯が出てこないので、声をかけてご飯とお味噌汁をもらいます。
全部揃ったので、いただきましょう。
品数豊富な朝食でご飯が進みそうですが、ご飯があまり美味しくなかったのが残念、、、。それから土地柄なのか、煮物や味噌汁の味に特徴があります。関東育ちのぱーには、ちょっと食べにくい味でした。
バラ寿司?は珍しいですね。
でもぱー的にはフルーツとかヨーグルトとか、デザートがあった方が嬉しかったなぁ、、、。
泊まった感想
たまたま発見し、『あ、こんな所に温泉があるんだー』くらいの気持ちでやってきました。
館内は古く年季が入ってますが、Wifiは問題なく使えました。クレジットカード払いができると尚良いですね。
休前日料金がないので、平日以外で泊まった方がお得感が増してオススメです。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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