ホテル湯の陣(湯檜曽温泉)
- 2023.11.21
- 今夜の宿 群馬県 日本-2016~2024
- 温泉, 朝食付き
2023年7月訪問
今回ご紹介するのは、湯檜曽温泉 ホテル湯の陣です。
伊香保グランドホテルに続いて、ぴーぱー2回目の伊東園ホテルズです。前回は素泊まりでしたが、今回は朝食付きにしてみました。
というわけで到着。
ホテルはこの橋を渡った川向こうです。
これでも新しい橋に架け替えたようですが、本当に渡っていいのか心配な感じ、、。隣に残ってる古い橋は、怖いくらいに朽ちてます。
無事に渡り終えて駐車場に着きました。
駐車場は第一、第二合わせて110台完備です。
荷物を持って建物に向かいます。
玄関前は車寄せがあるので雨の日も安心。階段の横にスロープもあります。
チェックイン時刻は15時。
14時40分頃到着すると、カウンター前には数人の列ができていてチェックイン手続きを進めていました。伊香保温泉はチェックイン客で溢れかえっていましたが、それに比べると静かな感じです。
広々したロビースペース。
早めにチェックイン手続きを済ませた人は、ここで15時まで入室を待ちます。15時5分くらい前になると、部屋の鍵が配られるシステムです。
伊東園ホテルズのグループホテルには、無料で使えるカラオケや卓球台があります。予約方法はホテルごとに違いますが、ホテル湯の陣では当日13時からフロントで受け付けるそうです。なので、どうしてもカラオケや卓球がやりたい人は、早めに来て予約するみたい。
予約の詳細は、公式サイトをどうぞ。
ピアノの前あたりにカウンターがあって、そこに電子レンジが置いてあります。
製氷機はありませんが、氷が必要な場合は部屋に置いてある容器をフロントに持っていけば無料でもらえるそうです。
さて、ぴーぱーも列に並んでチェックイン手続きです。
館内の説明を聞いた後に、カラオケや卓球を利用するかも聞かれます。無料の貸切風呂もあるようですが、現在は休止中でした。残念、、、。
チェックイン手続きが終わる頃にちょうど部屋鍵の配布が始まり、カウンターで直接受け取ることができました。
鍵を受け取ったら、ロビーの横から自分サイズの浴衣とアメニティを選びます。
ロビーの反対側には売店があります。
売店の前にはカートが置いてありました。
エレベーターは2基あり、部屋によって近い方を使うと便利です。
ぴーぱーの部屋へは、売店奥のエレベーターが近いので進みます。
途中にソフトドリンクとアルコールの自販機がありました。
さらに進むと、共用カラオケルーム。
ここは予約不要で、無料で使えます。
お部屋
お部屋は最上階の5Fでした。
部屋のドアが恐ろしく小さく、背の高い人や大柄な外国人は頭をぶつけるのでは?と心配になりました。
今回じゃらんで予約したのは
プラン名:◆豪華朝食バイキング付き!直前予約もOK! 一泊朝食プラン◆
部屋タイプ:和洋室【禁煙】
土曜日泊:3人一部屋 1人 / 8,448円(入湯税別)
和室10畳と和洋室が同じ値段だったので、和洋室を選択しました。土曜日泊でも1人約1,000円アップですむのは良心的です。
部屋は広いけど、すごく古いです。
ベッドは大きさ違いが2つ。
窓からの眺望は、渡ってきた川。
宿泊日の3日前に予約して、しかも朝食のみプランですが最上階の部屋にしてくれたのは親切ですね。
窓際にクローゼット。
中には羽織、タオル、消臭スプレー、浴衣の紐。
クローゼットの下に冷蔵庫と金庫。
冷蔵庫を使うときは、スイッチを入れるのをお忘れなく。
部屋が広い割にテレビは小さめ。
テレビの横に、湯沸かしポット。もう一つの容器は、氷をもらう用だと思います。
お茶菓子が3種類も置いてあってびっくり。
湯呑みはシンプルに3つです。
3人なので布団が一組敷いてありました。
テーブル横のドアを開けると、
洗面所とトイレ。
恐ろしく古い設備の洗面台ですが、手拭きタオルが置いてあるのは親切。
トイレはまるでお店みたいに、ドアの上が開いてるんです。
このトイレをよくウォッシュレット付きに改装したね!?と驚きました。
スリッパも年季が入ってます。
鍵が2本あるなんて気が利いてるな♪ と思ったら、1本は金庫の鍵でした。
部屋の鍵はオートロックではないので、締め忘れにご注意を。
何もかもが衝撃的に古いです。でも部屋は広々しているので、建築当初は良い部屋だったのでしょうね。
Wifiの電波は弱いけど、とりあえず繋がりました。
大浴場
館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。
エレベーターで地下1Fにやってきました。
湯上り処にマッサージ機が置いてあります。
黒いマッサージ機は10分200円。
右側の青いイスは6分100円、左側の赤いのは5分100円です。
湯上り処の向かいに自販機。
アルコールも販売してます。
大浴場とは反対側の方角から賑やかな声が聞こえてきます。
行ってみると、卓球台がありました。
その向かいはゲームコーナーです。
卓球台の奥には個室カラオケ。
カラオケボックスみたいなのを想像していましたが、昔の個室食事処ですね。
部屋の大きさは色々あるようなので、人数によって振り分けられるのでしょう。
卓球台と個室カラオケの間に喫煙室がありました。
それでは大浴場に行ってみましょう。
お風呂は朝晩で男女入れ替わります。ちなみに写真で男湯の暖簾が掛かっている浴場は、脱衣所から浴室まで6段ほどの階段があります。
暖簾の手前に湯檜曽温泉の由来と効能が掲示されていました。
源泉名は奥利根の湯。源泉温度は50℃の単純温泉です。
奥の浴室にも分析書が掲示されていました。
それによると源泉は3源泉の混合泉で、源泉温度は46.5℃。PH8.4の単純温泉です。3源泉とも自然湧出なのはすごいですね。加水加温循環等の有無は書かれていませんが、じゃらんの温泉情報によると、循環ろ過です。
脱衣所はどちらも広いです。脱衣カゴが置かれた棚と、無料の貴重品ロッカーがあります。洗面台もたくさんあって、男女入れ替わるせいか両方の化粧品がずらっと並んでます。
ロビーのアメニティコーナーにあったブラシや髭剃りが浴室にも置いてあり、給水機も完備です。
浴室も広いです。洗い場もたくさんあり、シャンプー類は場所によって違うものが置いてあります。洗顔料はコラーゲンと炭がありました。
チェックイン日に男湯だった浴室の内湯は大きな浴槽と、離れたところに小さい浴槽が一つ。女湯だった浴室の内湯は2つに分かれた浴槽の真ん中からお湯が出ていて、こちら側の浴室にはサウナがあります。どちらも浴槽が深く、お湯は熱め。無色透明のお湯は塩素臭はほぼしなくて、温泉の良い香りがします。翌朝は少し塩素臭を感じました。
露天はどちらも岩風呂。小さくはないけれど、それほど大きくもありません。露天の浴槽も深く、お湯はかなり熱いです。
湯檜曽温泉は久しぶりに入りましたが、相変わらず透明ないいお湯ですね。ホテル湯の陣のお風呂も、循環の割には良いお湯だと思いました。
大浴場の詳細は、公式サイトをどうぞ。
朝食
素泊まりと朝食付きの差が550円だったので、朝食付きにしてみました。
朝食は7時半スタート。3部制に分かれていて、チェックイン時に希望時間を聞かれますが、特にホテル側でその時間を控えているようにも見えませんでした。伊東園ホテルズの夕食バイキングは70分制と聞いていたので朝食も同じかと思っていましたが、そういうわけでもないようです。
1Fに下りて表示に従って進むと、
ありました。
ここで朝食券を渡します。
7時半に行ってみると、すでに食べ始めてる人も何人かいました。
夜は分かりませんが、朝は自由席。壁沿いに仕切り付きの席があるのはいいですね。
まずは定番メニューから。
と思ったら、いきなり変わり種の親子煮とししゃも。
これらは定番。
シュウマイと肉団子も、ある意味定番かな。
とにかく一皿の量が半端ないです。
大量のなめたけ。
ナスの煮浸し?みたいなの美味しかったです。
パン。
牛乳。
サラダ。
うどんは冷やしでも温めでも、お好みでどうぞ。
納豆と味のり。
温泉卵と冷奴。
漬物。
かまぼことソーセージ。
フルーツとヨーグルト。
アルコールは朝も飲めるんでしょうか?
ソフトドリンクは、マシンが2台置いてあるところがいいですね。
テイクアウト用のカップがないのが残念。
それほど変わったものはないけれど、
550円なら満足の朝ごはんです。
カレーがなかったけれど、たぬきうどんでお腹が満たされました。
デザートはこれで全種類。
一時は少し混みましたが、1時間もすると席に余裕が出てきました。食べ終わった食器を置ける棚があるのもいいですね。
食べ終わって帰ろうとしたら、向かい側の部屋も食事会場になってることに気づきました。適度にパーテーションも立っているので、落ち着いて食事ができそうです。
泊まった感想
施設は古いけど温泉はいいし、サービスも悪くありません。スタッフも親切で気持ちよく滞在できました。
湯檜曽温泉は少し奥まったところにあるので、それほど混まずにのんびりできてオススメです。
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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