平日温泉のんびり旅〜群馬7

平日温泉のんびり旅〜群馬7

今回の平日旅も、今夜で最終宿泊です。
最終宿泊地は、初日と同じ伊香保温泉です。(と言っても宿は違いますが)

今日も良いドライブ日和。

ジムニーいいネ!
あんまり良い天気なので、道の駅でひなたぼっこ。

■榛名湖

途中、榛名山の榛名湖に寄りました。

湖畔の景色を愛でる。
長老はむかし教師だった時、この榛名湖によく子供たちを引率して連れて来たそうです。
「今日は、手の掛かるガキどもがいないのでゆっくり」と、言ったとか言わなかったとか、、、(笑)。
湖畔の道沿いには水仙の花が満開。

■ホテル福一

この宿の詳細は、ぱーのブログへ↓

ここのお湯は、赤湯と無色透明の二種類です。
どちらも掛け流し・循環併用で塩素有りなのでそれなりですが、一応満喫できるレベルでした。

風呂上がりの一杯。風呂の感想を述べ合う。

今回の平日旅は以上です。翌日帰宅しました。
平日旅は良いですね。宿は安いし、道は空いてるし。
またやりたいと思います。

今日の移動距離。33km。

【おまけ】 “加水しすぎ温泉”の見分け方。

ところで今回の旅では、ぱーが湯宿を厳選してくれたので温泉を満喫できましたが、
これだけ宿泊していると、「これ本当に温泉なの?」と疑ってしまう宿がたまにあるものです。
何年も前に、水道水を温泉と偽っていた宿が摘発されてニュースになったことがありました。
今はそこまで悪質な宿は無いと信じたいですが、それでもぴーよしには、常々疑問に思っていることがあります。
それは、

加水の量です。

温泉には、「源泉温度が高いため」とか「温泉資源保護のため」とか「湯量を補うため」などの理由で、
温泉水に水道水や井戸水を加えることがあります。これを加水と言います。
加水自体は違法なものではありませんが、

でも、モノには限度があると思うのです。

「これは加水のしすぎでは?」と明らかに思える温泉が結構あるのです。

加水の量なんてわかるハズ無いと思うかもしれませんが、
温泉にしょっちゅう入っていると、それが天然の温泉か水道水入れすぎなのかは、
湯触り、温まり方で意外にわかるものです。(井戸水加水の場合は判別は難しいです)

さらに温泉の泉質によっては、誰でも加水量をある程度推測できる場合があるのです。
それは、

お湯の “塩加減”と “ツルツル加減”です。

※以下は、ぴーよしの経験談(科学的には間違っているかもしれません)

【まずは “塩加減”による判別法】
温泉には塩分が多く含まれている泉質があります。“ナトリウム泉”と言われる湯です。
ところがその温泉に入ってお湯を舐めてみても、ゼンゼン塩っぱくない場合があるのです。
つまり加水のしすぎで塩味がしなくなっているのだと思います。

それでは加水量はどうやって推測するのでしょう?
ぴーよしの人体実験によれば(←正確かどうかあやしい・笑)、1リットルの水に塩約0.5グラム以下の濃度だと塩っぱさを感じなくなります。(この水何か味するなあ程度は感じますが、それが塩味かどうかわからなくなります)

で温泉の脱衣所には、ほぼ必ず温泉成分分析表と言うモノが掲示されているので、そこからここの湯にどのくらいの塩(塩化ナトリウム NaCl)が溶けているかを確認します。
表には、1リットル当たり何ミリグラムの塩が含まれているかが書かれています。ちなみに1グラム=1000ミリグラムです。

以前にぴーよしが入ったある湯では、分析表には1リットル当たり12グラムの塩が含まれていると書かれていたにもかかわらず(これはかなり塩っぱいハズ)、塩味が全くしない湯がありました。
つまり何倍に加水して薄められているかを計算すると、

12 ÷ 0.5 = 24倍以上薄められている。

と言うことです。
これを温泉と呼べるでしょうか?
24倍と言ったら、温泉1:水道水23ですよ。パーセントにしたら約96%が水道水です。

【次に “ツルツル加減”判別法】
温泉の泉質には、“弱アルカリ泉”と言うのがあります。
分析表にはその湯が、酸性〜中性〜アルカリ性のどれなのかが、ペーハー(ph)値で表記されています。
(ちなみに中性はph7。数字が7より小さくなれば酸性。大きくなればアルカリ性です。釈迦に説法すみません)
なのでph値が、例えば8.●とか9.●、10.●、、と言うように7より大きい数値であれば、このお温泉がアルカリ性だということがわかります。

で、大抵のアルカリ性の温泉にしばらく浸かっていると、肌が溶けて(?)ツルツルしてきます。
(ぴーよし的には、ツルツルと言うよりもヌルヌルと表現した方が正しいような気がしますが、一般的にはツルツルと言われているようです)
同じ弱アルカリでも、湯に溶けている物質の違いでツルツル度は違ってくるとは思いますが、
ph8の前半など中性に近い弱アルカリでも、ものすごくツルツルになる湯もあります。

ところがそれにもかかわらず、いつまで浸かっても一向にツルツルしてこないアルカリ泉があるんですよね〜。
これもおそらく加水のしすぎでしょう。
この判別法の場合は、加水量までは推測できませんが、普通はごく弱いアルカリ性でもツルツルになるのに、それがならないのですから、かなり加水しているに違いないと思うのです。

こんな湯を温泉と呼べるでしょうか?ほとんど水道水ですよね。
これだけでもムッとしますが、
ところがさらにこんな湯に入るのにも、

入湯税を払わされるのです。

入湯税って知ってますか?
温泉宿にチェックインするときに宿泊料とは別に、大人一人150円程度必ず徴収されるのです。

なので加水しすぎの温泉宿でも必ず徴収されるのですが、
これってチョット(いやかなり)納得いかないのです。

今の規則ではおそらく、一滴でも温泉が入っていたら、それは温泉と見なされ入湯税を支払わされるのではないでしょうか。
で、その税金は地方自治体の収入になる。
これではまるで自治体ぐるみの詐欺のようです。

返せ!! 入湯税

、、、、、ちょっと今回は、温泉だけに熱くなりすぎました・笑。

でもここで言いたいのは、
○温泉成分分析表には、加水の有無だけでなく、加水量もしくは加水割合も表示して欲しい。
○加水量が一定基準を超えたら、入湯税を安く(もしくは無税に)して欲しい。
○極端な加水の場合は、温泉と認めないようにして欲しい。

以上、ぴーよしからのお願いでした。

でもこれは、マジでっせ。

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