ホテル桜や(磯部温泉)
- 2023.10.16
- 今夜の宿 日本-2016~2023 群馬県
- 温泉, 素泊まり
![ホテル桜や(磯部温泉)](https://peeyoshi.com/wp-content/uploads/2023/09/isobe-sakuraya103-800x500.jpeg)
2023年4月訪問
藤岡周辺で泊まる宿を探していて見つけたのが、磯部温泉 ホテル桜やです。
公式サイトによると、ホテル桜やは明治3年開業の老舗だそうです。今は素泊まり専門の宿にリニューアルしましたが、朝食のみ徒歩5分の姉妹館 磯辺ガーデンの朝食バイキングを利用できるプランがあります。
というわけで、到着。
アーチに書かれたホテル名が微妙に違うのでちょっと悩みましたが、ここみたいです。
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アーチをくぐって進んでいくと、
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建物がありました。
以前の名称が、せせらぎの湯桜や作右衛門 だったようです。
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駐車場は外にもありますし、
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建物近くにも駐められます。
建物近くに駐めようとしていたら、中から男性が出てきて駐車位置を指示されました。
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立派な玄関。
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玄関前に喫煙所。
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風情のある中庭。
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荷物を持って中に入ります。
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建物に入ると正面がフロント。
先ほどの男性がチェックイン手続きをしてくれます。到着から出発まで、この男性以外の従業員は見かけませんでした。
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部屋の鍵を受け取ったら、フロント前からタオルとアメニティを取ります。
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立派なロビーを通って奥へ進むと、
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売店。
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それからサイズ別の浴衣が置いてあるので、自分サイズをピックアップ。
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さらに進むとマッサージ機とソフトドリンクの自販機。
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以前はバーだったところが、今は喫煙所になってます。
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喫煙所内には洗濯乾燥機が1台ありますが、現在故障中で使えません。
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少し奥まった所に氷と電子レンジの表示があります。
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のぞいてみると、昔は厨房として使っていたところを開放しているようです。
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先に進みます。
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途中、多分昔はプールだったんじゃないかな?と思う景色が見えました。
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お部屋
部屋に到着しました。
今回じゃらんで予約したのは、
プラン名:ホテル桜や【リニューアル記念】期間限定・格安・素泊まりプラン
部屋タイプ:和室
平日泊:3人一部屋 1人 / 5,300円(入湯税別)
通常の和室を予約していましたが、宿のご厚意で広い部屋に変更してくれたそうです。
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とはいえ、玄関だけでこの広さがあります。
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広すぎませんか?
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スリッパは年季が入ってますが、それは目を瞑りましょう。
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おそるおそる中に入ると、、、、
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なんと2間続きの部屋です!
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しかもしかも、、、、
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2間+広縁付きです!!
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窓の外には専用デッキがあり、
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そこから続く小径の先に東屋まであります!!!
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たまに地元の人が川沿いを散歩してます。
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この東屋には、どこからか他の宿泊客もやってきました。
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でもこうして部屋でくつろいでるぴーぱー達を見つけて、驚いて帰っていきました。
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部屋の案内を続けましょう。
広縁の隅に冷蔵庫。
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冷蔵庫は空で自由に使えますが、フロントに電話すればビール880円、ウーロン茶363円で注文できます。
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こちらは10畳で、テレビはまあまあ大きめ。
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敷布団が1枚でちょっと薄かったので、押し入れから出して足したら寝やすくなりました。
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10畳部屋からの眺望はこんな感じ。
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床の間にお茶セット。
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隣の6畳部屋のテーブルの上にお茶菓子が置いてあります。
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6畳部屋の開戸の中に羽織り、毛布、お風呂カゴが入ってます。
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入り口の方に戻って、
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玄関正面のドアを開けると洗面所。
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洗面台が2つあり、
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化粧品が置いてあります。
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洗面台の横にトイレ。
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なんと男女別です。
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トイレの反対側がお風呂。
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木造りのお風呂は、
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特別室の風格。
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なんとこの部屋は ”はなれ” という名の特別室なんですよ。びっくりしました。
日当たりが良すぎて入室した時はちょっと暑かったけど、窓を開け放したら風が通って気持ちよかったです。Wifiの速度も問題ありませんでした。
大浴場
大浴場に行ってみましょう。
部屋の鍵は1本です。
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下の図の上矢印方向がフロントで、左矢印方向が大浴場です。
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大浴場に続く廊下沿いの部屋にも宿泊客がいます。
『大浴場近くの部屋にお客さんを集めたのかな?』と思いましたが、フロント方向からも人が歩いてきたので、そういうわけでもないみたいです。
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ちょっとわかりにくいですが、館内は結構広いのです。
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大浴場へ続く出入り口に到着。
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出入り口には段差があります。
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浴室は別棟で、渡り廊下を通って行きます。
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入り口に到着。
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2つの浴室は大きさが違い、朝晩で男女入れ替わります。
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磯部温泉は、温泉マーク♨️発祥の地 だそうです。
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まずは初日に男湯だった広めの浴場「やすらぎの湯」からご紹介しましょう。
脱衣所は比較的広いです。貴重品ロッカーなどはなく、脱衣カゴが並んでいるだけ。給水機もありません。2つある洗面台には男性用化粧品、髭剃り、ブラシが置いてあります。
分析書は2種類掲示されていました。
1つ目の源泉名は、磯部温泉 恵の湯。源泉温度9.6℃、PH7.2のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉です。揚湯量に制限があるので加水し、源泉温度は低いので加温。循環濾過して塩素投入です。
もう1つは同じ群馬県が決定者ですが、作成者が ”群馬県温泉協会” と書いてあるイラスト入りの分析書です。そこには源泉名、磯部温泉 恵の湯。源泉温度52.6℃、PH7.1のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉と書かれています。こちらには加水加温循環の有無は書いてません。ちなみに宿独自の説明書もあって、それによると湧出量は149L/毎分(動力揚湯)、泉温52.6℃です。
どちらが正しいのでしょうか?もしかして、2つの源泉のブレンドとか?
浴室も広めです。内湯は大きい浴槽が1つで、浴槽の周りは全て窓なので明るいです。壁に沿って洗い場が10ヶ所くらいあり、部屋のお風呂と同じシャンプー類が置いてあります。
内湯から直接野天風呂に出られますが、少し距離があります。岩造りの野天風呂で、結構大きいです。すぐ横に”磯部鉱泉 源泉風呂” と立札のある一人用の壺風呂がありますが、ぬるい上に色々なものが浮いてるので入る気にはなりません。野天風呂も、結構埃や木くずみたいなのが浮いてました。
続いて「ぬくもりの湯」です。
こちらの浴室にも宿独自のものを含めて3種類の温泉分析書が掲示されています。さらに当館の泉質として「成分濃度が濃いので100%だと肌の弱い人には強すぎてピリピリします。よって内湯と露天は加水して薄めて入りやすくしています」という案内書もありました。でも群馬県が決定した温泉分析書には「揚湯量に制限があるので加水」と書いてあるんだけどなぁ、、、。
さらにそこには「貴重な天然資源を有効活用するために、かけ流し循環併用式にて楽しんでいただいています」とも書かれています。
で、脱衣所です。こちらの脱衣所も決して狭くはありません。「やすらぎの湯」より一回り小さいくらいです。脱衣カゴが並んだ棚と、洗面台が2つあります。洗面台には化粧水と乳液、綿棒が置いてあります。ドライヤーは壁掛け式で、給水機はありません。
浴室も一回り小さく、洗い場は6ヶ所くらい。部屋のお風呂と同じシャンプー類が置いてあり、洗顔料はありません。
浴槽は十分な大きさがあります。こちらも窓が大きく明るい浴室です。2つの浴室共、窓から露天風呂が見えます。
こちらの露天風呂は、内湯から適度な距離です。十分な大きさの浴槽で、上に屋根があるのでゴミも落ちてません。横に「磯部鉱泉 源泉風呂」の一人用風呂があるのは同じです。
さて肝心のお湯ですが、加温してるせいか入る時間帯によって湯温が違いました。透明なお湯で塩素臭はほとんどなく、むしろ温泉の甘い匂いがします。分析書を見た時は『なんだかインチキ臭いな〜』と思いましたが、入ってみると案外いいお湯です🎵 いつ行っても空いてるのも良かったです。
詳しいお風呂の案内は、公式サイトをどうぞ。
泊まった感想
手頃な値段で素泊まりできるので有り難いです。
ただこの辺りはゴルフ場が多いせいか、思いがけず満室になってしまうこともあります。予定が決まったら早めに予約したほうがいいです。
館内は静かでのんびりできますよ。
![](http://peeyoshi.com/wp-content/uploads/2020/04/bird_shijukara.png)
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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