きょ〜ふの車泊体験、、、

きょ〜ふの車泊体験、、、

車泊していると、たまに恐いこともあります。
深夜車の外で物音がしたり、動物に囲まれたり、気づいたらお墓の横だったり、真っ暗で幽霊出そうだったり、、、

これは先日、実際にあった話です。

その車泊場所は、とある公園の駐車場でした。
こぢんまりとした駐車場ですが、きれいなトイレもあり、他の人や車もいません。
落ち着いて車泊できそうだから、ぴーぱーはこう言う駐車場が大好きです。
今夜はここを独り占めです。

理想的です。

ところが日も暮れて、辺りもすっかり暗くなった夜8時頃。

そろそろメシにしようかなあ。

と思っていたら、突然す〜っと一台の車がやって来てデイビーから少し離れた駐車枠に駐まりました。
でも車から人が降りてくる気配はありません。

こんな時間にこんな場所にやってくるなんて、
この人も車泊かなあ?

なんてのんきなことを考えていたのですが、
ところがその後、急に車が次々やって来て、わずか5分か10分の間に満車になってしまいました。囲まれました。

あれよあれよと言う間に満車状態。

しかもどの車も様子が変なのです。

誰も車から降りてこないのです。

一体これは何なのでしょうか?気味が悪いです。

もしかしてここは、車内エッチのメッカなのでしょうか?

いえいえそう言う雰囲気ではありません。どの車も静かです。じっと車内に潜んでいるカンジ。

ヤクの密売なんじゃない?

ぱーがそう言うのでコワくなって、
車内に入ってカギ締めて、ウインドシェードのすき間から、そっと様子を伺うぴーぱーです。

僕たち何も見てませんから、命だけはお助けを〜〜

でもヤクの密売にしては、どの車も今ひとつ地味なんですよねぇ。
セルシオとかその筋の車ではなく、どれも白やシルバーの軽やファミリーカーばかりです。

、、、息を潜めること数分経ったでしょうか。

ふと気づくと、向こうから小学生くらいの子どもたちが十数人、こちらの方へ歩いて来るのが見えました。

コッチはアブナイから来ちゃダメだ!

と言いたいのですが、恐くて言えないぴーぱー。だってそんな事したら撃たれるかも。
子供たちはどんどん近づいてきます。もうダメだ〜〜!

、、、とその時、車のドアが一斉に開いて、人が降りてきて、

お帰りなさ〜い。どうだった?楽しかった?

ええっ???
駆け寄ってそれぞれの車に乗り込む子供たち。中には柔道着姿の子もいます。

そう言うことだったのね。
公園の体育館でやっていた柔道教室が終わる時間に合わせて迎えに来た車だったのです。
子どもたちを乗せると、どの車もあっという間にいなくなり、またデイビー一台だけの静かな駐車場に戻りました。

チャンチャン♫

緊張がゆるんだ反動で、その夜の晩飯は盛り上がりましたとさ。

くだらなくてスイマセン。でもマジでコワかったんです。
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