斜里温泉 湯元館(斜里温泉)

斜里温泉 湯元館(斜里温泉)

2021年10月訪問

ウトロ、斜里周辺で宿を探していて見つけたのが、斜里温泉 湯元館です。

じゃらんで ”掛け流し温泉付き” で検索したら、地域最安値だったので目を付けました。それでもトイレなしの部屋で、素泊まり1人5,000円です。

もう少し安いと嬉しいんだけどなぁ、、、、、。

と思いながら公式サイトを見てみると、5,000円は本館・客間の値段です。公式サイトにはじゃらんには掲載されていないビジネス(H)というカテゴリーもあり、それだと1室2名利用で1人3,000円となっています。

客室紹介欄には ”主にお仕事で長期間ご宿泊されるお客様向けのお部屋です” と書かれていますが、観光で1泊するのはダメでしょうかね、、、?

思い切って電話してみたら、ビジネス館で予約取れました!!ありがとうございます・:*+.\(( °ω° ))/.:+

というわけで、到着。

道路を挟んだ向かいが駐車場ですが、枠がなく、どの向きに停めたらいいのかわかりません。

予約の電話をした時に「ビジネス館って、どんな感じなんですか?」と聞いたら「お風呂は本館にあるんですけど、すぐ目の前ですから」と言われました。

きっと奥の赤い屋根がビジネス館でしょう。

まずは本館でチェックイン手続き。

入ってみると、フロントは無人でした。

7:00〜20:00は日帰り入浴も受け付けていますが、支払いはこのガチャポンだそうです。

ぴーぱーはチェックイン手続きなので、インターホンを押してスタッフを呼びました。

フロントの前にセルフドリンクコーナー。お茶、お湯、水が飲めます。

フロントの反対側には休憩スペース。

その奥は食堂です。

公式サイトに ”朝食500円” と書いてあったので予約時に確認したら、現在コロナの影響で食事の提供はできないとのことでした。残念。

スタッフの人が来たので、フロントに戻ります。

名前を告げて、チェックイン手続き。

料金は入湯税込みで1人3,000円プラス、冬季暖房費として1人300円かかりました。これは本館泊でも同様です。ちなみに、夏季ハイシーズン割増もあります。詳しくは公式サイトをどうぞ。

本館泊の場合はバスタオルや歯ブラシ等のアメニティが付きますが、ビジネス館は「持参してください」と予約時に言われました。

 

お部屋

支払いを済ませたので、お部屋に案内してもらうことになりました。

ビジネス館は はなれ なので、一度本館を出ます。

てっきり隣の赤い屋根の建物だと思っていたら、案内のオネエさんは道路を渡っていきます。

「え、道路の向こうなんですか?」「はい、そうです」

もしかして、左奥の黄色い建物でしょうか?

ところがオネエさんは、違う建物に向かって進んでいきます。

ま、まさか、、、、、、、、。

「え、ここですか?」「はい、そうです(^人^)」

笑顔のオネエさん!!

中に入って、下駄箱に靴を入れます。

「お部屋は2Fです」というオネエさんに従って、階段を上りました。

階段を上りきると共同キッチン。

キッチン側から階段を見ると、こんな感じです。

キッチンの奥が部屋でした。

あら広い。

屋根裏部屋みたいな雰囲気もステキです。

窓を開けると、北海道らしい広大な畑が広がっています。

その日は天気が悪かったけど、晴れていたら斜里岳が見えるのでは!?←多分

可愛いテレビとスタンド。ティッシュもあります。

一人はベッドに寝ることになりますが、マットがないのでびっくりするくらい背中が痛いです。

以前、高峰温泉で畳ベッドに寝たことがありますが、それに匹敵する背中の痛さでした。

もう一人は床になりますが、どちらも敷布団一枚で寝ることには変わりありません。

大きなクローゼットは物置に便利。

夏は扇風機、冬は石油ストーブが活躍します。石油ストーブはもの凄く部屋が温まりました。

ただ、廊下や共同キッチンに暖房はありません。冬季暖房費1人300円払ったはずなのに、自室以外は寒いのが不思議でした。

とはいえ部屋は広いし、すぐ横にキッチンがあるのは快適です。建物の目の前に車を停められたのも便利でした。

キッチンが寒いので、自室のドアを開けて暖かい空気を出しながら洗い物や調理をし、夕飯を食べている頃に向かいの部屋の人達が仕事から帰ってきました。長期滞在のお客さんのようです。

別々の部屋で2人泊まっていましたが、とっても静かでした。夜になるとWifiが不安定になることもありましたが、概ね問題なく繋がりました。

 

館内

お風呂に行く前に、館内をチェックしてみましょう。

まず廊下の突き当たりに洗面、トイレがあります。

台所みたいですが、洗面所です。鏡もついてます。

洋式トイレはウィッシュレットなし。←ぴー涙

家庭用の洗濯機が置いてあります。60分200円です。乾燥機能は付いていません。

改めてキッチンです。

食器やグラスがたくさん並ぶ食器棚。

共同の冷凍冷蔵庫。

食器用洗剤とスポンジはありますが、鍋類と包丁はありません。

分別ゴミ箱の横に、カセットコンロが1つ置いてありました。

驚いたことに、調理をする場合はカセットボンベ持参です。必要な方は販売もしてるそうです。

その他、細かい宿泊案内がテーブルの上に置いてありました。

1Fに行ってみましょう。

下におりると、1Fにも共同キッチンがありました。

ビジネス館は8室あるそうなので、1Fにも客室があるのでしょう。

1Fの洗面所。←多分

洗面所の横にトイレ。

ウォッシュレットハンターのぴーが、1Fのトイレにウォッシュレットを発見しました!!

 

大浴場 第1浴場

館内チェックを終えたので、お風呂に行ってみましょう。

部屋の鍵は1個です。

靴を履き替えて、

本館に向かいます。お風呂は24時間入浴可能です。

本館に入ると、フロントの奥がお風呂です。

お風呂は2ヶ所ある、と言われて驚きました。

まずは、手前の第1浴場からご紹介しましょう。

男湯からです。

脱衣所に、100円リターン式の貴重品ロッカー。

シンプルな脱衣所です。

では入ってみましょう。

広い浴室。

でも洗い場は1つしかありません。

リンスインシャンプーとボディソープが置いてあります。

これは何でしょう?

源泉(多分)が出ていますが一人用の浴槽なのか、それとも洗い場代わりの掛け湯なのか、、、?
蛇口は開け閉めできるそうです。

入っている人がいたのでぴーも試しに入ったそうですが、大きい浴槽の方が快適だったとのこと。

確かに、こっちの方がくつろげそうです。

お湯は茶色がかったモール泉で、ふく井ホテル並みのヌルヌルさ!!

床が滑りそうで怖かった、とぴーが言ってました。

温泉の特徴が掲示されています。

続いて女湯です。

女湯の脱衣所もシンプル。

女湯は脱衣所にトイレがありました。キレイなウォッシュレット付きです。

女湯には貴重品ロッカーがありませんのでご注意を。

では入ってみましょう。

女湯は、男湯とは全く造りが違いました。

まず手前に洗い場が3ヶ所あります。

石鹸は男湯と一緒です。

洗い場の奥に浴槽。

洗い場同様、きっちり3人分に仕切られています。

お湯は男女一緒でヌルヌル。

浴槽の縁からオーバーフローしています。

男女の浴室は天井で繋がっています。

桶の音とかがよく響いてきましたが、まさか男湯があんなに広いとは思いませんでした。

第2浴場

続いて第2浴場に行ってみましょう。

第2浴場は第1浴場の奥にあり、熱いお湯が好きな人にオススメだそうです。

第2浴場に行く途中に、100円リターン式ロッカーとコインランドリーがありました。

コインランドリーは宿泊者専用。洗濯機200円です。

第2浴場の入口に到着。

分析書が掲示されていました。

源泉名は、斜里温泉。源泉温度55.5℃、PH7.9のナトリウム-炭酸水素塩温泉です。加水、加温等の有無は書かれていませんが、公式サイトによると掛け流しだそうです。

男湯からご紹介します。

第1浴場とは違った雰囲気の脱衣所。

シンプルであることは一緒です。

こじんまりした浴室。

男湯は第1浴場が広いので、第2浴場はかなり狭く感じるのではないでしょうか。

洗い場は、左右2ヶ所ずつあります。

第1浴場と同じボディソープとリンスインシャンプーが置いてあります。

加水できますが、水を入れるほど熱くはありませんでした。

お湯は浴槽の縁からオーバーフローするようになっています。

続いて女湯です。

男湯と左右対称の脱衣所。

化粧台が2つあるのは親切。

では入ってみましょう。

男湯と全く同じ浴室。

洗い場が左右に2ヶ所ずつあるのも同じです。

ぱーは第2浴場の方が気に入って、こっちばかり入ってました。逆にぴーは、広い第1浴場ばかり入っていたそうです。

日帰り入浴でも両方のお風呂に入れるようなので、それで400円はお手頃価格ですね。

泊まった感想

部屋、お風呂、全てが想像していたのとは違っていましたが、結果的には大満足の滞在になりました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

斜里町といえばウトロ温泉が有名ですが、市街地にもイイ温泉ありますよ♪

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