山の宿 野中温泉(雌阿寒温泉)

山の宿 野中温泉(雌阿寒温泉)

2021年10月訪問

オンネトー国設野営場に泊まるため、『近くにいい温泉ないかな〜?』とGoogle マップを眺めていて見つけたのが、山の宿 野中温泉です。

野営場からは3kmほどの距離。

独自のHPは見当たりませんでしたが、民営国民宿舎ガイドに宿の情報が載っていました。

というわけで、到着。

駐車場は区画がなく、なんとなく並べて停める感じです。

平日の夕方ですが、結構お客さんがいました。

日帰り入浴の時間と料金です。

中に入ると広い玄関。靴は他の人にならって、そのまま並べておきました。

受付で入浴料を支払います。

玄関の横に畳の広間があったので、待ち合わせに使わせてもらいました。

廊下の突き当たりがお風呂です。

廊下の床が暖かく感じました。もしかしたら、床暖房が入ってるのかもしれません。

男湯、女湯の入口です。

スリッパ入れは、男女共用。トイレも、お風呂の入口横に男女共用の和便が1つです。

分析書が掲示されていました。

源泉名、雌阿寒温泉(野中温泉3号)。源泉温度45.6℃、PH6.2の含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉です。

加水加温の有無等は書かれていませんが、ネットで調べた限りでは加水加温なしの掛け流しのようです。

清潔感のある脱衣所はシンプルで、カゴなしの脱衣棚と後付けしたような洗面台があるだけ。ドライヤーはないけどコンセントはあるので、必要な方はドライヤーを持参したほうがいいです。

内湯もとってもシンプル。木造りの浴室に、それほど大きくない木造りの浴槽が1つあるのみです。

シャワーはもちろん洗い場もありません。ただ風呂用イスと桶はたくさん置いてあります。

源泉(多分)を溜めてる掛け湯があって、身体も髪もそれで洗います。石鹸類は置いてません。

掛け湯のお湯は透明ですが、浴槽のお湯は薄く青味を帯びた乳白色。硫黄臭もしますが、結構油臭も強いです。ぱー的には、秋田県の水沢温泉のお湯に似ていると思いました。

湯温は高め。あつ湯好きなので入れましたが、苦手な人は厳しいかもしれません。

お湯の性質上、換気が必要とのことで、内湯の窓は細く空いてます。寒かったので締めようとしましたが、締まりません!露天へ通じるドアも半分以上開けっ放しになっているので、内湯なのに結構寒かったです。

露天風呂に行ってみました。

周囲は山ですが、女湯の浴槽は石垣のようなもので囲まれていて目隠しになってます。屋根も付いているので、雨や雪の日でも入りやすそうです。

ただ内湯から露天の浴槽まで、ちょっと距離があるんです。隣り合っている男湯の露天との仕切りが簾なのも気になりました。

男湯の露天はかなり開放的で、近くに鹿がいたそうです。

男湯は内湯も露天も白濁だったそうですが、女湯の露天はお湯が透明でした。

 

入浴した感想

お湯も、お風呂場の雰囲気もなかなか良いです。

シャワーがないなどちょっと不便な面もありますが、そういうのを気にしない人にはオススメ。入浴料金が大人400円と手頃なのも良いですね♪

一般的な観光地からはちょっと離れてますが、温泉好き、特に秘湯好きの方は一度立ち寄ってみてはいかがでしょう。

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