小斉の湯(蓼科温泉)

小斉の湯(蓼科温泉)

2020年8月訪問

今回ご紹介するのは、蓼科温泉 小斉の湯です。

ここは以前は旅館だったようですが、現在は日帰り温泉だけの営業です。詳しくは、公式サイトをどうぞ。

というわけで、到着しました。

平日の夕方でしたが、意外と混んでてびっくり。県外ナンバーの車が多かったです。

車を建物の向かいに停めて、入口に向かいます。

公式サイトには「大人600円」と書かれていますが、値上がりしたようです。また営業時間も、下記の通り変更になったようですのでご注意ください。

中に入ります。

靴を下足箱にしまい、フロントで入浴料を支払います。大抵はその後「お風呂はあちらです」とか案内があると思いますが、、、ここは特にありません(・ω・)

ぴーと2人で「えっと、お風呂はどっちかな〜」と歩き出すと、すぐに館内地図が掲示してありました。

なるほど、これはすごい。

事前に読んだ口コミで「露天風呂がある」という情報は得ていましたが、詳しいお風呂の様子はイマイチ把握していませんでした。

同じ地図が公式サイトにも掲載されています。興味がある方は、そちらも見てみてください。

地図の横に、休憩室がありました。

 

内風呂(岩風呂)

広すぎて全体像が頭に入りきりませんが、まずは内風呂に行ってみましょう。内風呂は廊下の奥です。

まずは男湯からご紹介しましょう。

古いけど小ぎれいな脱衣所。

大きめの無料ロッカー完備です。

ドライヤーのほか、簡単な化粧品や消毒スプレーも置いてあります。

分析書が掲示してありました。

源泉名は、300t貯湯槽(三室平6,7,8,9,10号の混合泉)。源泉温度61℃のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。加水、加温、循環、塩素なし・:*+.\(( °ω° ))/.:+

広い浴室。

大きい浴槽は適温ですが、小さい方はかなり熱いです。

洗い場の数も十分。

ボディソープとリンスインシャンプーあり。

続いて女湯です。

女湯も小ぎれいな脱衣所。

こちらもドライヤーと簡単な化粧品が置いてあります。

女湯は、脱衣所のみの紹介です。

女湯には違うタイプの分析書も掲示してありました。

源泉名は、蓼科三室源泉(混合泉)。源泉温度58.6℃、PH3の酸性-含硫黄-ナトリウム-塩化物、硫酸塩温泉です。温度が高いので源泉所有者が加水してますが、送られてきた温泉を掛け流しているそうです。

肝心のお湯ですが、「PH3の強酸性」という割には普通のお湯です。ちょっと舐めてみましたが、特に酸っぱさも感じません。

透明な、入りやすいお湯でした。

 

岩間の湯(男性用)

続いて、男女各2つある露天風呂に行ってみましょう。

フロントの近くに休憩室がありましたが、廊下の奥に畳の休憩室もありました。

大広間のような休憩室では、大勢のお客さんが寝転がったりして寛いでました。この休憩室の向かいにトイレがあります。

改めて、露天風呂へ向かいます。

露天は上2つが女性用、下2つが男性用です。

案内表示に従って渡り廊下を歩いていくと、

最初に到着するのが、男性用 岩間の湯です。

露天風呂の脱衣所にも無料のロッカーがあります。

洗面台、ドライヤー、空気清浄機まであるのはすごいです。

分析書も掲示されていました。

露天にも熱湯とぬる湯、2つの浴槽があります。

湯温調整用の水道もありました。使ったら、止めるのを忘れずに。

岩間の湯は、標高1,270m。

シャワーはありませんが、洗い場はあります。石鹸類も完備です。

岩間の湯は空いてたそうです。男性用の露天風呂は、もう1つ上にある見晴しの湯の方が眺めが良いので、皆さんそちらに行くのかもしれません。

 

見晴しの湯(男性用)

続いて見晴しの湯に行ってみましょう。

再び渡り廊下を進みます。見晴らしが良くなるので、廊下は上り坂です。

長い渡り廊下の途中には、仮設トイレも設置してあります。気遣いが素晴らしいですね。

途中に、貸切の湯がありました。

公式サイトを見ると、貸切の湯は入浴料+1,000円と書かれていますが値上がりしている可能性もあります。詳しくはフロントでご確認ください。

到着しました、見晴しの湯です。

見晴しの湯は混んでたのでご紹介はここまで。

基本的な作りは、岩間の湯と一緒です。肝心の眺望は「下の街がちょっと見えるくらいだよ」だそうです。

雲海の湯(女性用)

続いて女性用露天風呂、雲海の湯です。

公式サイトの地図には「仇討の湯」と書かれています。名称変更したようです。

明るい脱衣所。

浴槽はどこも、熱湯とぬる湯の2つあります。露天ですが屋根付きです。

洗い場あり。

森林浴の湯(女性用)

最後に、一番上の露天風呂 森林浴の湯です。

正直、雲海の湯に到着した時点で『やれやれ、やっと着いた』と思いました。でも階段はまだ続いてるんです。

最後の力を振り絞って上ります。

ゴール!! ←大げさ

ずらっと並ぶ無料ロッカー。

では入ってみましょう。

浴室へのドアを開けると、長い階段が見えました。一瞬『あれ?もしかして脱衣所が別なだけで、1つ下の雲海の湯と浴槽は一緒だったりして!?』と思いましたが、、、

違いました。階段を下りていくと洗い場があり、

その横に浴槽があります。すぐ下に、雲海の湯もチラッと見えました。

ここは標高1,282m。天気が良くなかったせいか、思ったほどの眺望はありません。もしかしたら、目隠しのために周りに木を残しているのかもしれません。

まさに森林浴の湯です。

入浴した感想

「PH3の強酸性」というほどのパンチのあるお湯ではありません。むしろ、入りやすいお湯です。塩素臭もしないし(入ってない)温泉らしいお湯で満足できました。

お風呂がたくさんあるのは嬉しいですが、全部入ろうとすると結構大変です。その都度、服を着ないといけませんし、、。お湯はどこも一緒に感じました。

施設は古いですが、手入れされているので問題ありません。全ての脱衣所にドライヤーと無料ロッカーがあるのも感心します。

周辺のホテルの立ち寄り入浴は1,000円超えのところが多いので、ここは狙い目かも♪

蓼科温泉で立ち寄り湯をお探しの方、小斉の湯はいかがですか!?



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