玉屋旅館(別所温泉)
2020年8月訪問
今回ご紹介するのは、別所温泉 玉屋旅館です。
Google マップで場所を確認すると、共同浴場 大湯の目の前です。これは、お湯が良いパターンかも♪
お盆明けの平日にやってきました。別所温泉も暑かったです。
立派な門の前に車を停めて駐車場の場所を聞こうと思ったら、すぐに中から人が出てきて車を動かしてくれました。
駐車場は、旅館の前の道を真っ直ぐに80mほど歩いたところです。
旅館の前にあった大湯。
「木曽義仲ゆかりの湯」だそうです。
別所温泉の外湯めぐりについては、別所温泉観光協会の公式サイトをどうぞ。
改めまして玉屋旅館です。
玄関を入ると、ズラッと並ぶスリッパ。
手指の消毒と検温を済ませ、中に入ります。
フロント横にロビースペース。
お土産売り場もあります。
お土産売り場の横に、ソフトドリンクの自販機もありました。
ロビーに色浴衣のサービスあり。
部屋に普通の浴衣も置いてありますが、お好みで色浴衣も無料で借りられるそうです。
囲炉裏処「草の庵」の中に、サービスのコーヒーマシーンが置いてあります。
朝7時〜夜10時までのサービスです。
朝食後はドリップしたコーヒーも置かれていました。
囲炉裏処の横に、水サーバーとりんご酢。
ソフトドリンクの自販機もあります。
現在コロナの影響で、客室への案内は控えているそうです。エレベーター前で荷物を渡され、その後は自分達で部屋に向かいました。
お部屋
お部屋は4Fでした。
今回JTBで予約したのは、いこいの和室10畳。玉屋旅館の中では一番安い部屋です。
もっと古い部屋かと思っていましたが、広さも設備も全く問題ありません。
広縁付き。
窓からの眺望は、周辺の旅館と山です。
『浴衣はここかな!?』と思って開けた広縁のクローゼットはカラでした。
テレビの下に金庫。
テーブルの上には色々置いてあります。
まずはマスクと除菌スプレー。
その上の、紙がかかっている中にお茶セット。
お茶菓子は2種類。
お部屋のクローゼットの中に浴衣類が入ってました。
湯かごや湯たびもあります。
入口の方に戻って、
玄関を入ってすぐの所に、冷蔵庫と下足入れ。
旅館の入口でゴザスリッパを履いてきましたが、部屋には使い捨てスリッパも置かれています。名前書き用のシールもありました。
差込式の冷蔵庫の中は全てアルコール。
値段表です。
冷蔵庫の上にグラス類。
お風呂と洗面所。ここにバスタオル掛けがあります。
洗面所には男性用の洗顔&シェービングと、女性用のクレンジングウォッシュが置いてありました。
洗面所の向かいにウォッシュレット付きトイレ。
広縁のイスが座りやすいのは良かったですが、西向きの部屋なので暑かったのが難点。クーラーが旧式で、ちょっと使いにくかったのも困りました。
また全館Wifi完備ですが、2人で同時に繋ぐとかなり遅いか1人は繋がりません。これも残念な点でした。
大浴場
館内を見学しながら大浴場に行ってみましょう。
部屋の鍵を1人1本くれるのは嬉しいサービス♪ ただ、部屋の鍵がオートロックじゃないので閉め忘れにご注意を。
エレベーターの中に掲示されていた案内です。通常は、宿泊プランに外湯無料券1人1枚が付いているようですが、現在外湯は地元住民しか利用できないそうです。
エレベーターで1Fに降りて、左に曲がるとロビー。
右に曲がると、お風呂です。
お風呂の手前に、癒し処。
無料のマッサージ機がありました。
さてお風呂です。お風呂は20時に男女入れ替わります。
源泉名は別所温泉4号源泉で、向かいの大湯と一緒。源泉温度50.9℃の単純硫黄泉です。
源泉掛け流しで、季節限定で水道水を1%程度加水。塩素は入ってません。
まずは、突き当たり左側のお風呂からご紹介しましょう。
脱衣所に貴重品ロッカーがあります。
脱衣所はそれほど広くありません。
化粧品や、男女共用アメニティが置いてあります。
脱衣所にも分析書が掲示されていました。
では入ってみましょう。
浴室も、それほど広くありません。
チェックイン直後に入った時はオーバーフローはなく『掛け流しなのに、どこからお湯が出ていくんだろう?』と不思議に思いましたが、その後はいつ入っても浴槽からお湯が溢れていました。日中はお湯を抜いて清掃しているのかもしれません。
内湯は透明で、湯の花もありません。湯温は適温。ほんのり硫化水素臭がする上品なお湯です。
洗い場は、奥に2ヶ所。
手前に4ヶ所です。
石鹸は、ポーラとミキモト2種類。クレンジングウォッシュも置かれています。
露天に出てみましょう。
露天のお湯は、わずかに濁ってました。そして、かなりぬるいです。
暑い夏でも『ぬるいなぁ』と思ったので、冬は寒くてあたたまらないでのは!?
続いて、突き当たり右側のお風呂です。
こちらも同じくらいの広さの脱衣所。
男性化粧品と、男女共用アメニティが置いてあります。
浴室も似た雰囲気。
ただ、こちらのお風呂はサウナと水風呂付きです。
洗い場は5ヶ所。
石鹸はポーラとミキモト、シェービングウォッシュが置いてあります。
露天に行ってみましょう。
お隣の露天は内湯から見えましたが、こちらの露天は独立したスペースにあります。しかもトルマリン風呂です。
トルマリン風呂の効能です。
こちらのお風呂は隣と反対で、露天は透明なお湯で適温。内湯は薄く濁っていてぬるめでした。
夕食
夕食は18時か19時の2択です。ぴーぱーは19時にお願いしました。
時間になったので、2Fの個室お食事処へ向かいます。
エレベーターで2Fに降り、右手にあった食事処に入って声をかけてみると、ぴーぱーの部屋はここではないとのこと。
帰り際にドアが開いていて見えましたが、こちらは座敷にイスとテーブルのスタイルでした。
ぴーぱーの席は、左手奥のこちら。
掘りごたつの個室です。
こちらの部屋は可動式で、人数に応じて何部屋かをくっつけられるようです。隣の部屋との仕切りはパーテーションでした。
チェックインの時に「通常お食事は一品一品お持ちするんですが、できるだけ接触を避けるために、あらかじめテーブルにセットさせて頂きます」と言われました。
全然OKです。
まずはビールをお願いしました。
瓶ビールは3種類。税金、サービス料込で中瓶700円は良心的。
他にも日本酒や焼酎、
ワインなんかもあるようです。参考までに。
お品書きです。
ぴーぱーは一番お安い「スペシャルプライスプラン」です。料理にこだわる方は「特選料理プラン」とか「グレードアッププラン」とかありますので、予約の際に検討してください。
まずは前菜4種盛り。
こちらは冷製摺り流し。おそらく、じゃがいもだと思います。
お造りは、鮪、甘エビ、信州サーモン、生ハム。
「あらかじめセットさせて頂きます」と言われていたので、セットされてる物だけかと思っていましたが、お品書きを見ると、他にもいくつかメニューが書かれているんです。
しばらくすると、こんな物が運ばれてきました。
開けてみると、おやきが入ってました。お凌ぎの、おやき温泉蒸しです。信州ですからね。
いよいよメインの登場です。
信州プレミアム牛♪
一気に乗せます。すごい脂で、野菜は素揚げみたいになりました。お塩で頂きます。
そうこうするうちに、炊き合わせがきました。少量ですが鰻も入ってます。
揚げ物は、小鮎と季節の野菜。
結局、半分くらいは一品ずつ運ばれてきましたが、後出しするだけあってどれも温かいです。これは素晴らしい♪
ただ、ちょっと間があきます。お酒を飲まない人は、時間を持て余すかもしれません。
ご飯は、卓上で炊く釜飯。この日はとうもろこしご飯でした。
お味噌汁と野沢菜漬けと一緒にいただきます。
デザートは、豆乳のブランマンジェでした。
お部屋に戻ると、布団が敷かれていました。
敷き布団はマットレスのような厚みがあります。また、掛け布団も厚めの羽毛布団です。高さ違いの枕も置いてあります。
一緒に新しい茶器セットと冷水、また「翌朝のお布団上げを希望しない場合は、この札をドアノブにかけてください」というご案内も置かれていました。
朝食
朝です。
翌朝気付いたことですが、お布団敷きの際に、窓にブラインドも下ろしてくれてたようです。障子だけだと、日の出と同時に目が覚めちゃいますからね。これは親切♪
翌朝も、同じ個室で朝食です。朝食は7:30、8:00、8:30の3択でした。
朝は、ご飯とお味噌汁以外は全部セットされていました。
和朝食の定番が並んでます。
お味噌汁の他に温かいスープもありました。
温泉卵とサラダ、デザートはヨーグルトです。
ご飯もお櫃で頂き、お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。
泊まった感想
館内の雰囲気もお湯も、とっても上品な宿でした。
お部屋はリノベーションしたようで綺麗だし、自由に飲めるコーヒーやりんご酢のサービスも嬉しいですね♪ 14:00イン〜11:00アウトというのも、のんびりできて快適です。
お風呂はそれほど広くないけれど、いつもお湯が溢れていて満足。もう少し湯温が高かったら最高です。
お食事も、ちょうど食べ切れる量で良かったです。個室で食べられるのもポイント高いですね♪
別所温泉で宿をお探しの方、玉屋旅館を検索してみてはいかが!?
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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