Blue apartment close to Port and Center (Patra):ギリシャ8日目
- 2019.03.24
- 今夜の宿 ギリシャ-2018.12〜2019.01
- アパートメント
2018年12月訪問
ギリシャ8日目の朝です。(7日目の様子はこちら → Pineas)
今日も良い天気♪ バルコニーに出てみると、朝日を浴びたメテオラの奇岩群が見えました。
まずは朝食に行きましょう。Pineasはすべて朝食込みプランでした。
レセプション横の朝食会場。
とっても広いです。
朝食はブッフェ。
スタッフの女性が「これはクリスマスのお菓子よ」と教えてくたものが数種類。
タッパーの中はお決まりのギリシャヨーグルト。
基本的にはAdam’s Hotelの朝食内容と一緒ですが、ここには野菜がなかったのが残念。
クリスマスのお菓子中心だとこんな感じ。
パン中心だとこんな感じです。
出発前にゲストハウスの前から見えたカランバカの町と奇岩。
さて、ここから南下してアテネへと戻るわけですが、帰りはペロポネソス半島を通ってみようと思います。
まず今日は、半島の入り口の町パトラを目指します。
ゲストハウスを出発して田舎道を走っていると、道端にこんな可愛い祠を発見。
そういえば日本も色々な場所に神社があるし、道路沿いにお地蔵様や観音様が祀ってありますよね。なんとなく “日本とギリシャって似てるなー” と思った瞬間でした。
高速道路にのりました。この風景も、ちょっと日本ぽいかも。
ペロポネソス半島へ渡るための橋、リオン・アンティリオン橋に到着。
ここまで来るのにも区間ごとに高速料金を払ってきましたが、橋の通行料もかかるようです。いつも通り料金所手前の料金表を確認すると、なんと€13.30!!
今まで払ってきた料金は最安で€0.75、最高で€3.85だったのでびっくり!!
ちなみに徒歩の場合は無料だそうです。
パトラ方面へ向かいます。
今日泊まるのは、パトラ市内のアパートメントです。
アパートメントは鍵の受け渡し等があるので、予約時に到着予定時刻をオーナーに知らせておく必要があります。今日のオーナーにも「17時頃到着予定です」と伝えておきました。ただ、予定はあくまでも予定です。車だと時間も読めないし、前後する可能性があります。なので「レンタカーで行く」旨も伝えておきました。そうすれば、駐車場を利用することも想定してくれると思ったからです。
色々アパートメント対策を考えてギリシャにやってきましたが、最初に泊まったスニオン岬のアパートメントで早速、想定外のアクシデントが起きました。アパートメントの場所(建物)がわからないんです! その時の様子はこちら → Sandra’s Sea View at Sounio
これはまさに想定外。建物に、なんの標識もサインも出ていないとは思いませんでした、、、。
スニオン岬の教訓から、今度はGoogleマップで住所検索し、ストリートビューで建物を特定。その建物で間違いないか?と、オーナーにメールで問い合わせました。
するとオーナーから「そう、そのビルです。入口はお店の横で、車は中の駐車場に停めてください。エントランスの中にキーボックスがあって、その中に部屋のキーを入れておきます。キーボックスの番号は、、、」と返事がきました。建物は合ってるようです。
「到着した時にもし私がいなくて、何かわからないことがあったら電話ください」と電話番号も書いてありました。
よし、完璧。
どこも観光せずに走ってきたので、15時頃にパトラに着いてしまいました。食料品の買い出しもしたかったけれど、まずは一度アパートメントに行ってみることにしました。オーナーに伝えた時間よりかなり早いけど、アパートメント自体は “15時からチェックイン可能” と書いてあったので問題ないでしょう。キーボックスの番号も聞いてるし♪
Blue apartment close to Port and Center
思いのほか大きいパトラの町を抜け、少し町外れで静かになった辺りにBlue apartment close to Port and Center はありました。
サインがあったかどうか覚えていませんが、ストリートビューで確認した通りの建物なので間違いないはず。
門を開けて車を中に入れていると、
上から女性が顔を出しました。
オーナーだと思い「Hello」と笑顔で声をかけると、彼女は戸惑ったような表情を浮かべました。『あれ?オーナーじゃなかったのかな!?』
その女性は下に降りてきました。そして、ぱーに自分の携帯を渡してきます。
『ん?』と思い受け取ると、電話の相手がオーナーの女性でした。彼女は明るい声で「ようこそ、ぴーぱーさん。よく来てくれたわねー」と言うので「ちょっと早く着いちゃったんです、ごめんなさい」と答えたら「あら、いいのよ。でも17時って言ってたわよね」と言います。
そして、そこから先が何を言ってるのかよくわからないんです、、、。
ぱーは、キーボックスの番号も聞いているのだから、もう部屋に入れるものだと思っていました。でも “なんらかの理由” でまだダメみたいなんです。でもその “理由” がなんなのか?がわかりません。
イマイチ話しがわからず、ぴーに代わってもらいましたが、やはりわかりません。目の前にいる女性に至っては、全く英語は喋れないようです。
もう一度ぱーに代わり、お互い一生懸命に話し合ううちに段々話しが見えてきました。
どうやら、目の前にいる女性は部屋の掃除を任されている知り合い(?)で、まだ掃除が終わっていないみたいなんです。17時までに終わらせればいいと思っていたので、まだ始めたばかりだったようです。(すでに15時過ぎてますが、、)
オーナーも「まだ掃除が終わっていない」とはハッキリ言えなかったみたいで、それで回りくどい言い方をするから理解できなかったのかも。
「つまり、まだ掃除が終わってないということですか?」と聞いたら「そーなのよ!」と、ようやく理解してもらえた安堵感の返事が返ってきました。早くそう言ってよ、、、d( ̄  ̄)
ぴーぱーも、この後スーパーに買い物に行くつもりだったので「買い物に行って、1時間くらいしたらまた来ます」と言ったら「そうしてちょうだい♪」と、オーナーは嬉しそうに電話を切りました。
というわけで、先に買い物です。
近くに、今まで行ってたスーパーとは違う店を発見しました。この先はこの店に行くことが多かったです。
16時30分頃アパートメントに戻り、再び車庫に車を入れました。
先ほどの女性が上から笑顔で手を振ってきます。どうやら掃除は終わったようです。
鍵を受け取って中に入りました。
ここからが、ぴーぱーの占有エリアです。
まず入ると手前にテラス。
掃除の女性はこのテラスから下を覗いていたわけです。
その奥にお部屋です。
今回 Bookin.com で予約したのは
1アパートメント(33㎡):1泊 / €49(諸税込)
Parking provides air-conditioned accommodation with a patio and free WiFi. With mountain views, this accommodation offers a balcony.
Sandra’s Sea View at Sounioに比べたらかなり小さいですが、2人にはちょうどいい広さかもしれません。
小ぶりなリビングスペース。電気ヒーターがあって暖かかったのが良かったです。
奥にキッチンスペース。これも程よい大きさで良いな♪と思いました。
が、よく見るとコンロがありません。シンクもあって、まるでキッチンですが、熱源がないので調理はできないんです。
そのせいか(?)オーブンあり。
しかし、なぜオーブン?電子レンジの方が調理の幅が広がると思いますが!?
サービス精神は旺盛なオーナーです。ティーバッグやコーヒーはたくさん置いてあります。
トースターと湯沸しポット。
色々置いてありますが、洗い物しかできないキッチン。
カップやグラスはたくさんあります。
その他、微妙な備品たち。
雰囲気はとっても可愛いんですけどね。
ロールカーテンを開けると隣の家の庭が見えます。冷蔵庫の上に置いてあるオレンジは、隣の庭のだったりして!?
冷蔵庫の中に、サービスのビールとノンアルコールビールあり。チョコも入ってました。
キッチンの横にお風呂とトイレ。
“トイレには紙を流さないでください” という注意書きがありました。
可愛いし、ボディソープやシャンプーも置いてあってサービス満点のシャワースペース。でも、ちょっと狭いんです。
そしてカーテンを閉めても両側に隙間ができて、落ち着いてシャワーを浴びることができません、、、。
洗面所もコンパクト。でも必要なものは揃っています。
リビングの方に戻って、
リビングの横にベッドルーム。
タオルの上にもチョコが置いてあるのは可愛い演出♪
下の写真、左側の白いドアは隣室と繋がっている扉だと思いますが、もちろん開きません。
クローゼットの中にアイロンあり。
テーブルの上に、部屋の説明や緊急連絡先、周辺の店の地図などが手書きで書かれた “お知らせ” がおいてありました。本当に親切なオーナーです。
最初にその “お知らせ” をよく読まなかったので気付きませんでしたが、シャワーを使う前にはスイッチを入れないとお湯が出ません。
この後泊まるアパートメントでも同じシステムだったので、これがギリシャの一般家庭の標準装備なのかもしれません。そして使い終わったら切っておくこと。これもギリシャの標準のようです。
なんだかドタバタの到着でしたが、シャワーも浴びてようやく落ち着きました。
今日の夕食は、スーパーで買ってきたツナ缶と手持ちの野菜を入れた炊き込みご飯です。今日も “旅がらす” が大活躍。本当に便利な旅のお供です♪
泊まった感想
今日のアパートメントは “ギリシャの一人暮らしの友人の部屋に泊めてもらった” みたいな雰囲気の部屋。広くはないけど色々気遣いを感じるし、面白かったです。
シャワーの使いにくさは、ここに限ったことではありません。ある意味、これもギリシャの標準なのかも。
このアパートメントもBooking.comペイメントで事前引き落とし。現地でのお金のやり取りはありませんでした。
予約している時から気になっていたのですが、このBooking.comのアパートメントとAirbnbとは何が違うのでしょう?
Airbnbはまだ利用したことないんですが、そろそろどこかでチャレンジしてみたいと思っているぴーぱーです。
9日目の様子はこちら → Hotel Europa Olympia
妻のぱー:宿選び担当
温泉宿からビジネスホテルまで様々な宿を紹介しています。予算の都合で高級宿レポは少なめですが(笑)、宿選びの参考になったら嬉しいです。
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