ホテル雨宮館(湯の川温泉)

ホテル雨宮館(湯の川温泉)

2018年4月訪問

だんなのぴーです。またまた一人で出張です。今回は、函館です。

4月初旬の函館は、雪こそありませんがまだ寒く、東京の真冬のような気温です。そうなると、やはり温泉付きのホテルに泊まりたくなりますよね。

函館市内の温泉は、無色透明で塩っぱいお湯の湯の川温泉と、赤湯の谷地頭(やちがしら)温泉が有名ですが、今回は湯の川温泉にしました。

湯の川温泉にはホテルや旅館が沢山ありますが、今回は「とにかく安いところに泊まりたい」という事情があり(それは毎度のことですが・笑)やってきたのがホテル雨宮館。

路面電車が走る表通りにデデン!と建っています。

このロボットか?UFOか?といった形の建物はいったいなんなのでしょうか?

知らない人にはわからないでしょうが、地元函館の人ならすぐわかるそうです。これはかつての五稜郭タワーの形をまねたのだそうですよ。

函館には、戊辰戦争の舞台となった五稜郭という星形の堀で囲まれた城があるのですが、その横に堀を上から眺めるために、五稜郭タワーという展望タワーが建っています。

今のタワーは二代目でもっと洗練された形をしていますが、初代タワーはまさにこんな形をしていたそうです。もちろん五稜郭タワーの方が数倍高さはありましたが、かつての五稜郭タワーを知る人には、少々ノスタルジーを感じさせる形です。五稜郭タワーが函館のシンボルだったあの頃。それをまねて建てたということは、このホテルも同じくらい古いということでしょうか?

話しが長くなりました。さっそく中へ入ります。

入口にはこの看板。いいね、いいね!

ロビー。

 

お部屋

8階はタワーの最上階の客室だったようですが、行ってみたら今は使われていないようでした。

館内廊下。思ったとおりの古さ。

wifi飛んでます。部屋で問題なく使えました。

ぴーの部屋は4階でした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:早い者勝ち!シンプルステイ♪/ 無料軽朝食付
部屋タイプ:スタンダードシングル(禁煙)
平日泊:1人 / 4,500円(諸税込)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

ちなみに雨宮館は休前日料金がありません。太っ腹!!

約10㎡の部屋は全景を撮るのが大変です。ホテルですが浴衣がおいてあります。

室内設備。

エアコンは、ただいま調整中。暖房は別にあるので問題なし。

そして窓からの眺めも、工事のため調整中?

冷蔵庫の上に湯沸しポットとグラス類。

冷蔵庫の中にはフリードリンク(水)一本。

冷蔵庫の下の引き出し。これもシブイ!

入口の方に戻って、

このカレンダー。シブすぎるぞ!雨宮館。

バスルームはウォシュレット無し!ぴー涙、涙、、、。

 

大浴場

部屋が古いとことはよくわかったので、館内を探検しながら大浴場へ行ってみます。

3Fには電子レンジ。

1階ロビーには、エレベータ横に自動販売機。サッポロクラシックも売ってます。(ただし350ml缶)

ローカルな感じの売店。

マッサージコーナー。

その横に、らーめん「しおいち」。”函館名物塩ラーメン” の店。

話しはそれますが、いつから塩ラーメンが函館名物になったのでしょうか?

昔は「北海道のラーメンとは、札幌ラーメン横丁の味噌バターコーンラーメンのことである。以上、終わり!」と言う感じで、函館には塩ラーメンの「し」の字もありませんでした。ところが今は、函館の塩だけでなく旭川の醤油まであると言うではないですか。旭川のことは知りませんが、函館の塩は、いったい誰がいつ決めたの?オジサンとしては、ゼンゼン納得いかないと思っているのです。

閑話休題。べつに「しおいち」さんに文句をつけているわけではありません。

函館名物(らしい)塩ラーメン。よろしければ「しおいち」さんでご賞味下さい。

その他、館内の貼り紙関係。

そしてようやく着いた大浴場。入口前に広い休憩スペースがあります。

そこにあったランドリーコーナー、洗濯一回200円。乾燥30分100円です。

そして更衣室。

お風呂は、平日でも朝夕問わず常に立ち寄りの方で混んでいます。朝6時でもそうです。(だから写真はなし)

浴槽は、ちょい熱湯とぬる湯の二つ。どちらも2~3人程度が入れる程度。掛け流し量は充分ですが、「高温のため加水あり」の表示あり。舐めると確かに、以前に泊まった他の湯の川温泉の湯より、塩味が薄い気がします。しかし掛け流し量も充分でお湯は悪くないです。サウナと水風呂もあります。水風呂は井戸の地下水だそうです。

いいお湯でした。大浴場の詳しい案内は公式サイトをどうぞ。

 

無料軽朝食

朝食はバイキングです。無料朝食ですから多くを期待してはいけませんが、やはり楽しみなものです。

会場は1階フロント隣の「すずらん」です。

バイキング全体写真。

ドリンクコーナー。牛乳と、たしか水。

おかずコーナー。

パンコーナーは、食パンのみ。

以上、全メニューでした。

盛った感じはこんな風になります。かなり質素なバイキングですが、お腹がすいていたからよく食べました。

泊まった感想

泊まった感想ですが、一般的レベルで言えば古い、暗い、バイキングがショボイで良いとこ無しですが、なにしろ値段が安く掛け流し温泉付き、しかも五稜郭タワーに似てる(それはどうでもいい)ということで、割り切って考えれば良い選択肢です。

いろいろ文句ばかり書きましたが、ぴー的には『また泊まってもいい』と思っています。人生、何より割り切りが肝心。函館のホテルの朝食で、イカめしなんか食べなくてもいいって人にオススメかも。



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