猿ヶ京ホテル(猿ヶ京温泉)

猿ヶ京ホテル(猿ヶ京温泉)

2017年9月訪問

母と温泉に行くことにしました。久々の女子旅です。

予約したのは猿ヶ京ホテル。前から気になっていた宿ですが、なかなかタイミングが合わず泊まる機会がなかったんです。今回ようやく女子旅で訪問することができました。

猿ヶ京ホテルは高台に建ってるようです。赤谷湖沿いを走りながら、2人で「どれだろうねー?」と眺めていたのですが、それらしいホテルは見当たりません。ナビの指す方向には古いホテルが建ってるだけです。

ぱーは公式サイトを、母は宿のパンフレットを見て想像していた猿ヶ京ホテルは見当たりません。

ナビに従って到着したのは、やはりさっき見た古いホテルでした。でも、反対側から見るとちょっと印象が違います。

駐車場に車を入れようとすると、門の中から係の男性が出てきて停める場所を指示されました。

“随分狭い駐車場だなぁ” と思いましたが、ちょっと離れたところに第2、第3駐車場がありました。

荷物を持っていただき、中へ。

立派な門をくぐると中は素敵な回廊。

どうやら入口周辺だけリフォームしたようです。下から見ないで、いきなりこの玄関に到着したら満足したことでしょう。

ロビーでチェックイン手続き。

お風呂の説明や食事時間を決めます。

夕食の時間がちょっとうろ覚えですが、確か17時半か18時どっちにするか?と聞かれたように思います。チェックイン可能時間が〜19時なのに、随分早い時間設定だな〜と思ったんです。そして、遅い方の時間を選びました。

 

お部屋

お部屋に案内してもらいました。部屋は5Fです。

私達の部屋はエレベーターからほど近い505号室でした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:【お日にち★限定】最大46%オフ!?クチコミ高評価★名物『豆富懐石』を最安値で味わうプラン♪
部屋タイプ:[赤谷湖を一望]ふかふかツインベッド♪■湖側和洋室■
金曜日泊 1人/12,960円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

一般的な和室より1人1,000円くらいの追加料金で和洋室にできました。

民芸調の和洋室です。

窓からは赤谷湖が一望できます。

猿ヶ京ホテルでは夜8時から語り部による民話が聞けるそうです。

保冷ではないけど水ポットも置いてありました。

冷蔵庫は差し込み式

値段表です。ビール中瓶400円は良心的。

夕食時の追加料理メニューもありました。

畳部分で荷物の整理もできるし、やっぱり和洋室はいいですね♪ 年寄り連れにはイスも必要だから、この部屋にして正解でした。

母と2人で何回も間違えたのがこのドア。

トイレだと思って開けると、そこは洗面所とお風呂。母は何回も間違えてました。

部屋にも化粧品が置いてあるのは親切。

シャンプー類もこだわってる様子。

トイレはドアの横の扉です。

浴衣の写真を撮り忘れましたが、押入れの中に浴衣と湯カゴが入ってました。髪ゴムやコットンセット、足袋もあって女性が喜びそうな品揃えです。

写真撮影を終え、お茶を淹れてお菓子を食べ、ちょっとネットでも繋いでみるかな~と思ったところで問題発生!!

本館の全客室でWifi接続が可能になりました

と書いてあったからこのホテルを選んだのに、Wifi繋がりません。「遅い」を通り越して「使えない」レベルです。これは困る!年老いた母親と2人旅でWifi繋がらなかったら、夜何をすればいいんですか!?

すぐにフロントに電話して「Wifi繋がらないんですけどルーターの貸し出しとかありますか?」と聞いたら貸し出しはない、とのこと。

不満のオーラを全開に出したら、、、、部屋変えてくれました・:*+.\(( °ω° ))/.:+

1番奥でエレベーターからは若干遠くなりますが、廊下に設置されてるアンテナには1番近いとのことで、その部屋では問題なく繋がるようになりました。

 

館内

館内を見学しながらお風呂に行ってみましょう。

エレベーターホールの窓から見た外観。これがまさに、さっき私達が赤谷湖側から見たものです。

エレベーターの中には色々な案内が掲示してあります。

1Fに降りると公式サイトに「地球のキッチン」と掲載されている売店があります。母はここでお土産買ってました。

向かいにはブティック風のお店もありました。需要はあるのでしょうか?

フロントを通り過ぎてさらに進みます。

お風呂へ続く廊下の途中に “パン工房” の看板が出ていますが、お店の入り口が見当たらなかったのが不思議です。

もう1つ不思議だったのが自販機の値段です。

ソフトドリンクはいいとして、

アルコールは自販機のビールが350ml / 450円でびっくり。さらにプレモルは350円と500円があって謎、、、。

部屋の冷蔵庫は中瓶で400円ですよ!だったら部屋の冷蔵庫のビール飲んだ方が良くないですか!?

その先には、夜8時から語り部のお話が聞けるみそ蔵があります。私達は参加しませんでしたが、お風呂に行く時に覗いてみたら結構混んでました。

改めて公式サイトを見たら、餅つきもやってて出来立てのお餅を頂きながら民話を聞けるそうです。酸ヶ湯温泉不老ふ死温泉の津軽三味線同様、こういうイベントは人気があるんですね。

 

大浴場

ホテルに到着して初めて知ったのですが、大浴場は別棟にあるんです。

お風呂に行くためには、ここで外履きに履き替えて一度建物を出なくてはなりません。

出入り口を外から見るとこんな感じ。

当日は雨が降っていたので、傘をさしての行き来は結構面倒でした。しかも年寄り連れだったので “これは失敗したなぁ” と反省しましたよ。

建物を出て道路を渡ると、浴場棟の入り口です。

門にはこのような注意書きがありました。

お風呂棟の入り口です。

入口で再びスリッパに履き替え、中に入るとすぐ横に有料の貸切風呂が2つあります。詳しくは公式サイトをどうぞ。

それらを通り越して奥に進むと、大浴場の入り口に到着。

飲泉所もありました。

お湯は加水あり、加温なし。塩素も入ってない完全放流式です。

張り切って温泉に入ろうと思ったら、撮影禁止でした、、、。

2つの大浴場は19時に男女入れ替わりますが、それほど違いはありません。どちらも天井が高く趣のある造りです。

内湯はそれほど大きくない浴槽がいくつかあります。ぱーは普段ジャグジー風の気泡風呂は好きじゃありませんが、母親は「このブクブクするお風呂気持ちいい~♪」と喜んでいたので、人の好みって色々だなぁと思いました。

お湯は無色透明のクセのない(特徴のない)お湯。わずかに温泉の匂いがします。

公式サイトに書いてある通り、床はソフトすのこで滑りにくくなっていますが浴槽のふちの木の部分が非常に滑りやすく年寄り連れには不安でした。泉質のせいかもしれません。

ところで、翌朝気付いたことがありました。なんと、旅館棟とお風呂棟は地下通路で繋がってたんです!!

ここがお風呂棟への出入り口。

ふと見ると、、ん?『こちらからも行かれます』と書いてあります。

驚いて、探検してみることにしました。

階段を降りるとまずはギャラリーがあり、

ギャラリーの前を曲がって、廊下は先に続いています。

この辺りにも客室があるようです。もしかしたら、以前はこの棟が本館だったのかもしれません。

廊下の突き当たりに階段があり、

階段を上るとお風呂棟に合流しました!

そういえば昨日から、変わった方向から従業員らしき人がやってくるのが不思議だな、と思ってたんですよね、、、。

チェックイン時にお風呂の説明をしてくれた男性が「突き当たりのあのドアを出るとお風呂があります」と言ったので「えっ!一度外に出るんですか?」と驚いたら「はい、その方が早いので」とちょっと不思議な言い方をしたのを思い出しました。

夕食

夕食の時間になったのでお食事処に向かいます。

部屋番号を告げると「4番のお部屋にお入りください」と言われたので『あれ?個室なのかな?』と一瞬期待しましたが違いました。

個室どころか、隣席との距離が結構近いテーブル席です。

会場内は賑わってました。

テーブルに着くと、最初にこれだけ並んでました。ところがお昼ご飯を食べ過ぎちゃったので、2人共食欲ゼロ、、、。

本日のお品書きです。

こちらは夕食時の飲み物メニュー。

部屋の冷蔵庫のビールは格安、自販機のビールは激高ですが、食事会場のドリンクは一般的な値段です。

こちらは野菜たっぷりの洋皿。これだけでお腹いっぱいになりそうです。

豆腐料理が自慢の猿ヶ京ホテルならではの豆腐珍味が並んでます。

お造りが出てきました。ビールはぱーの大好きなクラシックラガーで嬉しい♪

揚げ物が出てきました!絶対食べられません!!

左側の豆腐温奴はなんとか食べられました。が、母はこれにも手をつけられず「スミマセン、これ手つけてないんで、、」と蓋したまま返してました。

名物豆乳しゃぶしゃぶ。一応豆乳に投入したけど、食べられず。

シメの栗ご飯は美味。母も完食。

デザートもなんとか食べられました。実に勿体無いことした夕食でした、、、。

私達の夕食時間の選択肢は早めでしたが、19時近くになって夕食の席に現れた人達もいました。どうやらチェックイン順に夕食時間を前倒しに詰めているようです。

ホテル側の事情もあるでしょうが、もう少し融通を利かせてくれてもいいのにな~、、、。

それと、もう少し隣のテーブルとの間にゆとりが欲しい。その2点がちょっと残念な夕食でした。

朝食

朝食は同じ場所の違う部屋でバイキングです。

朝食はバイキングですが、7時半にするか8時にするかチェックイン時に確認されました。

私達は8時にお願いしました。

朝食はお惣菜が並びます。

豆腐料理にこだわる宿らしく、変わり種の納豆もあります。

面白かったのは、カウンターの中で「味噌田楽いかがですか〜?」と聞かれて、お願いすると温かい田楽を出してくれること。

下の焼きおにぎりも美味しそうで1つ取りましたが、硬くて食べられなかったのが残念。

コーンスープや焼きそばもありました。

特筆すべきはパンの美味しさ!!1Fのパン工房で作ってるのでしょうか?

デザートも数種類。

色々取ってきたらこんな感じに♪

パンとジャムは本当に美味しいので、ぜひお試しあれ!!

夕食はほとんど食べられなかったけど、朝食は美味しく頂きました。朝食会場は赤谷湖側で、このような景色を見ながら食事ができますよ。

泊まった感想

まず驚いたのは、想像していたより古いホテルだったこと。お風呂が別棟だったことも想定外でした。改めて公式サイトの館内案内図を見ると、確かに本館とは分かれていますね。全然気付きませんでした。

料理は全体的に、どれも美味しかったです。特に朝食はオススメですよ。

猿ヶ京ホテルは素泊まりプランや朝食のみプランもあるので、もしぴーと再訪することがあったらその時は朝食のみプランを選ぼうかな♪

猿ヶ京温泉は関越自動車道の月夜野ICからちょっと奥まった場所にあります。静かな環境が好きな方は行ってみてください。



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