海のホテル 一の滝(勝浦温泉)

海のホテル 一の滝(勝浦温泉)

2019年10月訪問

今回ご紹介するのは南紀勝浦温泉の素泊まり専門宿、海のホテル 一の滝です。

勝浦温泉には随分前に一度訪れたことがあります。豊富な湯量と大好きな硫化水素臭のするお湯が気に入って、いつか再訪したいと思っていたんです。

前回はホテル浦島に宿泊しました。お湯はとっても良かったです。ただホテルが大きすぎて、お風呂に行くのが大変、、、。お風呂は何ヶ所もあり、それぞれが違う方向にある、というなんとも困ったつくりのホテルでした。

今回は “良いお湯にのんびり浸かりたい” という思いから一の滝を選びました。皆さん、口コミで泉質を褒めちぎってます。これは期待が高まりますね!(^人^)

というわけで、到着。

荷物を持って、建物に向かいます。

中に入ると広々したロビー。

フロントは玄関のすぐ横、こじんまりしています。

日帰り入浴の場合は写真の奥に進むと浴室です。

自販機があります。

アルコールの値段と品揃えはこんな感じ。

広いロビーにポツンと置いてあるので目立ちませんが、電子レンジもありました。

フロントでチェックイン手続き。素泊まりですが、翌朝の出発が早くなければ支払いは翌日でいいです、と言われました。支払いは現金のみです。

鍵を受け取ってお部屋に向かいました。

 

お部屋

お部屋は2Fでした。

ロビーの階段を上って2Fに行きます。眺望自慢の一の滝は、2Fの共用スペースからも海が見渡せます。

お部屋は204号室でした。

今回じゃらんから予約したのは

プラン名:素泊まりプラン(お食事なし)
部屋タイプ:和室6畳~12畳
日曜日泊:1人 / 5,350円(入湯税別)

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とっても広いお部屋です。

公式サイトによると、一の滝は全室海向きだそうです。

驚いたのは、すでに敷かれていた布団の薄さ。敷き布団も掛け布団もびっくりするくらい薄いです。押入れから出して足させてもらいました。

広縁の奥に洗面台。

非常にシンプルですが、

なんと蛇口から出るお湯は「温泉水」だそうです!湯量豊富なんですね。

確かに部屋は海向きですが、見えるのは漁港と釣り人。ちょっと落ち着かない景色です。

お茶菓子はなし。お茶セットのみです。

空の冷蔵庫。

クローゼットの中にタオルや浴衣類が入ってます。

入口の方に戻って、

トイレ。ウォッシュレットなし!!←ぴー涙

でもなんと、トイレの水も温泉水!このパターンは初めて!!

施設は古いですがお湯には期待できそうです。

素泊まり専門宿は好みが分かれると思いますが、ぴーぱーは楽で好きです。近くに魚屋さんもあるので、そこでお刺身を買って食べる♪なんてのもアリですね。

ちなみに、部屋にドライヤー、ティッシュ、カミソリ、クシはありません。必要な方はフロントへどうぞ。

 

大浴場

では自慢のお風呂に入ってみましょう。

部屋のトイレがウォッシュレットなしだったので、ウォッシュレットを求めて彷徨うぴー。

廊下にあった共用トイレをチェックです。

あっ!あった!!

しかもキレイ。

ホッと胸をなで下ろして先に進みます。

2Fの部屋から大浴場に行く時は、廊下の突き当たりの階段を使えばロビーを通らないで行かれます。

階段で1Fに下りて、さらに進みます。ちなみに館内にエレベーターはありません。

途中に貼られていたお風呂の案内。

浴室の手前に湯上がり処がありました。

中は広々。

奥にはマッサージ機もあります。

分析書が掲示されていました。

源泉は2つあるようです。1つ目の源泉名は勝浦温泉 一の滝、汲揚量は毎分151L。源泉温度37.8℃、PH8.8のアルカリ性単純泉。

2つ目の源泉名は一の滝2号、汲揚量は毎分168L。源泉温度35.8℃、PH8.9のアルカリ性単純泉。

どちらも無色透明、微弱硫化水素臭ありです。

まずは女湯からご紹介しましょう。

トイレのような入口ですが、ここがお風呂です。

今日は日曜日。”日帰り客で混んでる” との口コミを多くみましたが、最初に入った時は誰もいませんでした。その後も、混むことはなかったです。

シンプルな洗面台。ドライヤーのみでティッシュはありません。あ、ペーパータオルはありました。

では入ってみましょう。

設備は古いですが清潔感のある浴室。

湯の花もない、全く透明なお湯です。

2つの浴槽は温度が全然違います。この “左側” とは、向かって “右側” のことです。ちょっとわかりにくいです。

温い時間帯が書かれていますが、これはつまり入浴可能時間中ずっとです。わざわざ時間が書いてあるから変化するのかと思いましたが、入れる時はいつも左側(向かって右側)が温いということです。

温いお湯の浴槽は、ずーっと浸かっていられる温度。硫化水素臭がしなければ温泉だと気付かないくらいクセのないお湯です。

浴槽の縁からお湯が溢れています。

洗い場の数も十分。

シャワーも温泉水なので温度調節はありません。そしてシャワーのみで、カランはありません。

続いて男湯です。

広い脱衣所でびっくり!

こちらも洗面台はシンプル。

分析書はの掲示は湯上がり処のみ。脱衣所にはシンプルな説明書きが貼られています。

浴室はオーシャンビュー。浴槽も女湯より大きめです。

シャワー設備と石鹸は女湯と一緒。

男湯も2つの浴槽の温度が違います。

男湯の開放感は驚きました。”海” と言っても “漁港” なので人通りはあると思いますが、それでも全面窓の浴室は気持ちがいいでしょうね。

男湯の方が日帰り入浴客は多かったようですが、混むほどではなかったそうです。

 

泊まった感想

ホテル浦島で初めて南紀勝浦温泉に入った時ほどの衝撃はありませんでしたが、それでも良いお湯でした。自家源泉なのでしょうか、全くクセのない入りやすいお湯です。

それにしても、トイレも “温泉水” の宿は初めてです。トイレを流すと硫化水素臭がするんですよ!びっくりしました。

素泊まりで気ままに温泉を楽しみたい方、海のホテル 一の滝はいかがですか?釣り好きにもオススメですよ♪



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