幸楽園(城崎温泉)

幸楽園(城崎温泉)

2016年11月訪問

ここ数年、冬になると日本海側にカニを食べに行くのを楽しみにしているぴーぱーです。

最初は福井県で越前カニ。最初だったので、カニ尽くしの料理に喜びましたが、、まあそれなりでした。

次は兵庫県の七釜温泉というところで松葉カニ。ここで食べたカニは忘れられません。もう感動の美味しさでした・:*+.\(( °ω° ))/.:+ その宿は、夕食前に今日食べるカニを部屋に連れてきてくれるんです。生きてます!動いてます!!

そこで初めて『活カニを食べなければ、地元まで来た意味がない!!』ということに気付いたんです。

その時食べたカニがこれ!その名も「浜坂カニ」

七釜温泉には数軒の温泉宿がありますが、冬はどこでもこの浜坂カニが食べられるようです。(写真は七釜温泉で食べた浜坂カニ)

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この七釜温泉、カニは最高ですが旅館自体はかなり渋いです。ぴーぱーが宿泊したのは「奥澤」という宿でしたが、他の旅館も似たり寄ったり、、という印象。でも、お湯は掛け流しのところが多いようで温泉も楽しめます。

あ、、今回は七釜温泉じゃなくて城崎温泉の話ですね(・∀・)

というわけで、再びカニのシーズンに山陰地方に行く用事ができたので『今度はどこで食べようかなぁ♪』と色々検討した結果、温泉自体も有名な兵庫県の城崎温泉を選びました。

初めての城崎温泉、調べてみると意外と掛け流しの宿って少ないんですね。なので今回はとにかく「カニへのこだわり」だけで宿を決めました。あ、あと値段もですけど(・∀・;)

予約した宿は、幸楽園。城崎の温泉街からはちょっと離れた場所にあります。

5時起きで出発したので、チェックイン可能時間の15時前に着いちゃいました。

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建物の並びに駐車場がありました。

写真は翌朝ですが、到着時は車は0台。15時前ですからね。

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入れやすかったので屋根付きの方に駐車しましたが、後で「屋根付きじゃない方に止めてください」と言われました。

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車を停めて、昔ながらの旅館らしい風情漂う玄関へ。

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時刻はまだ14時半。

「ちょっと早く着いちゃったんですけど〜」と声をかけると、まだ部屋の案内係りが来ていないとのこと。

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「良かったら、先に外湯券をお渡ししますから外湯巡りしてきたらどうですか?」と言ってくれたので、外湯パスとタオルをもらって、まずは温泉街に向かうことにしました。

温泉街は、歩いていくにはちょっと遠いです。温泉街には1時間まで無料で停められる駐車場があるので、車で行くことをオススメします。

それから、プランの特典として「外湯無料券」が付いていました。でも料金の特記事項を見ると、通常温泉宿に泊まると支払うべき入湯税150円の他に、入浴料として大人1人220円別途支払うように記載されているんです。

これは、幸楽苑に限ったことではありません。金額の差はありますが、城崎温泉の宿に泊まると入湯税の他に入浴料が徴集されるようです。そして「外湯無料券」がもらえる仕組み。つまり「外湯無料券」代として220円払っているわけですね。これには驚きました。

 

お部屋

外湯めぐりのことは別に書くとして、まずは幸楽園を紹介しましょう。

案内された部屋は、正面の階段を上った2階。

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ドアを開けてびっくり。室内にマッサージ機が置いてあります。

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今回じゃらんから予約したのは

プラン名:津居山で獲れた地元ブランド活ガニをお部屋食で!外湯巡り無料券★ 露天貸切風呂無料特典付き【2016冬暦
部屋タイプ:和室10畳(ウオシュレット付き)
平日泊:1人 / 23,760円(入湯税別)

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

高い、、、、。2人で48,000円です!!

しか〜し、もちろん全額は払ってません。じゃらんのポイントが15,000円分あったから予約したんです。

前回カニを食べた時も、同じ手を使いました。いくらカニを食べたくても、2人で5万近くなんてとても払えません。

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ちなみにこのプラン、幸楽園の中では1番高いプランです。ただの「カニ」じゃなくて「地元ブランド活ガニ」だからです。

違いはそれだけですが、1番高いプランだから一応差を付けて、部屋にマッサージ機があったのかなぁ?なんて思ったりして、、。

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年季の入った応接セット。

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翌朝の窓からの眺望です。隣は線路。

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こちらも年季の入った冷蔵庫。

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トイレはウォッシュレットを後付けしたようです。

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浴衣やタオルの他に、髪ゴムが置いてありました。

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お茶菓子は合わせ焼き。

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ドリンクメニューはこちら。ビール大瓶702円は良心的です。

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日本酒も色々あります。

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なかなか渋い部屋ですが、だからこそ24,000円で活ガニが食べられるんです。温泉街のオシャレな宿で食べようとしたら、軽く3万超えです!!

ぴーぱーは、全ての期待を活ガニに賭けます。

 

無料貸切風呂

後楽園には2つの無料貸切風呂があり、チェックイン時に予約できます。外湯巡りでチェックインがすっかり遅くなっちゃったけど、夕食前に入ることができました。

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階段で3階に上がります。

ぴーぱーが借りたのは彦星です。

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シンプルな脱衣所。

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檜の浴槽は嬉しいけど、、すごい塩素臭です。これって温泉でしょうか!?

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2つの貸切風呂は、どちらも展望風呂付きです。こちらも塩素臭、、、。

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サービスは嬉しいけれど、あまりに塩素きつ過ぎです(>人<;)

部屋に戻っても、手が塩素臭くて参りました、、、。

 

大浴場:男湯

ぴーは早々に貸切風呂を出て、大浴場に行きました。

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入る前に分析書を確認しましょう。

ちょっと読みにくいけど、源泉はタンクに貯めた混合泉だそうです。この宿は温泉街から結構離れているけれど、どうやって引湯しているのでしょう?

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供給量の不足を補うため、加水しているそうです。もしかしたら水道水の比率の方が高いかも?

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こじんまりした脱衣所。

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貸切風呂のような塩素臭はしません。

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大浴場:女湯

ぱーは夕食後に大浴場へ。

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洗面台には化粧品も置いてあります。

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男湯より一回り小さく感じる女湯。

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でも洗い場は多いです。

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ぱー的には、大浴場のお湯が一番良かった気がします。別記事で書きますが、外湯はどこも塩素臭がひどいです。外湯と3階の貸切風呂に入った後だと、大浴場のお湯は塩素臭もほとんどなくて、マイルドなお湯に感じました。

夕食

お待ちかねの夕食です。

公式サイトのプランの説明には「カニのフルコースになんと11月より解禁される地元ブランド津居山活かにを丸1杯余すところなく料理人が腕によりをかけて調理させて頂きます」と書いてあります。期待が高まる〜〜〜・:*+.\(( °ω° ))/.:+

最初に並んだのがこれ。

まず、既に茹でられた冷たいカニが出てきたのにはちょっとガッカリ、、。丸ごと出ればいいってもんじゃありません。

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カニ刺しは、量は多いけど盛り方がちょっと、、。

地魚の刺身も、鮮度がイマイチだったのが残念。

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カニすき鍋。

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最後は茹でガニも鍋に放り込みました。

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後から出てきた焼きガニは温かくて美味しかったです。

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けど、、七釜温泉は卓上で自分で焼いて食べられました。だから、常に熱々♪

しかも、こんな風に軽くしゃぶしゃぶしたカニ脚に蟹味噌を付けて食べるなんて贅沢もできました!(写真は七釜温泉宿泊時)

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お腹はいっぱいになったけど、、、。

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なんとなく不完全燃焼な夕食でした。

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朝食

朝食は会場食です。

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1階の宴会場へ向かいます。

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幸楽園の特色なのか、城崎温泉の特色なのか?館内には着物がたくさん飾られていました。

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この魚、この後山陰地方の宿の朝食でよく出ました。山陰地方の定番魚ですか?

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泊まった感想

夕食はちょっとガッカリでした。数ある城崎温泉の宿の中でも、1番カニへのこだわりがありそうだったから選んだのに、、、。

施設が古いのは想定内だったので別にいいです。それから、お風呂が循環なのも承知の上でしたから我慢します。

でも、冷えたボイルガニが出たのはちょっと残念でしたね、、、。

次はいつカニを食べに日本海側に行けるかわかりませんが、ぴーぱーのカニ旅はまだまだ続きます。



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